アニメ『WIND BREAKER』 “梶 蓮 ????” エンディングで隠された声優名にSNS話題沸騰「梶君の声優当てるまで眠れない」

2024.5.2 18:45

アニメ『WIND BREAKER』第4話「衝突」が5月1日(水)よる11時からBS日テレにて放送された。本作は、にいさとる原作の人気ヤンキー漫画。週刊少年マガジン公式アプリ『マガジンポケット』人気ランキング首位常連で、単行本は発売即重版連発の超話題作。孤独な不良高校生・桜 遥(さくら はるか)は、ケンカの“てっぺん”を目指して、超不良校として名高い風鈴高校にやってきた。しかし、現在の風鈴は“防風鈴(ボウフウリン)”と名付けられ、街を守る集団に変わっていたことを知る…。

(以下アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆総代・“梅宮一”

“力”の絶対信仰『獅子頭連』。それはボウフウリンの隣のシマを仕切る、オレンジのスカジャンがトレードマークのチーム。街の中学生を守るために衝突を起こした桜 遥(CV:内田雄馬)は、獅子頭連・副頭取の十亀条(CV:梅原裕一郎)から宣戦布告を受けた。柊登馬(CV:鈴木崚汰)たちと“ボウフウリン”総代・梅宮一(CV:中村悠一)に獅子頭連とのもめ事を報告しに屋上に行くと…「畑がひとつ余るんだ。何か食いたいものはあるか?」。梅宮は学校の屋上で“屋上菜園”をしていた。柊は「畑じゃなくて獅子頭…」と言いかけると「しし唐!?お前胃弱いのに大丈夫かよ!?」と全く話がかみ合わない。どこかふざけた様子の梅宮だが、入学式の放送の声だけで空気を変えるほどのカリスマ性を持つ。一体梅宮の、何が人を引き付けるのか…?

獅子頭連とのいざこざのきっかけを話し始めた中学生・佐々木(右)

中学生の佐々木が事の次第を説明し、商店街で万引き犯を見つけ追いかけていると獅子頭連の縄張りに入ってしまい、追い回されていたところに桜と杉下(CV:内山昂輝)に助けられたことがわかった。涙を流しながら謝罪する佐々木に、「ありがとうな!」と梅宮はやさしくほほえんだ。街と人を守ろうとした結果であれば謝ることなないと「あとのことは、お兄ちゃんたちに任せなさい!」と笑顔で胸を叩くのだった。

桜からケンカを売ったのか梅宮に聞かれると桜は焦って「あいつらが力の絶対信仰をうたってるくせに、弱ぇやつボコってだせぇからだせぇって言ったんだ」と全部話してしまった。怒られると思い、構えた桜だが…「そうかそうか、うん、よく言った!」と梅宮は頭をポンポンとなでた。「俺も最近のあいつらはだせぇと思ってたんだよ。桜、昨日の大通りの話聞いたぞ。今日も佐々木を助けてくれた。家族を守ってくれてありがとう。頼もしい弟が増えてうれしいわ!」と笑顔で桜の髪をくしゃっとなでた。すると柊に“梶”という仲間から電話が…。そこへ無邪気で異質な声が校庭に響き渡る。「たのもーー!」

桜の頭をなでる梅宮 「家族を守ってくれてありがとう」

◆獅子頭連との衝突

屋上からを見下ろすと、獅子頭連・頭取の兎耳山丁子(とみやまちょうじ)(CV:戸谷菊之介)の姿が。拡声器で梅宮に呼びかける兎耳山。「梅ちゃ~ん、いざ陳情に~勝負、勝負、勝負!」そう言ってニヤリと気味の悪い笑みを浮かべた。屋上からその様子をのぞき込んでいた桜は…「ってことは、あいつより強いってことか!」。十亀の顔を思い浮かべ笑みをこぼした。するとその時、背後から冷たい炎のようなぞくっとする気配を感じ、振り返る。「なんだ今の!?」。そこには学ランを纏(まと)い、兎耳山の元へ向かっていく梅宮の姿があった。先ほどまでのふざけた雰囲気とは全くの別人のようだった。

