カンニング竹山 消息不明状態だった過去を告白!学生時代の友人は「生きとうやろうか?」

2024.4.29 11:00

お笑い芸人のカンニング竹山が4月27日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。生まれ故郷である福岡を訪れ、30年ぶりに学生時代の仲間と再会。逃げ出すように上京してから消息不明だったこともある過去を振り返った。

福岡で芸人生活をスタートさせ、18歳のときに『ター坊ケン坊』というコンビで福岡吉本からデビューした竹山。ただ、ビートたけしやとんねるずへの憧れから、どうしても東京へ行って“関東芸人”を目指したくなったという。

福岡での芸人生活を辞めて東京に行きたいという思いを抱えながら過ごす中、今回の旅で訪れた福浜海岸が芸人人生を変える場所に。

毎晩のように福浜海岸で一人防波堤に座り、東京方面を眺めていたそうで、「ここじゃなくてこの先の知らない未開の土地に行くべきなんじゃなかろうかって思ってて。福岡で芸人をやることが、自分の中ではやっぱりちょっと納得いかなかったんですよね、ずっと」と振り返り、「でも仲間たちはやっぱり福岡でやるって。相方だったケン坊もそうだし、華丸大吉もそうだし。それがわかっているんだけど、納得がいかないんですよ。俺がやりたかったことはここじゃないって勝手に思ってたから」と語った。

今回の旅では原チャリでの移動も

そこで19歳のときに上京するのだが、それは気持ちのいい旅立ちではなかった。地元で活動している仲間には言い出せず、一人逃げるような上京。

スタジオで司会の今田耕司から「東京にいざ行くぞとなったときに仲間には何も言わずに?」と問われると、「(これまでも)何回か逃げたり戻ったり繰り返してるし、説得されると心が揺らぐから」とその理由も明かし、東京に行ったことは仲間にはずっと言わずにいたと言う。

今回はかつての相方・ケン坊田中(田中健二)をはじめとした、学生時代からの仲間とも30年ぶりに再会。竹山が上京したときの話になり、友人の挽田さんが「その後が、皆やっぱり心配してたんですよね」と言い、竹山も「その後ね、10年ぐらい消息不明よ」と加えると、友人の添田さんも「(竹山は)生きとうやろうか?」と心配していたことを明かした。

再会の場所となった屋台『おかもと』

そんな竹山は上京後、地元の同級生である中島忠幸と偶然再会し『カンニング』を結成。なかなか日の目を見ない間に同期の仲間たち、ケン坊田中や博多華丸・大吉は福岡でのし上がっていた。

そのときの心境を「悔しかったけど俺には関係ないって思ってましたね。もう俺、福岡のタレントじゃないしって思って。だから見ないようにしていましたね」と目を背けていたそう。

ただ、「見ないようにするけど、勝手なこっちのわがままで“恨み・つらみ”じゃないけど、福岡という街自体を嫌いになるという、嫌いにしていく。俺は東京だっていうのがすごくあって」と言い、福岡の芸人仲間とは絶縁状態になっていたという。

10年後、カンニングは、『(めちゃイケの)笑わず嫌い王』への出演を機に、知名度が全国区に。竹山は「ちょっと調子こくわけですよ、こっちも。“俺が正解だったろ”。こんなところ(福岡)でずっとやってるからよ」と天狗(てんぐ)になった状態で華丸大吉とケン坊田中と飲んだことも。

すると、「“実は笑わず嫌い王はみんなで見てお前のことを応援していたんだ”と華大とケン坊から言われて、ほんとに目からうろこというか、俺の20代の勝手な“恨み・つらみ”の10年は、俺はなんてことをしてしまったんだと思って、それで謝って」と、自身のふるまいを謝罪したことを告白。

同級生のみんなも、会って見ると意外と応援してくれてた、とも感じたようで、一時は福岡という街を出たくてたまらなかった竹山だが、現在では応援してくれている仲間がいて、「住みたいな」と思えるほど、大切な場所に変わったそう。

かつてバイトをしていた福岡市動植物園も訪れた

動物園の中の売店でホットドッグを売っていた。久しぶりの味に感動する場面も

VTRを見た司会の八木莉可子は「素敵でしたね。いろいろあったけど、一回ちょっと会わない時期があっても友だちっていつまでも長く(続くんだな)」とコメント。今田も「ある時期一緒に過ごした仲間って、大人になって知り合った人とは違う特別な思いっていうのが(ある)」と応えた。

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写真提供:(C)日テレ

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