リロ役・永尾柚乃が“MOMONAお姉ちゃん”に愛の無茶ぶり!山寺宏一も思わず感涙「こっちにもハンカチください」【映画『リロ&スティッチ』】
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ディズニーの人気アニメーション作品を“完全実写化”した映画『リロ&スティッチ』が6月6日(金)、ついに全国で公開開始。日本に先駆けて公開されたアメリカでは記録尽くしの大ヒットとなっているなか、3日(火)にはスティッチ役の山寺宏一ら豪華日本版声優陣が登壇するハンカチ必須の“号泣上映会”が実施。サプライズで駆け付けたリロ役・永尾柚乃からの無茶ぶりで、リロの姉・ナニ役のMOMONA(ME:I)が劇中歌「アロハ・オエ」を生歌唱した。
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アニメーション版に続き本作品でもスティッチの日本版声優を務める山寺は、「初めてスティッチの声を演じたのはもうずいぶん前のことです。当時のことを思い返そうと思ってスマホの写真見返してみたら、2004年からしかなかったです。クリス・サンダースさんが個性的な声でスティッチを演じていて…」と振り返ると、続けて「こんな変な声出せないと当時は思っていました。ジーニーもドナルドの声もやり、『もう山ちゃんはいいだろう!』と自分では思っていたんですけど、『ちょっと誰にもできなさそうなので山寺さんお願いします!』と言われ、やってみたら意外にもできたんですね」と当時の状況を明かした。
するとここで、山寺が「海君(中村)もスティッチの真似できるんだよね!?」と中村にモノマネを振ると、中村は「ご本人を前にすごくハードル高くなっちゃうんですけど、ぜひこの場を借りてやらさせていただけたら嬉しいです!」と意気込み、「ボク、スティッチ!」と見事なモノマネを披露。会場を沸かせ、山寺も拍手を送った。
また、“オハナ<家族>”の大切な絆を描く本作にちなみ、家族との絆を感じたエピソードを聞かれた声優陣。厳しいオーディションを共に勝ち抜き、デビューを勝ち取ったMOMONAは「ME:Iのメンバーたちが“オハナ<家族>”です。今回、『リロ&スティッチ』の声優に決定して、初めての収録に挑む前に、メンバーのKEIKOが2人で撮ったプリクラの写真をいれたお守りを作ってくれたんです。『これで頑張ってね』って言ってくれて、本当に力が湧いてきたので、本当に大事な“オハナ<家族>”だなって思っています!」と語る。
その言葉を待っていたのか、ステージにはME:Iのメンバー8人がサプライズで登場。予想外の展開にMOMONAは「このイベントの前も皆でお仕事してきたんですけど、すごくうれしいです!今ギリギリ耐えてます!結構ガチで耐えてる!本当に大好きなんですよ!」と涙。
一足先に本編を鑑賞したメンバーのSHIZUKUは「今回、私たちME:Iの愛すべきリーダーMOMONAちゃんの晴れ舞台を見届けるために、サプライズでみんなで来ちゃいました!私たちも、スティッチたち“オハナ<家族>”のような関係性を目指して、これからもMOMONAちゃんと共に全員で一緒に頑張っていきたいなって思います!」と想いを贈り、会場は温かな歓声に包まれた。
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さらにこの日は、残念ながら登壇が叶わなかったリロ役・永尾柚乃からのサプライズメッセージがスクリーンに上映。永尾は「本日は、こちらの舞台挨拶に参加できなくて、本当にごめんなさい!映画は本当に感動できて、涙なしには見れないと思うんです。そこで、私からプレゼントを用意しました。皆様にお配りの袋の中、ハンカチが入ってませんか?映画は最低3回泣いちゃうと思うので、表と裏だけでは足りないのはご了承ください」と、涙を拭うためのハンカチを全員にプレゼントした。
そして永尾は、劇中で姉妹を演じ、これまでのイベントでも本物の姉のように慕ってきたMOMONAに「MOMONAお姉ちゃん!柚乃からのお願いが一つあります!私はMOMONAお姉ちゃんが劇中で歌う“アロハ・オエ”が大好きです。この歌は、リロとお姉ちゃんのナニが離れ離れになってしまいそうなときに、ナニがリロを励ましてくれる歌なんです、MOMONAお姉ちゃん!本日ご来場の皆様に“アロハ・オエ”をご披露してください!」と生歌唱をお願い。これに対し、MOMONAは「うわー、今日凄いですね!サプライズから無茶ぶりまで!でももちろん歌いますよ!」と回答。すると、登壇できなかったはずの永尾がまさかのサプライズで姿を現した。
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駆けつけた永尾は「間に合わないはずだったんですけど、なんとか間に合いました!MOMONAお姉ちゃんの“アロハ・オエ”はもちろん大好きなんですけど、“アロハ・オエ”はリロとナニ2人の曲なんです。そしてフラダンスの練習もしてきました!」と、生歌唱とフラダンスの生披露を提案。そして、MOMONAの力強い歌声と、永尾の可愛らしいフラダンスが披露され、会場は上映前から感動の渦に包まれた。
山寺は「こっちにもハンカチください。ちょっとヤバいですね。お互いを思う気持ちがここで生まれている感じがして。僕は劇中のシーンを知っているので、その場面とも被っちゃって…。この生のウクレレと素敵な歌声ともに素晴らしかったです」と涙。中村も「めちゃくちゃ感動しましたし、生でこの曲を聴けて本当にうれしいです!僕はTravis Japan として日本版エンドソングの『バーニング・ラブ』を歌ってるので、いつか皆さんの前で歌えたらなと思いました!」と語った。
イベントの最後には、山寺が「最初は『号泣上映会ってどんだけハードル上げるんだ!?』と思っていましたが、皆さんのサプライズ登場とお二人の“アロハ・オエ”で僕が号泣してしまいました。この作品は見る人それぞれによって色々な感じ方があって全然いいと思うんです!アロハという言葉に“愛”、“思いやり”、“大好き”などいろんな意味があるように、この作品は本当に“アロハの精神”が全部詰まった素敵な作品です。きっと皆さんの心を温かくしてくれると思います。この上映会から“オハナ<家族>”の輪がどんどん広がって、たくさんの人に見てもらえたらと思います」と熱いメッセージをおくり、幕を閉じた。
映画『リロ&スティッチ』は、6月6日(金)より全国の劇場にて公開中。日本での公開に先駆け、アメリカをはじめ世界各国で5月23日(金)より公開された本作は、全米でメモリアルデー週末4日間としては歴代No.1のオープニング記録となる興行収入1億8,300 万ドル(※日本円で約261億円)で堂々のスタートを切った。その勢いはとどまることを知らず、公開2週目を迎えたアメリカでは5月30日(金)~6月2日(日)の3日間で全米興収6,300万ドルを記録し、2週連続のNo.1を達成。
同日公開の大人気映画シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を大きく引き離し、累計2.8億ドル(※日本円で約400 億円)を突破。現在2025年の全米興収ランキングトップの『マインクラフト/ザ・ムービー』の4.2億ドルに迫る勢いで非常に好調な成績を記録しており、世界興収もすでに6億ドル(※日本円で約870 億円)を突破している(※Box office mojo 調べ/※1ドル=143円 6月1日時点)。