MISIA　デビューのきっかけは父が見つけた怪しいビラ？“電信柱から紅白のトリへ”見事なシンデレラストーリー

そんな時に父親が見つけたのが駅近くの電信柱に貼ってあったオーディションのビラ。父親はそのビラを剥がして持ち帰り「あったぞ！」と意気揚々と帰宅してきたのだとか。電信柱のビラという怪しさ満載の状況から、最初は「そういうのじゃない」と思っていたそうだが、母親から「お父さんがね、丁寧にこうやって…」とビラを折りたたんで持ち帰ってくれたことを聞かされると胸に来るものがあり、結局そのオーディションを受けに行ったのだそう。

実はレコード会社の関係者が開催するちゃんとしたオーディションだったそうで、そこで見事合格したことがデビューにつながったのだという。堀内健は「電信柱に貼る会社なんてろくな会社じゃないよ」と呆気（あっけ）にとられ、有田哲平も「電信柱から紅白（歌合戦）のトリにいったんですか！すごい夢あるな～」と驚きを隠せなかった。

あまりにもこのエピソードが盛り上がりすぎて戸惑ってしまったのか、MISIAは「ごめんなさい、電信柱じゃなくて壁だったかも…」と、エピソードのキモになる部分をあいまいにしようとしてしまい、「ウソなんですか？」「何ちょっと美談にしようとしてるんですか」とスタジオ中から突っ込まれた。だが、そのビラがきっかけでデビューにつながったことは間違いなく、上田も「シンデレラストーリー」と驚いた様子。有田からの「それ（ビラ）が無ければ変わってましたもんね？」という質問にMISIAは「そうですね」と答えつつ「でも違う形で音楽はやっていたと思います」と当時から持っている音楽に対する強い思いを語った。

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写真提供：（C）日テレ