堀田真由　「人より努力しないと、人並みになれない」“なんでもできる”イメージの裏で積み上げてきたもの

俳優の堀田真由（27）が、7日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演。10年続けたバレエから俳優での苦悩をフランス・パリで語った。

今年でデビュー10年目となり、演じてきた役は数知れず。オファーがあれば本格ミステリから青春学園モノ、果ては大河ドラマに至るまで完璧に与えられた役を演じる。堀田とはなにかと縁があるという番組MCの山本舞香は堀田について「すごく器用なイメージがあるかな。どの役やっててもその役に憑依（ひょうい）するじゃないけど、顔も変わる」と語る。そばから見れば、その実績は才能があってこそ成し遂げられたものにも見える。しかし華々しく彩られた彼女のキャリアは、人には見せない努力によってこそ築かれたものだった。

「本物はやっぱり全然違いますね」と、1875年に完成したパリのシンボルのひとつ、オペラ座ガルニエ宮を訪れた堀田。バレエ・オペラの殿堂として世界的に知られ、世界最古の国立バレエ団も拠点を置く劇場に足を踏み入れると、その気品と格式、積み重なった歴史の重みに圧倒される。思わず声をひそめて「バレエを習っているときは遠い存在だったので、まさか違う形で、女優としてオペラ座に来てるというのがちょっと…6歳の私には想像できなかったと思う」と話すと、今の自分にもつながる、6歳から10年間続けていたバレエについて語り始めた。