声だけで場の空気を一変させた梅宮

「よ~し、梅ちゃん!タイマン、タイマン!先にそっちがちょっかい出して来たんだもんね。やる理由は十分だよね?」となぜか楽しそうに兎耳山は梅宮の周りを落ち着きなく動き回る。「確かに先に手を出したのはうちからだ。だがな、おまえだって十分暴れてくれた。気はすんだろう。これでチャラだ」そう言う梅宮。校門から兎耳山のいる場所には、兎耳山にのされた風鈴高校の生徒たちの姿があった。しかし梅宮の言葉を聞かずに、兎耳山は梅宮に蹴りを入れ、「さぁ梅ちゃん。ちょっかい出したよ。今度は梅ちゃんの番!ほらほら、やり返してよ~!」と執拗(しつよう)に絡んでくる。「俺、てっぺんになってからなんでかつまんなくて。でも梅ちゃんは同じてっぺんなのにいつも楽しそうでヘラヘラしてる。そんなのずるい。だから風鈴を、梅ちゃんごと、俺のものにする」。無茶苦茶な兎耳山の理屈に「そうか、兎耳山…しんどかったな」と梅宮らしく寄り添った。そこへ獅子頭連の副頭取・十亀 や他のメンバーたちも現れ、梅宮を囲む獅子頭連を見て、桜、柊、杉下、蘇枋隼飛(CV:島﨑信長)も前に出てくる。「タイマンなら邪魔しねぇけどよ、囲むのは気に食わねぇんだよ」と桜は言い放った。

獅子頭連の前に乗り出した杉下と桜

「今からタイマンするんだからみんな下がってよー!」とすねる兎耳山だが、校舎からは風鈴高校全員のボウフウリンたちが、獅子頭連をにらむ目が。「おまえらあ!動くんじゃねぇぞ!」そう梅宮が言い放つと、兎耳山に近づき「兎耳山、お前のタイマン受けてやる。後ろのやつらを下がらせろ」。しかし、日が落ち始めているため日を改めることに。すると兎耳山は、自身のタイマンだけでなく、それぞれが戦おうと提案をしてくる。梅宮VS兎耳山、桜VS十亀、佐々木を助けた時に居合わせた有馬雪成(CV:水中雅章)VS杉下、鹿沼(CV:峯田大夢)VS蘇枋が戦うことに。すると、「俺もいいですか、柊さんと」と手を挙げたのは佐狐浩太(CV:小林千晃)だった。過去に因縁のある様子の2人…。5組のタイマンが決まり、兎耳山は楽しそうに意気込んだ。「それぞれのチームをかけて、めいっぱい楽しんでケンカしよう!」

◆決戦前夜

喫茶ポトスで食事をしている桜、蘇枋、楡井、杉下、佐々木。そこへ「こっとっは~!今日の髪型もかわいい!似合ってる~!」と満面の笑みで梅宮も遅れてやって来た。梅宮とことは(CV:長谷川育美)は児童養護施設で育ち、梅宮はことはを妹のように大事にし、溺愛しているのだった。

喫茶ポトスは“ボウフウリン”のたまり場になっている

柊は昔の獅子頭連を思い出し、「ただ純粋にケンカの強さを求めるチームだった。確かに血の気は多いやつらだったが、中坊を追い回すようなことは絶対になかった」と兎耳山が頭取になってから悪い噂が聞こえ始めたことを不思議に思う。「詳しいことは分からん。明日話せばわかるさ」という梅宮に、「明日はケンカしに行くんだぞ」と不思議そうな桜。すると梅宮から「いやいや、ケンカは対話よ?桜くん。拳は時に言葉より相手を知る言語になる。まぁ俺たちにしか通じない言葉だがな」と、さらっと“深い”言葉が。そんな言葉が心にささる桜だった…。「ケンカは対話、拳は言語…考えたこともなかった」。次回、“ボウフウリン”と“獅子頭連”のタイマンの結果は…。

◆原作の人気キャラ、梶蓮の声優は誰?エンディングの『????』マークに「梶君の声優当てるまで眠れない」の声

梶 蓮(CV:????)からの電話を受ける柊

遂に桜と対面した“ボウフウリン”総代・梅宮の登場に「梅宮さんかっこいいわ!ケンカは対話!」「梅宮さんに頭ポンポンしてほしいです」「しゃべる梅ちゃん最高すぎて底なし沼!」とファンからは歓喜の声が寄せられた。また、柊に電話をかけてくる原作の人気キャラ“梶 蓮”役の声優が、エンディングで『????』になっていたため、「梶君の声一体誰なの、????になってる!」「梶君の声優当てるまで眠れない」などと、声優が誰だか気になるという声も多く上がっていた。また、獅子頭連のメンバーの登場には「兎耳山は子どものような無邪気さと共に狂気を感じさせて興味深い!」「獅子頭連の皆さん名前に動物入ってるのかわいい」「次から獅子頭連編始まる!早く十亀と戦う桜がみたい!」など、次回から始まる獅子頭連との戦いに期待が集まっていた。

『WIND BREAKER』第5話は5月8日(水)よる11時よりBS日テレ他にて放送予定。

作品キービジュアル

原作: にいさとる「WIND BREAKER」 (講談社「マガジンポケット」連載)
監督: 赤井俊文
シリーズ構成: 瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督: 川上大志
音楽: 高橋 諒
制作: CloverWorks

『WIND BREAKER』公式HP

BS日テレアニメにむちゅ~公式HP

TVアニメ公式X

画像提供:©にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project

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