『名探偵コナン』に登場したトリックはホントにできるのか？芸人たちが身体を張って大検証！意外な結果に

最後に検証したトリックは『ペットボトル酸素ボンベ』。これも文字通りペットボトルの中に入った空気を水中の人に吸わせることで酸素ボンベのような役割を果たす、というもの。

これは、高校時代に水球選手として兵庫県選抜に選ばれていたというお笑い芸人・じゅんいちダビッドソンが、その泳力を買われて検証に挑むことに。アニメでこのトリックが行われている映像を見たじゅんいちは、「理屈はいける」としつつも「コナンの水泳のレベルが高すぎる」と及び腰。アニメでは深さ12mの地点にヒロイン・蘭が沈んでいたのだが、今回は安全を考慮して深さ3mのプールを使って検証することに。プロのダイバーさんが蘭役として3mの底に沈んでおり、そこに空気の入ったペットボトルをじゅんいちが持っていく、ということになる。

検証の条件を確認したところで、スタジオゲストの俳優・松坂桃李は「ペットボトルの空気が邪魔をして潜りにくいんじゃないか」と、失敗を予想していた。

そしていざ検証スタート。大きな空のペットボトルを持ったままじゅんいちがプールの底へと潜り、どうにかこうにか蘭役のダイバーさんの元へと到着。そしてボトルの口の部分をくわえさせ、ボトルを握って空気を送ってやると、ダイバーさんからは「空気が吸えた」というOKサインが飛び出し、見事検証は成功！

実際に空気を吸ったダイバーさんは「全然吸えます！」「（ボトルを）押していただいた時とかめっちゃ（空気が）出てくるんで」と、実際に使えそうな方法であると説明していた。

だが、ボトルを運んだじゅんいちは「水球やってた人間が（沈んだ人に到達するまでで）ギリギリなんですよ」と、かなり大変であることを説明し「コナン、半端ない！」と、改めてコナンの超人ぶりをアピールしていた。

結果を受けて松坂は「めちゃくちゃ面白かった～」と感心していたが、千鳥・大悟は「よう考えたら（名探偵コナンを放送している）日テレの番組でコナンのトリック検証して“できない！”ってあんまり言わんやん…」と冷静に語り、スタジオの笑いを誘った。ともあれ『コナン』に登場したトリックは山のようにあるので、再びこのコーナーが放送されることもありそうだ。

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写真提供：（C）日テレ