花江夏樹主演アニメ『月が導く異世界道中 第二幕』リッチ姿の識は…冷徹!?SNSでは「ダークな津田健次郎節全開きた!」

2024.6.12 17:15

声優の花江夏樹が、主人公・深澄真(みすみ まこと)の声を務める『月が導く異世界道中 第二幕』。第二十二夜が6月3日(月)よる11時からTOKYO MX、BS日テレほかにて放送された。本作は、Webサイト『アルファポリス』刊行中の同名作品を原作とした“世直しファンタジー“で、2021年の夏に放送された第一幕(全12話)の続編。キャラクターを演じる豪華声優陣も話題を集めている。深澄真の声を人気アニメ『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役で知られる花江夏樹、同じく『鬼滅の刃』で炭治郎の妹・禰󠄀豆子を演じた鬼頭明里が従者の澪役、更には『僕のヒーローアカデミア』麗日(うららか)お茶子役の佐倉綾音、『呪術廻戦』七海建人役の津田健次郎など、人気声優たちが名を連ねている。

◆魔将・イオとの対峙(たいじ)

第二十二夜(話)のタイトルは『戦えヒーロー!』。戦場と化したリミア王国にヒーロースーツを着て降り立った真(声:花江夏樹)。リミアの勇者との対面を果たすが、その正体は、真の高校の先輩である音無響(声:加隈亜衣)だった。動揺する真だが、響について深く考える間もなく、魔将・イオ(声:楠大典)との戦闘がスタートする。

ヒーロースーツを着て響の前に現れた真

響たちに正体がバレるリスクを避けるため、お互いの呼び方を変え、策を講じる真と識(声:津田健次郎)。真は“マスター”、識は“ラルヴァ”と呼ぶことに。真は音声変換で声を変え、立ちはだかるイオに「女神との約定により、勇者を保護する。魔族はステラ砦を放棄し、北に退け」と伝える。魔族との無駄な交戦を避けたい真は、イオに撤退を提案する。しかし、魔族側にはその意志はなく、響をこの場で倒すつもりだった。邪魔をする真も一緒に倒すと決めたイオは、「我が名はイオ!魔将・イオだ!」と名乗るが、真は自分の名前を告げることはしなかった。「しかし二度までも白いやつが邪魔をするとはな。これも勇者の天運というやつか」。イオの言葉に、自分をかばって亡くなった、響のパーティーのメンバー・ナバール=ポーラー(声:小清水亜美)を思い出す響だった。

響のかつての仲間、ナバール=ポーラー
(画像は第二夜より引用)

イオの巨体から繰り出されたパンチを受け止める真。互角に戦う真にイオは「響より楽しめるかもしれんな」と笑みを浮かべた。真は「笑ってる。こわっ!」と別の部分で恐怖を感じるのだった。

◆禁断のアイテム・青い石の薔薇(ローズサイン)

真の強さに驚きを隠せない響一行。そこへ、ミノタウロスとケンタウロスの亜人2体が現れた。響たちを守るため、リッチ姿の識は響たちに結界を張る。識は響に、もし動いたら仲間の無事は保証しないと伝え、「女神と交わした約定にお前の仲間の無事は入っていない。勇者さえ無事なら他がどうなろうと構わん」と響以外の者の命は考慮しない冷徹さを見せる。その言葉に戸惑う響たちだが、識の戦いをお手並み拝見と、結界の中から見守ることに。

響たちに「ラルヴァ。珍しくもない実験好きのリッチだ」と名乗る識

識が力を解放し術を放つと、2体は識の強大な力に圧倒される。識は「その命我に捧(ささ)げよ」と告げ、炎で2体を焼き払うのだった。識の姿を見て、「飛ばしてるな~」とつぶやく真。そんな真にイオは「よそ見とはな。余裕のつもりか」と殴りかかってくる。真は再度“引く気はないか”とイオに確認するが、その気がないことが分かると、勇者との敵対をも視野に入れ、手の内を明かさないように時間を引き延ばすことにする。

澪(声:鬼頭明里)がヒーロースーツに仕込んだ仕掛けを次々とイオに放つ真。とどめは上空からの“ジェットキック”でイオを仕留めたと思ったが…イオはまだまだ立ち上がり、真への反撃を開始。

