アニメ『転生したらスライムだった件』七曜の老師にルミナス・ディアブロが裁きを下す 宴EDにもSNS歓喜「転スラの真骨頂」

2024.6.11 17:15

アニメ『転生したらスライムだった件』の第58話(第3期10話目)『神と魔王』が6月7日に放送された。戦いを終結させるため、ヒナタは全身全霊をかけた自分の一撃をリムルが受け切れたら負けを認めると提案。リムルは案をのみ、ヒナタの崩魔霊子斬(メルトスラッシュ)を受けるも、持ちこたえる。約束通りヒナタが負けを認めた時、七曜がヒナタに持たせた剣がひとりでに動き、リムルに刃を向けた。とっさに身をていして守ったヒナタは瀕死(ひんし)の重傷を追う。そこに七曜の老師が現れる。彼らはヒナタを始末し、リムルを倒そうと自ら手を下す。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆ついに暗躍する七曜に裁きを下す!

七曜がヒナタに持たせた剣がひとりでに動き、リムルに刃を向けた。とっさに身をていして守ったヒナタは瀕死の重傷を追う。そこに七曜の老師が現れた。その頃、ファルムスにいるディアブロは、自分の目の前にも七曜の老師が現れたこと、レイヒムを殺した真犯人こそ七曜の老師だとリムルに告げる。リムルはディアブロに七曜の老師の抹殺を許可する。

リムルに許可をもらったディアブロは、現場に立ち会う記者たちに「私が求めるものは一つ、大司教殺しの真実を周知させることです」と、口封じに動く七曜の老師から助ける代わりに、真実を報道するよう要求した。しかし、エドワルド王には「偉大なるリムル様を愚弄(ぐろう)した」「その罪は万死に値する」と切り捨て、無理やりにヨウムをファルムスの後継者に指名するよう宣言させた。

全ての手はずを整えたディアブロは「あとはゴミの始末です」と、七曜の老師の始末にかかる。「緩やかに滅びゆく世界の中で何もできぬ絶望を知れ」と七曜の老師の魔法を打ち消すと、そのまま彼らを何もない暗黒空間に閉じ込める。どんどんと圧縮される空間の中で、七曜の老師は断末魔をあげて消えていった。

一方、リムルも七曜の老師に戦いを挑んでいた。リムルは、七曜が繰り出す魔法陣を『絶対防御』で防ぎきる。七曜たちが「今回は我々が退こう」と逃げ出そうとすると、突然大きな扉が現れ、何者かがゆっくりと扉を開けて戦場に降り立った。それは、法皇ルイと、ファルムスの神・ルミナスだった。ルミナスは、瀕死のヒナタに神聖魔法をかける。

◆ヴェルドラがルミナスの秘密を…物語は、ヒナタの過去にさかのぼる。

高校入学の日、この世界に飛ばされてきたヒナタ。人間界にいたころのヒナタは荒んだ家に育ち、ギャンブル中毒だった父は度々母に暴力を振るっていた。そんな父の支配から逃れるため、自らの手で父親を崖から突き落としてしまう。しかし、今度は夫を失った母の精神が壊れてしまう。

幸せな家庭を次々に奪われていったヒナタは「奪われるくらいなら私が奪ってやる」「弱肉強食。それが、この世の普遍の法則なのだから」という残酷な考えに至る。こうして、転移してきたばかりの自分をおそってきた野盗を返り討ちにし、ユニークスキルの簒奪者(コエルモノ)を獲得。シズに師事し、この世界で成り上がっていったのだった。

ヒナタを蘇生(そせい)させたルミナスは、その場にいた七曜の老師に死罪を宣告。命乞いをする老師たちを、天に送り返した。SNS上では「ブチ切れたルミナスとディアブロの恐ろしさよ」「ルミナス最高すぎる」「圧倒的に駆逐されていくのは爽快!」とルミナスとディアブロの裁きに対する声が上がっていた。

こうして七曜の老師を片付けたリムルたちは、最終防衛ラインで待っていたヴェルドラと合流。久しぶりにルミナスと再会したヴェルドラは「おお!魔王ルミナスよ!」とルミナスの正体が魔王であるということを、よりによって聖騎士達の前で何の気もなしにバラしてしまう。不用意な発言でルミナスの逆鱗(げきりん)に触れたヴェルドラは、ルミナスからきついお仕置きをくらい、苦悶(くもん)の声を上げる。聖騎士たちは「あれがヴェルドラ」「我等が恐れた暴風竜?」とその間抜けな姿に肩透かしをくらうのだった。

SNS上では「これはヴェルドラが悪い(笑)」「ヴェルドラがしっかりオチも付けてくれてめでたしめでたし」「ヴェルドラ×ルミナスの組み合わせ超好き」と、奇麗にオチをつけたヴェルドラに笑いが多く上がった。

エンディングではリムルやヒナタ、ルミナスたちが温泉に浸(つ)かったり、共に食事をしたりとほっこりとした映像が流れた。和解からの宴エンディングに、SNSでも「転スラの真骨頂」と戦いと宴が見られた回に対する声が見られた。

『転生したらスライムだった件 第3期』
第59話(第3期11話目)は6月14日(金)よる11時35分より、日本テレビ系列ほかにて放送予定。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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