山崎育三郎「ウマッ!」ネタ探し犬・ペロちゃんが立ち止まった、養鶏場の“絶品卵かけご飯”を堪能

2024.5.10 11:35

俳優の山崎育三郎が5月8日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!2時間スペシャル』にVTR出演。“ネタ探し犬”と一緒に神奈川県相模原市の魅力を探した。

『日テレから半径100km以内でネタ掘れワンワンの旅』で今回選ばれたのは神奈川県相模原市の南区。山崎がディレクターとしてVTRネタを探すのだが、実際に探すのは相棒となる“ネタ探し犬”のペトロくん(オールド・イングリッシュ・シープドッグ)オス・4歳、通称“ペロちゃん”。ペロちゃんと一緒に街を歩き、ペロちゃんが立ち止まった場所でないと取材することができないというルールだ。流れを把握した山崎は「ペロちゃんに任せればいいんですね?全く問題ないでしょう!」と意気込みも十分だ。

力強く山崎を引っ張って歩くペロちゃんが最初に立ち止まったのは、手芸講師の上谷さんが生徒さんたちと作った商品を並べた“趣味の店”。26年間手芸教室の先生を務めている上谷さんの元には全国各地から不要になった浴衣や着物が届けられており、上谷さんたちはその生地を再利用して四季折々の小物作りを行なっているという。

この日も新たに箱いっぱいの着物が届いたばかりで、山崎は「ちょっと羽織ってもいいですか?」と男物の着物に袖を通してみる。その姿を見た上谷さんは「(山崎が)身長があるからすごく映えてる!私たちおばさんが着るのと全然雰囲気が違う!」と一気にテンションが上がり、何着も試着させていた。

さらにこの日は小物作り教室の開講日でもあり、山崎はお店2階の教室で生徒さんたちをちょっぴりお手伝い。ピンセットを使った細かい作業に「意外に難しいね~」と四苦八苦しつつもなんとか完成させた山崎。手伝ってもらった女性は「ねぇみんな見て~!どう?」とドヤ顔。他の生徒から「そんな、いい記念になって~!」と羨ましがられた女性は「運がよかったね!」と笑顔に。スタジオでVTRを見ていた俳優の小園凌央が思わず「メロメロだな!」と言ってしまうほど、山崎はすっかり奥様たちをとりこにしてしまっていた。

小雨の降る中、次なる取材場所を求めて移動を開始したペロちゃんだったが、わずか1分足らずでおもちゃ屋さんの前に立ち止まった。開業72年という歴史を誇るこのお店「あだちや」は元々駄菓子屋さんだったそうで、店内にはずらりと並んだおもちゃと一緒にたくさんの駄菓子も売られていた。おもちゃで人気なのは「ベイブレード」という、ベーゴマを現代風にしたもの。老舗だけあってこのお店には昔ながらのベーゴマも置かれていた。

「ベーゴマって、自分の世代ではやってないんですよね…どうやって回すものなんですか?」と聞く山崎に「えっ!? あ、そうか、知らないよね~」とつぶやく女性店員さん。店の奥にいたご主人にひもの巻き方と回し方を教わり、山崎もベーゴマ回しに挑戦するも、最初はうまく回すことができない。「ミュージカルよりこっちの方が難しいです!」という山崎にご主人が「(コマを)出したときに引く!」と教えると、なんと2回目で回すことに成功。これには「完璧!パパありがとう!」と山崎もうれしそうだった。3人の子供たちのために20個の駄菓子を買い込んで、山崎は自腹でお支払い。

次にペロちゃんが立ち止まったのは、とんかつ屋「ことぶき」の前。早速店内に入ると「ジャンボヒレカツ定食」という気になるメニューが。店員さんに聞くと「ヒレ1本よりちょっと多いぐらい」の巨大なヒレカツが出てくるという。もちろん山崎はこのメニューを注文。そして出てきたのはお皿からもはみ出した巨大なヒレカツ。総重量400gのヒレカツは食べ応えも抜群で、一切れ口に入れただけで山崎の口の中はパンパンに。

「脂身がないんで、あっさりしてるんでおいしい!」と次々と食べていく山崎だったが、さすがに一人では食べ切れず、6人いたスタッフも1切れずつ担当することに。最後の一切れを味わった山崎は、店主ご夫妻と固い握手を交わして感謝を伝えていた。しかし、「こだわりってあるんですか?とんかつを揚げていく上で…」という山崎の質問にはご主人から「…ないです!」とまさかの答えが返ってきた。

とんかつを食べ終えた山崎は、再びペロちゃんと取材場所探し。歩くこと20分、道端で作業をしている2人の男性の前でペロちゃんが立ち止まった。この2人は養鶏場の会長と従業員。この地域は養鶏が盛んで、この付近だけで7件の養鶏場や直売所が点在しているという。ペロちゃんが立ち止まった養鶏場・小川フェニックスは、敷地面積が2町歩(ちょうぶ・約6000坪)、約4万羽の鶏を飼育しており、採れた卵は“鳳凰卵(ほうおうらん)”というブランドで全国各地に出荷しているという。

ここには産みたての卵を使った料理やスイーツを味わえるカフェも併設されていた。山崎もここを訪れ、店内でスイーツを買っていた地元の女性2人組と相席させてもらうことに。女性たちが注文していたのは“焼き芋ブリュレ”。添えられているソフトクリームには“鳳凰卵(ほうおうらん)”がたっぷり使われている。山崎から「どうぞ、召し上がってください」と勧められるも、女性たちは目の前に山崎育三郎がいるという状況のせいか「ドキドキする…」「食べられない!胸がいっぱいになっちゃって!」とスイーツどころではなくなってしまっていた。山崎の見つめる中、ブリュレを一口食べた女性は笑顔で親指を立て「絶品!」と大満足。

すると、山崎の注文していた卵かけご飯も到着し、従業員の方においしい食べ方を教わることに。それは卵を2つ使うちょっぴり贅沢(ぜいたく)な方法。1つはまんべんなく溶いた上でご飯にそのままかける。もう一つの卵は卵白と卵黄を分け、卵黄だけを卵のかかったご飯の上にのせ、ちょっとずつ崩しながら食べる、というもの。この方法で1口食べた山崎は「ウマッ!」と驚きの表情。「すごいクリーミーで、濃厚で、甘みもあって…これはおいしい!」と大絶賛。ジャンボヒレカツ定食を食べた後にもかかわらず「すごく新鮮でおいしいです!」と卵かけご飯を堪能してロケを締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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