えなこ ロケも忘れて?オタク度全開!「人生を変えてくれた」作品の聖地を巡る

2024.11.24 11:15

コスプレイヤーのえなこが、16日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に登場。『聖地巡礼JiHAN機』で執念のガチャに挑戦した。

今回えなこが訪れたのは、兵庫県西宮市。一見するといたって普通の町であるが、世界中のアニメファンを引き寄せる聖地となっている。えなこも、「今すごい、“コスプレイヤーえなこ”じゃなくて、“オタクえなこ”が出てきちゃってます」とハイテンションで登場。「私の大好きな『涼宮ハルヒの憂鬱』の聖地だからです」と紹介し、主人公・ハルヒのコスプレで街をめぐった。

2006年からアニメがスタートし、平成オタク文化に多くの影響を与えた伝説的な作品。主人公・涼宮ハルヒが団長のSOS団が繰り広げる、SF風味の学園ストーリーとなっている。えなこも例にもれず、「このハルヒのアニメを見て、オタクになってコスプレって文化を知って」と話し、巡礼の旅に乗り出した。

コスプレを始めるきっかけになった作品でもあるといい、初めてのコスプレを振り返りながら街を歩く。「普通に制服を買って家でコスプレして、全身の鏡とかで“ハルヒと同じ制服だ~”って満足して終わりました」と、コスプレイヤーになる前の自分を懐かしそうに振り返った。

ファンの間で通称“ハルヒ坂”とも呼ばれる苦楽園二番町の坂も経由しつつ、「やってきました!」。たどり着いたのは阪急西宮北口駅。「ここはですね、ハルヒたちSOS団が、(劇中)で待ち合わせをしたりする場所」と興奮気味に紹介すると、駅構内に設置された『聖地巡礼JiHAN機』の前に立った。

生ホイップ缶とともに、ランダムでキャラクターのキーホルダーが出てくる仕様で、一回2500円と自販機にしてはお高めであるが、それでも推しキャラのために回すのがオタク。えなこの狙いは、当然ながらハルヒだ。「ランダム?いやー大丈夫です、私運がいいんで。しかも今日ハルヒのコスプレしてるから、多分ハルヒ出ると思いますよ」と、自信満々でまず一回目(2500円投入)。出てきたのは「長門でした」と、メインキャラの一人ではあるものの、目当てのハルヒではない。

二回目(合計5000円投入)。「長門だ!えーかぶった!」まさかのかぶりに、動揺が隠せない。「やっぱオタクは出すまで出す。これ基本なんで」と三回目(合計7500円投入)し、「来い!」念じながら開けるが、「鶴屋さんだったー」と、また違うキャラクター。

「ラスト。ファイナルラストです」望みをかけた四回目(合計一万円投入)。「あー国木田くんです…」残念ながら、ハルヒを引き当てることはできなかった。悔しそうな様子で、「ハルヒに貢献したということで…」張り付いていた自販機からやっと離れる…わけもなく。

五回目(合計12,500円投入)。「出るまで、出す!」「来い!」本当に最後の望みをかけてお札を投入すると、「ほぼハルヒ…」。出たのは目当てのハルヒ単体のキーホルダーではなかったものの、他キャラクターとハルヒの2人がデザインされたアクリルキーホルダー。若干消化不良であるようだが、「一番好きな話のキーホルダーが出たので、良しとします」。ここでやっと本当に自販機の前から離れると、その執念に同行していたスタッフたちからも笑いが起こった。

コスプレをして、聖地を巡礼した今回。トップコスプレイヤーとして活躍するえなこのコスプレへの情熱は並ではない。有名になった現在でも、「メイクは自分でやってますし、ウィッグも自分でカットしたりも」といい、「自分で作り上げるっていう過程が、二次元を三次元にもっていく、いかに自然にもっていくかっていうのを、私は大事にしています」と熱く語った。

特に、コスプレをするきっかけを与えてくれた『涼宮ハルヒの憂鬱』は、えなこにとって思い入れの強い作品。「私にとって涼宮ハルヒは、ほんとに人生を変えてくれた女の子。ハルヒと出会ってなかったら、今こうやってコスプレをして、お仕事をするってことは絶対なかった」としみじみ話す。

しかし、ただの撮影とは違う、コスプレをしながらの旅は、えなこに久々の感覚も与えた。「今回、聖地巡礼行って、(今日は)イベントでもないじゃないですか。住宅街にコスプレで歩いてっていうので恥ずかしくなっちゃって…」と意外過ぎるコメント。「昔の、ほんとに始めたての気持ちを思い出すじゃないですけど、ほんとに趣味でコスプレやってた頃の気持ちをまた思い出せたんじゃないかな」と、少し感慨深げに話した。

【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!

写真提供:(C)日テレ

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル