ディーン・フジオカ　映画『父と僕の終わらない歌』登場シーン本編映像が解禁

2025.5.31 13:30

寺尾聰と松坂桃李が主演を務める映画『父と僕の終わらない歌』。この度、ディーン・フジオカが演じる亮一の登場シーン映像が解禁された。

絶賛公開中の本作は、アルツハイマー型認知症の父と息子が奏でる感動の物語。実際にイギリスで起きた実話をもとに、日本を舞台に再構築された作品だ。父・哲太役の寺尾聰が16年ぶりの映画主演を務め、息子・雄太役を松坂桃李が演じている。

今回、解禁された映像では、父・哲太のレコードデビューのチャンスが遠のいてしまった最大のピンチに、満を持して登場する亮一の姿が。「あの一、何かあったんですか？」と飄々とした様子で声をかけ、「何かお手伝いできることがあるかもしれません。僕一応、音楽やってるんで」と爽やかに提案する場面が描かれている。

ディーン・フジオカは、過去の共演以来”親父（オヤジ）”と慕う寺尾からのラブコールもあって出演を決めたことを明かしている。劇中では、若手音楽デュオ「泡く、脆く。」が楽曲提供した『弱者の唄』という、ダウナーでクセになる楽曲を披露しており、鑑賞者からは「ディーン・フジオカの亮一、少しの登場だけど印象強すぎ！」「さすが、ディーンさんがディーンさん過ぎた」などの反響が寄せられている。

また、本作が『2025上海国際映画祭日本映画週間』へ出品されることも決定。映画祭側からは「題材・俳優陣・音楽などいずれの点においても大変にレベルが高い作品である」と高い評価を受けている。

《ストーリー》
かつてレコードデビューを夢見たものの、息子・雄太のためにその夢を諦めた父・哲太。
横須賀で楽器店を営みながら、時折地元のステージで歌声を披露しては喝采を浴びてきたユーモアたっぷりで人気者の哲太は、ある日、アルツハイマー型認知症と診断されてしまう。
全てを忘れゆく父を繋ぎ止めたのは、彼を信じ支え続けた息子、強く優しい母、強い絆で結ばれた仲間、そして父が愛した音楽だった――。
大好きな歌を歌う時だけ、いつもの父さんが戻ってくる。父さんの夢は僕ら家族の、皆の夢となって再び動き出す―。