アニメ『怪獣8号』キコルを助ける“THE主人公”のカフカにSNS「ヒーロー感丸出しでカッコよかった」

2024.5.7 18:45

アニメ『怪獣8号』の第4話「フォルティチュード 9.8」が5月4日に放送された。試験早々に実力差を見せつけられたカフカはレノの助けもあり再び立ち上がるが、キコルの活躍により最終審査は瞬く間に終了。受験生たちは、キコルのすさまじい戦闘力に圧倒されるのみだった。そんな中、突如試験会場内に謎の怪獣が出現。不測の事態に、会場は混乱に陥る。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆瀕死(ひんし)の負傷をおったキコルの前に『怪獣8号』が現れる

負傷したカフカはなんとか自分の足で立ち上がったが、足を骨折して走れない。そんなカフカはレノに肩車されながら試験に参加する荒技でオペレーションルームの保科の爆笑をかっさらう。



しかし、残った怪獣たちはキコルの活躍によりあっという間に片付けられ、最終審査は瞬く間に終了。キコルのおかげで負傷者も限りなく少なく済み、保科も「さすがは四ノ宮長官の娘」とその活躍ぶりを手放しで称賛する。しかし、キコルも安堵(あんど)したその瞬間、先ほどキコルが倒したはずの怪獣たちがなぜか復活。その傍らでは、人間の言葉を話す人型の怪獣がたたずんでいた。

オペレーションルームは参加者たちに避難を勧告するが、キコルは「誰かがこいつを足止めしないと何人も死ぬじゃない!」と怪獣に立ち向かうものの、怪獣の攻撃で重傷を負う。
腕を骨折し戦闘不能になったキコルは子どもの頃から父親に「この国の未来のために完璧であれ」と言われ続けたことを思い出し、「ごめんなさいパパ」「私完璧でいられなかった」と涙を流し、死を覚悟する。その瞬間、目の前にカフカが現れる。そして、彼女の目の前でカフカは『怪獣8号』に変身する。

◆人間の言葉を話す怪獣『怪獣9号』が登場

あ然とするキコルにカフカは「どうかこの事は防衛隊には内緒でお願いします〜!」と土下座したのち、怪獣に立ち向かう。一方オペレーションルームでは“フォルティチュード 9.8”という以上な怪獣反応を計測し、騒然とするが保科は「衝撃で計測器がイカれたんやろ」「せやなかったらそんなもん歴史に残る大怪獣やぞ」と誤作動だろうと話す。怪獣8号になったカフカは「時間ねえから一発で解体するぜ!」と渾身(こんしん)のワンパンチを怪獣にお見舞い。怪獣は一瞬で爆散した。元の姿に戻ったカフカはレノと一緒にキコルを連れて帰る。

一方、ミナや保科はカフカが倒した怪獣の跡地で調査をしていた。保科は、爆散した怪獣の死体を見て「似とる。3か月前のあの時に」と何かを思い出したようだった。

SNS上では「カフカの漢気に感動した」「カフカがジャンプ系主人公してる~」「ヒーロー感丸出しでカッコよかった」とカフカがキコルにバレることもいとわず、助けたことに盛り上がっていた。



試験終了後、カフカがケガの治療で入院している病室でレノと話していると、そこにミナが現れる。キコルを運んで帰ったことに対し「人命救助感謝する」とだけ告げて帰ったミナを、カフカは引き止めはせず「話しかけんのは隊員になれてからだ」と黙って見送る。一方、キコルの病室には保科がお見舞いに訪れ「君が本獣を仕留めてくれたおかげや」と言葉をかけるが、キコルは黙って複雑な表情を浮かべる。自分を助けてくれた時のカフカの顔を思い浮かべたキコルだが「あの怪獣は私が倒しました」と語る。

ところ変わって、東京都国分寺市の公衆トイレの個室で誰かが試験会場で発生した怪獣のニュースを聞いていた。その人物の正体は、あのキコルをおそった怪獣のそばに立っていた人型の怪獣だった。個室を出た怪獣は人間の姿に戻り、カフカとレノが在籍する解体業者『モンスタースイーパー』の制服を着た同僚たちと合流するのだった。

SNS上では「謎の怪獣の動向が実に不気味」「何者なんだろう?」「カフカと同じように紛れ込んでる怪獣の存在にゾクッとさせられた。」と、謎の怪獣の登場に大きな反響があった。

『怪獣8号』の第5話は5月11日(土)、テレビ東京系列ほかにて放送予定。

©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

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