「鳥肌立ちまくり」「素晴らしい」 静(広瀬アリス)VS愛花(志田未来)の圧巻演技に絶賛の声 『なんで私が神説教』8話
2025.6.3 12:15愛花の言ったことは本当なのか―?2年10組の教室に入った静に、生徒たちの質問が飛ぶ。生徒たちの質問に答えられない静は、この場を取り繕うだけの言葉は言いたくないからと、1日だけ待ってほしいと頭を下げる。とはい言ったものの、生徒の前で何を話したらいいのか頭を抱える静に、京子が「もし、しーちゃんの生徒があなたと同じようなことをして悩んでいたら、その子を人殺しって責める?」と聞く。その言葉に、静はヒントを見つけ…。
翌日、2年10組の教壇に立った静は、一晩考えた説教メモを伏せ、自分の言葉で話し始める。大学の頃からSEEというハンドルネームで日々の思いをネットに投稿していたこと、そのうち自分の考えは何でも正しいと錯覚するようになってしまったこと、そして花恋のこと……。
花恋に送った『つらかったら逃げてもいい』という言葉は、『生きることから逃げろ』という意味ではなかったが、自分が当たり前に伝わると思っていることが、他人にも通じるとは限らない。少なくともあの時の花恋に、『逃げればいい』という言葉は適切ではなかった…。
「愛花先生のおっしゃる通り私は…人殺しです」。しかし、話を聞いていた彩華(豊嶋花)が「それで人殺しなんて…やっぱりおかしいです」と口を開く。すると静は「私もそう思います」と返答。「だから今から私は私を責める自分自身に説教するつもりで話します」。そう宣言して静は再び語り始める。
「私の本当の贖罪(しょくざい)は自分の言葉を封印することじゃない!あの子のように悩んでいる子を救うことです!」―。2年10組の生徒たちと出会って、教師をしてみて、そう思えるようになった。
そして言葉の大切さを語り、「まだ私をこのクラスの教師でいさせてください!」と頭を下げる静に彩華が声をあげる。「私はこれからも先生と話したい!」。それは、2年10組、全員の総意で――。
