志田未来 オーストラリアで1日約1万円の旅!しかし予算不足に陥るもまさかの作戦を…今田耕司「タチ悪!」

2024.5.7 12:10

4日に放送された『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』では、ゲストに俳優の志田未来が登場した。10年ぶりの出演で、今回はオーストラリア・メルボルンに訪問した。

前回番組に出演したのは志田がまだ20歳のころ。志田がスタジオに現れると、司会の今田耕司も、「志田未来ちゃんが30歳になったんだ」「纏(まと)う雰囲気が大人になりましたね」と感慨深げな様子を見せる。今回のロケ地は、オーストラリア第二の都市・メルボルン。8年前に訪れたというが、「その時は友達について行っただけだったので、今回は自由に周りたい」という志田。その要望に応え、番組ではロケ費用として1日100豪ドル(約1万円 ※撮影時のレート)を支給。限られた予算の中で2日間、志田が行きたいところに行き、食べたいものを食べる、フリータイムを満喫した。

「なんかこういう感じだった!」ロケが始まると8年ぶりのメルボルンに、喜びを見せる志田。「自分の心がワクワクする方に行く旅にしたい」と意気込み、まず向かったのは南半球で最高層の展望台「ユーレカ・スカイデッキ88」。地上285mの展望フロアからは、メルボルンの街を一望できる。「めっちゃ高い!すごい!」と、子供のようにはしゃぐが、ここでかかった金額は48豪ドル。旅の開始時点から1日目に使えるお金の約半分を使い切ってしまった。

南半球一の眺望を堪能し、「ちょっとお腹空いてきたから…安くて美味しいもの!」と、向かったのは南半球最大のマーケット。フードコートでホットドッグとミネラルウォーターを注文すると、かかった金額は23豪ドル。「めっちゃおいしい!ソーセージが…肉肉しい!」と満足げな様子だが、その満足度に反比例して使えるお金はもうわずか。まだ昼にもかかわらず、残りはたったの29豪ドルに。すると同行していたスタッフに「半分(ホットドッグを)あげるんで…半分お金…もらえたりってしませんか?」と、驚きの提案。

「うわ、タチ悪!」まさかの交渉に、スタジオでVTRを観ていた今田も思わず吹き出す。「こんなルールあったっけ?」と自由奔放すぎる志田にツッコむも、VTRではなんとか交渉を成立させ、ご満悦といった様子の志田の姿が映された。資金を調達した志田は、カフェが有名なメルボルンらしいコーヒー風味の香辛料のお土産を購入。また、夕食は翌日分の支給額を前借りするという荒業で、ステーキまで楽しみ、「すごい良い1日でした。おいしいご飯も食べられたし」と、満足げに初日を振り返った。

ロケ最終日の2日目。前日の夕食で前借りしたため、この日支給された金額は72豪ドルだ。以前メルボルンに訪れたことをきっかけに、コーヒーを美味しく感じるようになったという志田。「まずはコーヒー」と朝からカフェをはしごする。日本ではあまりお目にかかれない、窒素を含んでいることでビールのようなクリーミーで爽快感のあるコーヒーを楽しみ、「最高の1日のスタート」とメルボルンでのモーニングを満喫した。

カフェめぐりを楽しみ、手元に残ったのは32豪ドル。最後は「せっかくオーストラリアに来たから、動物と触れ合いたい」ということで、野生の動物が暮らす自然保護区に作られた公園に向かう。ここで志田は30豪ドルを支払って、ある動物の観覧チケットを購入した。

日も沈んだ波打ち際。砂浜に座り込んで、かたずをのんで海を見つめる。突然志田が「え?!」と声を上げると、目線の先、海から出てきたのは世界最小のペンギン、フェアリーペンギン。列をなしてぞろぞろと陸にあがってきた。小さなペンギンたちが、一生懸命歩く様子を見て、「かわいい!かわいい!かわいい!」とひたすら連呼する志田。最後はオーストラリアの動物に癒され、今回の旅は終了となった。

しかしこの時点で、志田の手元にはもう豪2ドルしか残っていない。今田が「(最終日夜の)ご飯どうしたの?」と聞くと、「“撮影ここまでですか?”って聞いて…」と笑みを浮かべた。すると察した今田。撮影が終わったという言い分で、番組のお金でちゃっかりディナーも楽しんでおり、「賢いな~」とコメント。6歳から芸能界の第一線で活躍する志田の悪知恵を賞賛し笑いを誘った。

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写真提供:(C)日テレ

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