渋谷区で「みんなの妊活研修」開催 パートナーに妊娠・出産の話題どう話す?有識者の実体験交えたトークセッションも

2025.5.30 19:50
「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」の写真

生理用品やベビーケア用品などを手がける衛生用品メーカー『ユニ・チャーム』は5月23日(金)、一般社団法人 渋谷未来デザインと共同で「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」を渋谷区在住・在勤の人を対象に開催。「妊娠・出産」に関する正しい知識と理解を促進し、性別や年齢を問わず多様なライフプランの選択肢を広げることを目的としたプログラムとなっている。

企業・自治体・団体に向けて提供されている本プログラムは、性別や年齢にかかわらず、すべての人が「妊活」に関する正しい情報を知ることで将来の選択肢を広げられる社会の実現を目指す「『妊活の選択肢を、もっと。』プロジェクト」の一環。「妊娠・出産」に関する正しい知識を学び、自身のキャリアやライフプランについて考えるきっかけを提供し、職場や家庭など周囲の理解を促進することで、一人ひとりが自分らしく生き、働ける環境づくりを目指しているという。

「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」の写真
第2部 Q&Aセッションの様子

渋谷区に在住・在勤の人を対象とした今回は、研修とトークセッションの2部構成で実施。20代~50代の幅広い層から約60名が参加。第1部では、ユニ・チャームの講師が身体の仕組みや妊娠に関する知識、将来設計に役立つ情報について解説した。

【第1部】「ソフィ知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」概要

・自分のカラダについて
・ライフプラン・キャリアプランについて
・「妊活」を知ることから始める意義
・妊娠に向けたさまざまな選択肢について

講師:ユニ・チャーム株式会社 グローバルフェミニンケアマーケティング本部・村上真菜

「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」の写真
第1部 研修の様子

第2部のトークセッションには、渋谷区副区長の松澤香氏をはじめとする多様な登壇者が自身の体験や考えを率直に語った。松澤氏は、自身が弁護士としてキャリアを築く中での出産経験を共有し、「誰もが安心してキャリアと育児を両立できる環境整備が必要」と述べた。また、戦略コンサルタントの伊藤寿和子氏は、「パートナーに妊娠・出産の話題をどう話すかが難しく、結婚前に話題にすると重いと思われないかという葛藤があった」と実体験を語り、普段なかなか人には聞きにくい話題について参加者の共感を集めた。

Q&Aセッションも行われ、参加者からは「生理や妊活の話題がオープンにしづらい」という声が。ユニ・チャームのジャパンブランドマネジメント部長・長井千香子氏は、自社アプリ『ソフィBe』を活用した、自分の体調や気持ちをパートナーと共有する工夫を紹介しつつ、「プレコンセプションケア(女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す取り組み)の義務教育化」の必要性について提言した。

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(左から)松澤氏、伊藤氏、長井氏

「妊活の選択肢を、もっと。」プロジェクト公式サイトはこちら

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