“CGなし”のコックピットシーンにこだわった『トップガン マーヴェリック』 トム・クルーズが若いキャストのトレーニングを指導?

2024.11.15 10:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

11月15日は、2022年に世界的社会現象を起こしたトム・クルーズ主演のメガヒット作『トップガン マーヴェリック』を本編ノーカットで地上波初放送。
現役の戦闘機パイロットを退き、極超音速テスト機のテストパイロットとなっていたマーヴェリックが、教官として古巣である“トップガン”に戻ってくる。そこで与えられた任務とは、実行するのが不可能と思えるほど難易度の高い、ある「極秘指令」を実現するために彼らを育成することだった―。

空前の大ヒットを記録した1986年公開の第1作『トップガン』。誰もがその続編を心待ちにしていたものの、それは、なかなか実現されなかった。トム・クルーズは、前作を超える新作を製作するには“究極のリアル”が必要だと考えていたのだ。

トップガンの続編を製作するにあたり、トム・クルーズがこだわったのは、CGを使わずに“すべてを実際に撮影すること”だったという。トム・クルーズは撮影前に若いキャストたちのためにトレーニング・プログラムを自ら考案。まず飛行に慣れるためのインストラクターを雇い、次に飛び方を学び、そしてG(重力加速度)を引き上げられるようにするという5か月にわたる飛行訓練が行われた。

彼らは毎日、その日の様子を細かく用紙に記入し、トム・クルーズがそれをもとに個々のプログラムをカスタマイズしていったのだそう。

「毎日記入している用紙をトム・クルーズが自ら読んでいると聞いたら、“トム・クルーズがそんなことをするわけない、もっと重要なことをやっているはずだ”と思うだろう」と他の出演者は笑っていたようだが…

当のトム・クルーズは「すべての用紙を毎晩読むんだ」「なぜなら、最終的には彼らを戦闘機(F/A-18)に乗せなければならないことが分かっていたから」と公開当時に語っている。

そんな準備の末に完成した最高レベルのスカイアクション。魂を揺さぶる人間のドラマとともに楽しもう。

【ストーリー】
ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル(トム・クルーズ)は、トップ海軍パイロットとして30年以上のキャリアの後、現在は、命知らずのテストパイロットとして精神と肉体の限界に挑んでいたが、ある特殊な任務を遂行するエリート集団を訓練するために“トップガン”に呼び戻された。だが、そこにいたのは、かつての相棒“グース”の息子ブラッドショー(マイルズ・テラー)。彼は、過去の亡霊に立ち向かわなくてはならなくなる。特殊な任務に備える中で訓練生たちに激しいライバル関係が勃発!そして、その任務に選ばれたパイロットたちには絶体絶命の危機が待ち受けていた!

『トップガン・マーヴェリック』(2022米)
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー
原案:ピーター・クレイグ、ジャスティン・マークス
製作:ジェリー・ブラッカイマー、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、デヴィッド・エリソン
撮影:クラウディオ・ミランダ
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー、レディー・ガガ、ハンス・ジマー
主題歌:レディー・ガガ

出演()内は日本語吹替
ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐:トム・クルーズ(森川智之)
ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショー海軍大尉:マイルズ・テラー(宮野真守)
ペニー・ベンジャミン:ジェニファー・コネリー(本田貴子)
ジェイク・“ハングマン”・セレシン海軍大尉:グレン・パウエル(中村悠一)
ナターシャ・“フェニックス”・トレース海軍大尉:モニカ・バルバロ(内田真礼)
ロバート・“ボブ”・フロイド海軍大尉:ルイス・プルマン(武内駿輔)
ルーベン・“ペイバック”・フィッチ海軍大尉:ジェイ・エリス(木村昴)
ミッキー・“ファンボーイ”・ガルシア海軍大尉:ダニー・ラミレス(内田雄馬)
ジェイビー・“コヨーテ”・マチャド海軍大尉:グレッグ・ターザン・デイヴィス(杉村憲司)
チェスター・“ハンマー”・ケイン海軍少将:エド・ハリス(菅生隆之)
トム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将:ヴァル・キルマー(東地宏樹)

写真提供:(C)日テレ

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