松下洸平「ここにきてお袋の味に出合うとは」 ニューヨークで知った母の愛情に感謝

2025.6.2 11:20
松下洸平の写真

俳優の松下洸平(38)が、31日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。アメリカ・ミューヨークを訪問した今回、「最後に来たのが中学3年生くらい」という松下はテンションが上がる。過去に2回ほど訪れたが、いずれも画家であり、芸術方面への関心が強い母親に連れられての旅だったと言うが、今回も訪れた先で家族との思い出がよみがえった。

アッパーマンハッタンに位置し、ブラックカルチャー発祥の地、ハーレム地区を訪れると、かつて家族と訪れたレストランを再訪した松下。1962年創業の『シルヴィアズ・レストラン』で松下が注文したのは、ハーレム地区のソウルフードであるコーンブレッドだ。実はこれが思い出の味だと言い、「コーンブレッドを母親が大好きすぎて、インターネットもない時代なので帰国後にわざわざ日本からレストランに電話をかけてメニュー調べて作ってくれて、今でもお袋の味はここの味」と話す。

とうもろこし粉の甘い香りが漂うコーンブレッドがやってくると、松下は手づかみで口に頬張る。「おいしい!最高!」と満面の笑みを浮かべ、「でも実家の味です」とコメント。「ここにきてお袋の味に出合うとは思わなかった」とほほ笑んだ。

かつて家族で訪れたレストランで、料理を口に運ぶほど懐かしさが広がる。そうしてこみ上げてきたのは、やはり母への思いだった。

ニューヨークに何度か連れてきてくれた母親だったが、今回の出演に際し当時のことを尋ねたという。「めちゃくちゃお金なかったらしくて、小銭を貯めて、僕と兄貴を連れてきてくれたみたいなんですよ」と言い、子どもだった当時は想像することもできなかった母の苦労を知った。無理をしても子どもたちをアメリカに連れて行ったのは、松下ら子どもたちのためだったとのこと。

「僕がHIPHOPが好きだったりダンスやアートが好きだったから、日本で見られるものだけじゃなくて、本場のニューヨークで見られるものを僕たちに見せたいっていう思いで連れてきてくれたみたいです」と、今回はじめて知ることになった母の思いを明かす。

苦労しながらも連れ出してくれたからこそ得た経験は今にもつながり「当時あそこで経験したことが今の自分のものづくりのルーツになってると思うし、自分の生き方のルーツを作ってくれてる気がする。そんな経験を若い頃にさせてくれたっていうことが、まず感謝ですよね」と、思い出の味とともに母の愛情をかみしめた。

【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!

写真提供:(C)日テレ

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル