志尊淳「誰も応援してくれてない」芸能界入りを果たすも家族との関係性から家出を決意…17歳にして芽生えた覚悟とは

順調な船出に思えた志尊だったが、自身の活躍に関心を持たない姉や兄をはじめ、家族との関係性は次第に冷え込んでしまう。

家族からの冷ややかな言葉や態度に「ああ、なんだ誰も応援してくれてないじゃん」とショックを受けた志尊は、17歳にして「“もう僕は1人で家を出る”っていう気持ちになって」と、家出を決意。家族には引っ越し先も告げず、連絡を絶ったのだとか。

当時の心境について、母親は「本当に毎日憂鬱（ゆううつ）でもう何とも言えない日々でした。連絡しても返信ないしみたいな。あぁだからやっぱり 淳は覚悟を決めているんだなって。 すっごい複雑な思いで毎日毎日過ごしていましたよ」と、息子の名前を口にするだけで涙が出ていたと回顧した。

その後、家族からの連絡を受け久々に母親らと再会した志尊は、そこで涙を流す母親の姿を目の当たりに。さらに兄から「母親泣かせるってどういうことかわかってんのか」「二度とと帰ってくんじゃねぇ勘当でいいから」と告げられたという。

それでも、一連のエピソードに番組MCの山崎育三郎が「17歳でその覚悟を持てるっていうのが、それが淳ちゃんのこの活躍につながっていたとも思う」と伝えると、志尊は「やり方は絶対正しくないやり方でしたけど、あの時期は、今思うとですけど、あってよかったし、家族も突き放してくれてよかったなって思いました」と前向きに振り返った。

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写真提供：（C）日テレ