町田啓太 「たくさん落ちてきました」オーディションを受け続けた苦悩の日々…悔しさにまみれた当時を思い出す

2024.11.11 07:00
町田啓太

俳優の町田啓太(34)が、9日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演した。連続テレビ小説『花子とアン』や大河ドラマ『光る君へ』など、数多くの作品に出演し、活躍の幅を広げてきた町田。今回の旅先に選んだのは、工芸と美食の国、イタリアだ。歴史ある街並を歩きながら、自身の俳優としての足跡を振り返った。

「おこがましいけど、帰ってきたなって感じしますよ」。イタリアの現地ブランド、トッズのアンバサダーを務める町田にとって、今回の旅は久しぶりの訪問。イタリアへの再訪を喜びつつ、ミラノのシンボル、ドゥオーモの前から旅をスタートさせた。

ドゥオーモは1386年に着工し、約500年かけて完成したという大聖堂。世界最大級のゴシック建築としても知られる。青空の下、荘厳とそびえ立った純白の塔を見上げると、「やっぱなんかパワー感じますよね」と一言。続けて「なんでもできそうな気がしますよね」としみじみ語った。

市内散策もほどほどに、「食は外せないですよ」と向かったのは、ドゥオーモからほど近い地元レストラン、『Casa Lodi』。以前の訪問で、すっかりイタリア料理に胃袋をつかまれたという町田。鮮やかな黄色が目を引く『ミラノ風リゾット レモン風味リコッタチーズ』を注文した。運ばれてきた料理を一口食べると、「うっま」。予想以上の味に目を丸くする。「チーズがブワって来るんですけど、最後レモンの風味がフワって抜けて爽やか」だといい、ともに運ばれてきた白ワインと合わせ、本場の味を楽しんだ。

優雅なランチを堪能しつつも、町田の頭にあったのは芝居のこと。役者にとって大事なことは、引き出しを増やすことだといい、「(芝居のなかで)こういう料理が出ますってなった時に、こういう味とかこういうもの知ってたら、“じゃあ白ワインの方が良さそうだね”とか。“すごいテーブルマナーしっかりしてる”とか。“そういう育ちしてきた人なら、こういう風に使うよな”とか。ファッションとかも周りにいる人見て、“イタリアって結構みんな胸元開けるのね”とか」、目の前の料理や周囲の客を見ながら、「たくさん学びがある」と話した。

町田啓太
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