松本若菜「見ていただいていいですか?」前代未聞…記者もザワつくドレス姿での挑戦とは?

2024.4.10 12:45

「失礼します!」と突然ステージの床に両手を伸ばしたのは俳優の松本若菜(40)。化粧品メーカーの新CM発表会で予想外のパフォーマンスを披露した。

真っ赤なドレスでステージに立った松本。2月に40歳を迎えてもなお、保ち続ける美の秘けつを聞かれ、「常に昨日の自分に負けないようにと思っていまして、その気持ちがあれば常に前向きでいられると思っています。シワを気にしすぎることなく、しっかり向き合ってみるっていうのもおすすめなんじゃないかなって思っています」と語った。

節目の歳を迎えた今、大人の女性として気をつけていることがあるそうで、「後輩の子も増えるようになりましたし、しっかりしなきゃなっていう。発言1つにしてもその子たちの人生を左右することを私が発言してしまうかもしれないので、しっかりとかみ締めながら発言するようにしています」と大人の言葉の重みを実感。

そして、これから歳を重ねるにあたって改善したいことについては、「ピラティスを始めて1年になるんですね。ヘルニアの腰の手術をしまして、より一層自分の体を見つめなおす瞬間でもあったので、ピラティスを始めてるんですけど、まだ前屈ができないぐらい硬いので、40歳の目標、まずは前屈ができるように」と体のケア方法を明かした。

記者から「(前屈は)今どれくらいですか?」と質問された松本は、記者を真っすぐ見つめて「見ていただいていいですか?」と予想外の返答。「で、できれば…」と恐縮する記者の前で、松本は「失礼します!」と言うと、そっと手を床に伸ばした。真っ赤なドレスのまま懸命に指先を床に押し当てる松本。前代未聞の光景にザワついていた記者たちだったが、やがて温かい拍手が巻き起こった。照れ笑いの松本は、「聞いてください!ヒールを履いての前屈なので、きっと第2関節ぐらいまではいけたと思います!」と笑顔でやりきった。

前屈を披露する松本

イベント後のインタビューで、自身のイメージカラーを聞かれると、「透明かな。何色にでも染まれるというか。それって私の仕事にも通ずるものがあるんじゃないかなって思っていて、どういった役にも染まれるような役者でありたいなと思うので」と語った。2007年にデビューし、“遅咲きのブレーク俳優”と言われる松本だが、自身を開花させたこだわりを明かした。「アン ミカさんみたいなことを言うんですけど、同じ白でも何百種類もあるじゃないですか。それと同じで、いろいろな役をさせてもらいますけど、一辺倒じゃないような芝居がしたいなって」とほほ笑んでいた。

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