成田凌と仲村トオル 『ブラック・ショーマン』出演決定!東野圭吾×福山雅治×有村架純の最強タッグに参戦
2025.6.6 12:15
東野圭吾原作、福山雅治、有村架純が初共演する2025年9月公開の映画『ブラック・ショーマン』に、成田凌と仲村トオルの出演が決定した。成田は事件の容疑者の一人とされる天才漫画家を、仲村は物語の発端となる殺人事件の被害者を演じる。
東野圭吾による小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫刊)を原作とする本作は、国内累計発行部数87万部を突破した人気作。2020年の発行以来、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれている大ヒット小説がついに映画化される。
福山雅治演じる主人公・神尾武史は、ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで、息を吐くように嘘をつくという超個性的なキャラクター。そして、福山と初共演となる有村架純は、武史の姪であり実父が何者かに殺されたことをきっかけに、武史とバディを組み殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世を演じる。
このたび、新たに出演が明らかになったのは成田凌と仲村トオル。成田は大ヒット漫画『幻脳ラビリンス』の原作者で天才漫画家・釘宮克樹役を演じる。殺害された神尾英一のかつての教え子で、神尾真世とも同級生だった人物だ。中学生時代は地味な生徒であったが、今や町一番の出世頭として周囲から一目置かれている。英一殺しの”容疑者の一人”として疑いをかけられている。
成田はこの出演について「この度はブラック・ショーマンに出演させていただきありがとうございました。久々の田中監督、優しく、つよく、現場を包み込み、俳優部に寄り添ってくださったので、僕は最大限自分の力を発揮できたと思います。そして、福山さんとご一緒できたこと、有村さんをはじめとする同世代の方々と共演できたことはとても刺激的で、自分を奮い立たせていただきました。現場レベルでたくさんの驚きや感動があったので、完成したらどうなっちゃうんだといまから楽しみです。みなさまもぜひご期待ください」とコメントしている。
一方、仲村トオルは神尾英一役で出演。武史の兄、真世の父で、今回の殺人事件の被害者だ。元中学校教師であり、生徒一人一人に熱心に向き合う姿勢から非常に慕われる存在だったが、同じ中学に通う娘・真世にとっては親が教師という立場上やりにくい部分があり、以来、親子の間に微妙な距離ができていた。真世の結婚式を2か月後に控えていた矢先に、何者かに自宅で殺害されてしまう。
仲村は「東野さん原作、主人公が福山さんという【黄金タッグ】で、既に素晴らしい作品があるので、お声掛けいただいたときは嬉しかったですし、世界観を乱さず力になれるように、と当初はプレッシャーめいたものがありました。レベルの高いエンタメ作品に仕上がると思いますが、兄弟や父娘のとても深く、温かく、でも切なさもあるような〈絆(きずな)〉のストーリーが底辺には流れていて、多くの人に共感していただけるような作品だと思います」と期待を寄せている。

映画『ブラック・ショーマン』は、「コンフィデンスマンJP」シリーズなどで知られる田中亮監督がメガホンを取り、脚本は『119エマージェンシーコール』『降り積もれ孤独な死よ』の橋本夏が担当。2024年10月下旬から2025年5月下旬まで撮影が行われ、2025年9月12日に全国公開される。

映画『ブラック・ショーマン』は、2025年9月12日(金)より全国公開
公式HPはこちらから