アニメ『転生したらスライムだった件』突然のリムルからの宣戦布告…裏に渦巻く陰謀とは?

2024.5.8 16:45

アニメ『転生したらスライムだった件』の第53話(第3期5話目)『両翼会議』が5月3日に放送された。神聖法皇国ルベリオスではヒナタを頂点とした2大組織で軍事会議が行われていた。団員同士が反目し合う中、ヒナタはリムルに穏便な対話を試み、かつての自身による襲撃について謝罪も辞さないと表明する。そこに、リムルからの好戦的なメッセージが届く。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆リムルとは戦わないと宣言するヒナタ。しかし…

神聖法皇国ルベリオスでは、ヒナタを頂点とした2大組織・西方聖教会所属の聖騎士団(クルセイダーズ)と法皇直属近衛師団(ルークジーニアス)による両翼合同会議が行われていた。

ヒナタが席につくなり法皇直属近衛師団のメンバーから、ヴェルドラの復活を阻止できず新たな魔王の誕生を許したヒナタを揶揄(やゆ)するヤジが飛ぶ。それに反応した聖騎士団のメンバーが反論するなど不穏な空気が流れる。会議では、ヴェルドラの復活について調べるため、ヒナタがヴェルドラの復活を間近で見たレイヒム大司教を会議に呼んだという。

さらに、ヒナタから衝撃的な報告がなされる。神ルミナスから「暴風竜を御せるのが魔王リムルである」「故に魔王リムルに手出しするのはまかりならぬ」という内容の神託が下ったのだという。そしてヒナタは神託通り、リムルとは事を構えないと宣言する。

それについて団員同士でもめる中、ヒナタはリムルとの敗戦は全て自分に責任があると話す。またヒナタは、リムルは自分と同じ異世界人だったと明かし、自分も“東の商人“にだまされ、リムルが恩師の仇(かたき)と聞かされて断罪しようとしたと明かす。そして、ヒナタ自らリムルの元に出向き、必要ならば謝罪するつもりがあるとし、「こちらも本音で話せば分かり合えるかもしれない」と考えていた。

◆突然のリムルの宣戦布告、そしてレイヒムの謀殺…戦争の予感が漂う

そして、会議の場にファルムス王国の大司教・レイヒムが現れる。それと同時に“七曜の老師”たちもレイヒムの話に興味があると会議の場に現れた。彼らはかつてヒナタに“七曜の試練”を与えたのだが、あっさり試練を乗り越えられてからは、自分たちより強大になったヒナタの足を引っ張ろうとする老害だという。

レイヒムは「私は愚かでした」と語り、怒ったリムルよって2万の軍勢があっという間に死に、助かったのは3人だけだと話した。あまりの強さにあ然とする会議の面々たち。すると、七曜の老師の一人・アーズに「他に伝言は無いのか」と言われたレイヒムが、リムルから預かった伝言を届ける。その伝言とは「相手してやるよ、俺とお前の一騎打ちでな」という宣戦布告だった。

ヒナタは不自然なタイミングで決闘を申し込まれたことや、アーズが伝言の件を知っていたことを不自然に思う。七曜の老師はヒナタにヴェルドラを始末させようと、竜破聖剣(ドラゴンバスター)なる剣を授ける。おそらく彼らは、ヴェルドラと刺し違えた結果自分が死ぬことを望んでいると考えるヒナタ。多くの策略が渦巻く中、ヒナタはわずかな配下とともにテンペストに向かった。

リムルにも、ソーカからヒナタがテンペストに向かったことが伝えられる。大きな剣を携えているので話し合いの雰囲気ではないと伝えられ、困惑するリムル。さらにディアブロからは、レイヒムが殺害されたという報告が入る。ディアブロいわく、ファルムス王国の周辺国家の間では、レイヒムの死は悪魔の謀略として伝わっており、各国の騎士団が臨戦体制に入り、ファルムス王国の新王エドワルドと合流する予定だという。あまりにも不自然な動きにリムルはさらに困惑するのであった。

SNS上では「リムルとヒナタが今後どうするのか気になる」「また“タイミング”が重なる!」「何者かがテンペストをはめようとしてる?」「次回以降楽しみ」と双方の会議が終わり来週からの展開を楽しみにする声が多く上がっていた。

転生したらスライムだった件 第3期
第54話(第3期6話目)は5月10日(金)より、日本テレビ系列ほかにて放送予定。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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