日本人女性が持ち帰った大量の荷物…空港税関職員のアン ミカが見破った、驚きの手口と薬物や金ではないまさかの密輸品とは

アン ミカ監視官が目をつけたのは、先ほど確認した箱買いのシリアル。そして友達へのお土産だと口にする女性たちに、アン ミカ監視官は「このシリアル一箱に、数十万円も払うようなお友達でしょう」と言葉を投げかける。

実はこの女性たちがシリアルの箱に隠していたのは、なんと生きた小さなカメ。ワシントン条約で輸入規制がされている、バーランディアゴーファーガメという希少種を、安価で取引されているメキシコで入手し、日本へ持ち込もうとしていたのだった。

密輸が発覚しないよう、段ボールに大量のシリアルを詰め、奥の方に入ったシリアルの袋にカメを隠していた今回の手口。アン ミカ監視官は、密輸を見破ったきっかけとして、「1つは、あのシリアルの箱を調べた時ね。下の方に入っていた箱が、ほんの少しだけ膨らんでいるように見えたの」ときっかけを明かし、「2つ目は、しきりに時間を気にしていたこと。きっとシリアルの中でカメが窒息しないか心配していたのね…。薬物でも金の密輸でもないし…残るは動植物。総合的に推理したって感じかしらね」と続けた。

【TVer】最新話を無料配信中！
【Hulu】最新〜過去話配信中！

写真提供：（C）日テレ