“妻の肝臓を病気の母に提供させる” 『肝臓を奪われた妻』で主人公の夫・中村光星を演じる桐山漣に単独インタビュー

2024.4.9 18:00

毎週火曜放送の日本テレビ系・火曜プラチナイト ドラマDEEP『肝臓を奪われた妻』で主人公・北山優香(伊原六花)の夫・中村光星(なかむらこうせい)を演じる桐山漣に単独インタビュー。entax取材班は、出演が決まった時の気持ちやドラマの見どころを聞いた。

本作は、LINE マンガの 2022 年間ランキング(女性編)で6 位にランクイン、国内累計閲覧数1億3300 万 views を記録した大人気作品。ヒロインの北山優香は、貧乏だが純粋で素直な優しい子に育ち、理想の人と結ばれ、幸せな結婚生活を送るはずだった。しかし、夫・中村光星が優香と結婚した本当の目的は、“妻の肝臓を病気の母に提供させる”こと。最愛の夫からだまされ裏切られ、人を信じられなくなった主人公の復しゅう劇が始まる。

■役作りで立ち止まった時は原作からヒントをもらう

――ドラマ出演が決まった時の率直な気持ちを教えてください。

桐山 「肝臓を奪われた妻」というタイトルからしてもうすでにパワーがあるし単純にどういう作品なんだろうという興味がかきたてられました。原作も時間を忘れて読んでしまうほど素晴らしい作品ですし、今作のドラマはどの登場人物も役が立っているので脚本を読んでいて素直に楽しいです。
光星に関しては、初めはなんで悪いやつなんだと思っていましたが、読めば読むほど単なる悪役ではなく知れば知るほど興味が湧くヒールさに出演が決定したときは撮影がとても楽しみになりました。

――中村光星を演じる時に、どんなところを意識していますか?

桐山 光星の佇まいや纏う空気感、抱えているものが目から滲み出るよう丁寧に演じていこうと思っています。

――原作があるドラマに出演する際に、大切にしていることはありますか?

桐山 表面的にならないように、キャラモノであろうとなんだろうとその役1人の人間をちゃんと演じるということを軸に置きながら、役作りをしています。原作があるものに関しては、台本だけが全てというふうに自分は思っていないので、役を作っていく上で立ち止まった時は原作からヒントを得て取り入れるようにしています。

■実家で犬を飼うも「自分は犬種とかも選ぶ権利ないんだな…」と明かす

――ドラマの様に、後から知って衝撃だったことはありますか?

桐山 実家で犬を飼ったんです。全然僕に懐いていなくて、まだ家族と思われてないんです(笑)。去年の夏前くらいに「このワンちゃんにしたよ」と家族に言われ、お会計の時だけ呼ばれて「自分は犬種とかも選ぶ権利ないんだな」と思って衝撃でしたね(笑)。自分は犬を飼うことに賛成だったんで全然よかったんですけど、もうワンステップくらい段階があってもよかったんじゃないかなと思いました。

――家族の方から「ワンちゃん飼いたいな〜」みたいなご相談はあったんですか?

桐山 「ワンちゃん探してるんだよね〜」ぐらいのことは聞いてたんですけど、一緒に見に行くとか全くなかったですし、家族が引き取りに行く時に、僕も一緒に行った感じだったので衝撃が大きかったです。

――放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

桐山 過去に演じたことがないくらい冷徹でヒールな役なので、本当にもう視聴者の方に嫌われてもいい覚悟で演じていきます。中村家ひとりひとりに優香が周りの人の愛に支えられながら、あの手この手を使い復しゅうを果たしていくので見ていて飽きないですし何より感情移入して応援したくなるはずです。
彼女の復しゅうとその先にある行く末を存分にお楽しみください。

※桐山漣さんの「漣」は、しんにょうの点はひとつ 

【プロフィール】
1985年2月2日生まれ、神奈川県出身。2009年、テレビ朝日『仮面ライダーW』で菅田将暉とW主演を果たす。近年のドラマ出演作は、フジテレビ『テッパチ!』(2022年)、テレビ東京『警部補ダイマジン』(2023年)、テレビ東京『ポケットに冒険をつめこんで』(2023年)、テレビ東京『パティスリーMON』(2024年)、関西テレビ『極限夫婦 第2章「玉川夫婦の場合」』(2024年)。コメディな演技から二枚目キャラまでこなす演技力の幅広さが人気の俳優。

【番組情報】
日本テレビ系・火曜プラチナイト ドラマDEEP『肝臓を奪われた妻』
毎週火曜 深夜24時24分〜24時54分放送
TVer・Huluでも配信
公式HP

写真:©entax

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