アニメ『怪獣8号』夢を諦めた主人公・カフカが… まさかの展開にSNSも驚き「これは超展開」

2024.4.16 18:15

アニメ『怪獣1号』の第1話「怪獣になった男」が4月13日に放送された。日常的に怪獣の脅威にさらされる日本。怪獣を討伐する“日本防衛隊”への入隊を目指していた日比野カフカは、夢をあきらめ怪獣専門清掃業で働いていた。防衛隊第3部隊隊長として活躍する幼なじみ・亜白ミナとの、“ともに怪獣と戦う”という約束を思いやるせなさを感じる日々の中、カフカは防衛隊員を志す後輩・市川レノと出会う。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆舞台は日常的に怪獣が現れる世界…主人公は夢破れた男・カフカ

舞台は日常的に怪獣が人々をおびやかすようになった日本。

横浜市に突如巨大な怪獣が出現。人々が逃げ惑う中、“防衛隊第3部隊”が颯爽(さっそう)と現れ、見事なチームワークで怪獣を撃破し、国民の賞賛を浴びる。そして、第3部隊が怪獣を倒した直後、現場にまた別の男たちが現れた。街に残された怪獣の死体を片付ける専門清掃業の『モンスタースイーパー』という会社だ。

そんなモンスタースイーパーに勤めている主人公・日比野カフカが、仕事を終えて帰宅すると、テレビでは怪獣を撃破した防衛隊第3部隊の隊長・亜白ミナを特集していた。実は、カフカとミナは幼なじみ。かつて生まれ故郷が怪獣におそわれたことで、共に「怪獣を全滅させよう」と誓っていた2人。ミナは夢をかなえて防衛隊の隊長になった一方、自分は防衛隊になる夢を諦め、誰にも注目されない怪獣の後片付けをしていることに、やるせなさを感じるカフカ。

翌日、カフカがいつものように事務所に出勤すると、新人アルバイトの青年・市川レノを紹介される。彼もかつてのカフカと同じように、防衛隊を目指しているという。レノに「なんで諦めちゃったんすか?」と聞かれたカフカは「自分の才能の壁にぶち当たったっての?」と語り、「お前も年取ったらわかるように…」と言うが、レノに「俺は諦めないんで、死ぬまでわかんねえっす。わかりたくもないけど」と冷たく言い放たれ、みじめな思いを抱く。

◆怪獣の防衛隊を目指していた男が怪獣に!?

最初は気が合わないように見えたカフカとレノだったが、過酷な清掃作業を経て距離が縮まっていく。
仕事終わりカフカは「諦めた話してる時、すげえ寂しそうな顔してたから…」とレノから防衛隊の募集年齢が引き上げられたことを教えられる。その時、レノの背後に、小さいサイズの怪獣“余獣”が現れ、レノをおそおうとする。カフカはすんでのところでレノを救うと、自分をおとりにレノを逃し、自分一人で怪獣と対峙(たいじ)するが、あっけなく怪獣におそわれ、大怪我を負う。

そして怪獣がカフカを捕食しようとした次の瞬間、先に逃したはずのレノが現れ、力づくで怪獣と戦う。後輩が命懸けで戦っている中、何もできない自分にいらだつカフカ。そして、怪獣は颯爽と現れた防衛隊第3部隊の隊長・ミナの手により、あっさり倒され、カフカは救出される。

その日の夜、病院のベッドの上で、同じ夢を見ていたミナにすっかり差をつけられたことを実感するカフカ。しかし、隣のベッドにいたレノから「すげえかっこよかったっす」「やっぱなるべきですよ、防衛隊員」と背中を押されたカフカは、もう一度防衛隊員のテストを受けることを決断する。その瞬間、カフカの目の前に“謎の幼獣”が現れる。謎の幼獣は「ミツケタ」と言うとカフカの口の中に入っていき、断末魔の叫びを上げるカフカ。

そして、気づくと彼は、怪獣の姿になっていた。このままでは通報されると悟ったカフカとレノは逃走を図る。一方、自宅待機中の防衛隊長のミナのもとにも「横浜南病院で怪獣発生」と連絡が入ったところで第1話が終了した。

SNS上でも「これは超展開」「諦めた夢にもう一度挑戦する王道展開かと思いきや…」「スケール感に圧倒された」「よりによって自分が怪獣に!?」と、主人公自体が怪獣になるという展開に大きな反響があった。

『怪獣8号』の第2話は4月20日(土)、テレビ東京系列ほかにて放送予定。

©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

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