柄本時生　「人生で初めててなくらいエゴサしました」大切な仲間とともに手掛けた作品だからこその苦悩　

柄本にとって大きな挑戦となった『錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜』であるが、その挑戦を終えた今、さらに次の目標があるという。MCの今田耕司から「1回やってみて大変だったっていう経験も積んで、そっからまたやってみたいと思うのか、もういいわと思うのか」と聞かれると、「元々やりたいものが1個あって、その1個をやれたら、プロデュースは辞めようかなって思ってます」と答えた柄本。まだ作品を引き受けてくれる監督も見つかっておらず、自分のなかで構想をブラッシュアップしている最中というが、「面白いです。楽しいですよ」と話す。企画を持ち込み監督に却下されたこともあると言うが、「断られるってことは、まだ考えろってことじゃないですか。ダメってことは考えていいんだってまだ。ここで終わってないんすよ、プロットっていうものが」と続ける。最後には「まだ自分のなかでいっぱい、いっぱい大きくなってくんだって思ったら、そりゃ面白くていいものだな」と、これから生み出されるであろう新しい作品への期待を、楽しそうに語った。

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