再生能力を持つ魔将・イオ

しかし、激しくたたきのめされても、たいしたダメージを受けていないように見える真に、イオは激しい雄たけびを上げ、念話の届かない仲間たちにも“ある指示”を出す。それは、ナバールが命を落とすきっかけとなった、魂を捧げる代わりに絶大な力が得られる“禁断のアイテム”『青い石の薔薇(ローズサイン)』を使用しろという指示だった。そしてローズサインを使用したイオは体から湧き上がるようなエネルギーで、凄まじくパワーアップ。外にいる魔族全てがローズサインを使用したら大変なことになる。響たちは街の人々を助けるために外に飛び出そうとするが、再び識が結界を張って響たちを閉じ込める。王都の地理を知り尽くしている響たちは、すぐに魔族を全滅させるから結界をとくように言うが、識はそれを拒否。結界を自力で破ってみせたら街へ出るのを考えると伝える。「私ならできる!」そう自分自身に言い聞かせ、響は剣で結界に切りかかる。しかし結界はびくともせずに跳ね返されてしまう。「まだ…やれる…。私は勇者よ。もっと力を…、更なる力を…!」そう願うと、突然響の精神は異空間へと飛ばされるのだった。

一刻も早く街の人々を守りに行きたい響

◆新しい力

「よく来たね。世界を転移した者」。そう響に語りかけてくる声がある。声の主は姿を見せないが、この空間には響の精神のみが来ていて、現実での時間は刹那にも満たないと説明をする。先にこの場にやって来たという勇者・岩橋智樹(声:新井良平)と響は、“転移者への特典”を受け取る資格を得たのだという。声の主からのいくつかの問いに響が答えると、響の“色”は黒に決まる。智樹と同じ色であり、神々では決して得られぬ色だという。「攻撃、防御、回復、支援、できないことの方が少ない。別名“あらゆる色”」そう声の主は伝え、響に与える能力を作ることに。智樹がソフィア(声:沢城みゆき)に放った黒いエネルギー体のようなものは、この場所で授かったものだったのだ。「他者からの思いを、その数に応じて自分の力に変えることはできる?」と聞く響に「英雄を地でいくような能力だ。カリスマ性のある君にはふさわしいね」と言って声の主は、響に能力を授けるのだった。

グリトニア帝国の勇者・岩橋智樹
(画像は第六夜より引用)

元の場所に戻った響は、授かった能力を使い、識の結界を破ることに成功。街へと駆け出す響だが、そこへ“何か”が来る気配を察知する。「マジか!この状況下でアイツまで…!」。誰が来るか分かった真は、識に響のあとを追わせる。“アイツ”が到着する前にイオを弱体化したい真は、“探索の界”を使いイオの肩に見えたローズサインを破壊。すると、“アイツ”ことソフィアが現れる。真に切りかかってくるソフィアは、一太刀でヒーロースーツが破けるほどの威力。真はヒーロースーツを解除し、ソフィアと対峙するのだった。SNSでは、真が“アイツ”と呼ぶソフィアに「また来たか…」「真と再戦!」と新たな展開に盛り上がりを見せた。

◆澪のこだわり満載のヒーロースーツで戦う真「見た目のダサさに反して驚くべき機能満載」

澪のこだわり満載のヒーロースーツで戦う真の姿に、視聴者からは「謎の音声ガイダンスまでついてるヒーロースーツに澪のこだわりがみえますね」「見た目のダサさに反して驚くべき機能満載」と大きな注目が集まった。また、リッチの姿に戻った識には「識も正体を隠して女神の望みの最低限を達成しようとしてる。いい性格してて好き」「ダークな津田健次郎節全開きた!」「飛ばしてるな~」などと、識を演じる声優・津田健次郎のダークな声にファンからは歓声が上がった。

『月が導く異世界道中 第二幕』次回は6月10日(月)よる11時よりTOKYOMX、BS日テレ他にて順次放送予定。

作品キービジュアル

『月が導く異世界道中 第二幕』公式HP
TVアニメ公式X
BS日テレ アニメにむちゅ~ 公式HP

画像提供:©あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中第二幕製作委員会

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