八木勇征、主演ドラマで最優秀俳優賞!韓国で開催『第1回アジアショートドラマアワード』ショートドラマ『最期の授業』
2025.5.28 18:45
ダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」の八木勇征が、5月28日に韓国・釜山で開催された「第1回アジアショートドラマアワード」で最優秀俳優賞を受賞した。
受賞作は、日本テレビ制作のオリジナルショートドラマ『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』。八木は主演として全43話に出演し、その演技が高く評価され、作品は2024年11月26日より、ショートドラマ配信アプリ「UniReel」で一挙配信された。
「最期の授業」は音楽教師の丸山武(八木)が同僚であり恋人の今泉理恵(堀未央奈)を死に追い込んだ未来高校3年F組の生徒たちを卒業式前日に音楽室に集め、“最期の授業”の名のもとにデスゲームを仕掛ける物語。八木の“狂気の演技”が話題を呼び、配信開始から注目を集めている。

「第1回アジアショートドラマアワード」は、日本・中国・韓国が共同で立ち上げた国際アワード。再生数やSNSでの話題性、海外展開の実績などをもとに、ショートドラマの優れた作品や俳優、配信プラットフォームを総合的に評価する。短尺コンテンツの可能性に光を当て、アジア発エンタメの新たな基準をつくることを目的としている。
表彰式では、2025年4月までに制作された日中韓3カ国の作品と出演者を対象に、15の国と地域で配信された約1000本の中から、「大賞(ベスト作品賞)」や「最優秀俳優賞」など、全10部門の受賞作・受賞者が発表された。
◆八木勇征 コメント全文
(コメント動画はこちら)
FANTASTICSの八木勇征です。この度は、「第1回アジアショートドラマアワード」で「最優秀俳優賞」という素晴らしい賞をいただくことができ、とても光栄です。ありがとうございます。受賞の知らせはマネージャーさんから聞いたのですが、とても驚きましたし、第1回ということで記念すべき最初の受賞者に選ばれたことを心から嬉しく思っています。
『最期の授業』という作品では、命や生徒たちと向き合いました。演じる前も、演じているときも、作品が終わったあともすごく考えさせられる役だったなと改めて感じています。1人1人の命に対して向き合う1人の人間としてのあり方や、なぜこういう経緯に至ったのかなど、役に対してのアプローチやどういうバックボーンがあって挑むのかということをすごく考えた作品でした。僕自身、新しい“引き出し”が生まれた作品だったと思います。なので、今思い返してもあの日々をすごく新鮮に感じます。
撮影中のエピソードなのですが、プロデューサーの鈴木努さんと生徒役の子たちとの距離感について話し合い、カメラが回っていないときの接し方で今までと違ったアプローチをしました。楽屋や待機場所も先生役の僕と生徒役の俳優のみなさんを別々の場所にしてもらい、あえて話をする環境を作りませんでした。もちろん、撮影が終わったあとは楽しく話しましたが、撮影期間は話しませんでした。それが作品にいい緊張感を生み出せた理由のひとつだと思います。生徒役の子たちには、あのとき怖い思いをさせてしまって申し訳なかったなと思います(笑)
この作品に携わったすべてのみなさんに感謝し、僕自身これからも、1人の人間として、1人の俳優として、1人のアーティストとして誠実にひとつひとつの作品と向き合っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします。
◆脚本・プロデューサー 鈴木努 コメント全文
映像を通してこの世の中に生きた証を残そうと誓って作った「最高にパンクな作品」。素敵な賞を受賞できたこと、心からうれしく思います。八木勇征さんが“教師であり怪物である”主人公を圧巻の集中力で演じてくれました。八木さんのあの“狂気”の演技は、現場で見ていても鳥肌が立つほどで、その覚悟の芝居が、作品のリアリティを生み出しました。そこに呼応した若い俳優の皆さんの熱いお芝居がまた一段、作品を押し上げてくれました。
“俳優・八木勇征”さんの覚悟と情熱に、心から敬意を表します。受賞、おめでとうございます。
このチャレンジングな作品を作るチャンスをくれたCOL武川さん、HUUM家城さん他、製作委員会の皆さま、作品を共にした松永洋一監督、坪ノ内プロデューサー、QREATION米永圭祐さん、関戸かのんさん、塩崎茜さん他、スタッフの皆さまに感謝申し上げます。

◆監督 松永洋一 コメント全文
八木さん、受賞おめでとうございます。今でも、あの短くも濃密な時間が忘れられません。
この受賞は、あの時この作品に携わった全ての人にプライドと勇気を与えてくれます。
それはこの作品に魂を込めてくれた八木さんのお陰です。「先生」の目の芝居や息遣いに見える深い悲しみ、体全身から湧き出てくる怒りに恐怖しないヒトはいないでしょう。
観て頂く方々に、この作品が映画やテレビに負けないコンテンツだと証明出来たのがたいへんうれしいです。
【番組概要】
『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』
<出演者>
八木勇征 / 菊池日菜子、田鍋梨々花、山中柔太朗、星乃夢奈、志田こはく
大倉空人、加部亜門、松本怜生、みとゆな、松本大輝
藤本洸大、今森茉耶、木下暖日、葛西杏也菜、向井怜衣
小田惟真、吉田叡史、中島結音、伊藤愛依海、八神慶仁郎/堀未央奈
アプリ:2024年11月にローンチされる新ショートドラマアプリ『UniReel』(ユニリール)にて配信
配信:2024年11月26日から全43話一挙配信、1話数分の予定
【「アジアショートドラマアワード」とは】
日本・中国・韓国の3か国が連携し、ショートドラマ分野で活躍する作品・俳優・配信プラットフォームを表彰する国際アワード。
SNSで話題を集めた作品や、海外でも人気を広げたシリーズなど、アジアで注目されているショートドラマの「今」を、再生数や配信力、演技力など多方面から評価する。第1回は、2025年5月28日に韓国・釜山で開催。全10部門でノミネートが発表され、アジアのショートドラマ界を代表する作品や人物が選出される。
【表彰部門】
大賞:再生数・収益・国際展開など総合的に最も優れた作品
最優秀国際流通賞:海外展開・多言語対応に優れた作品
最優秀IP開発賞:シリーズ化やスピンオフ展開が期待される作品
最優秀広告導入賞:広告やブランドとの連携で高い成果を上げた作品
地域市場開拓賞:各国・地域で独自に人気を広げた作品
ベストトレンド賞:SNSやネット上で話題を集めた作品
最優秀AI活用賞:制作工程にAI技術を効果的に取り入れた作品
最優秀ショートドラマブランド賞:多数の作品を安定的に制作・配信したプラットフォームや会社
アジア産業貢献賞:ショートドラマ産業の発展に貢献した団体
最優秀俳優賞:演技力とショートドラマでの存在感を評価された俳優