岡田将生「これ、男のロマンが詰まってるな…」日本のロボットアニメ好きイタリア人男性のコレクションに驚がく

俳優の岡田将生が4月3日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて！春祭り！めったにやらない企画が目白押し2時間SP！』にVTR出演。イタリア・ミラノで人助けを行う企画に挑戦し、日本のアニメが大好きなイタリア人男性と出会った。

今回、岡田が参加したのは『〇〇さん、貸しますの旅スペシャル』。ある特定の時間だけ人手を貸しますという募集を街中で行い、選ばれた人の元へ人気者が出向いてお手伝いをするという人気企画なのだが、今回の舞台はなんとイタリア・ミラノ。日本で行うときと同様に、ロケの日付と時間を書いたプラカードをミラノ市中で掲げ、人手を貸してもらいたいという人を募集したところ、3人が声をかけてきた。

1人目は昨年交換留学生として早稲田大学に通ったという23歳の男性。将来は外交官として勤務するか、日本の企業で働きたいという。そんな彼は日本の大相撲が大好きで、インタビュー中も「貴景勝頑張って！」と日本語が出てくるほど。時差のある中で大相撲の生中継を見るために朝7時半には起きているという彼の願望は、一緒に相撲を取ること。後日このインタビューを見た岡田は「ちょっと待って！」「イヤだな、これ…」とかなり及び腰だった。

2人目はローマ出身の男性で、同じローマ出身の仲の良い女性のことが気になっているという。「一歩先に進む手伝いをしてもらいたいな」というが、なんとその女性は彼氏持ち。日本ではあまりよく思われない略奪愛だが、彼は「（イタリアで略奪愛は）よく起きるよね。しょっちゅうじゃないけど…」と、さすがイタリア人男性と思わされるような答えが。仮に女性の彼氏と戦うこととなったとしても「全然怖くないよ！愛は勝つ！」と断言するこの男性、果たして岡田はこの男性のキューピッドとなるのか。

3人目はスタッフに「おはようございます」と日本語で話しかけてきた男性。彼は日本のアニメが大好きで、中でも『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』、『UFOロボ グレンダイザー』などのロボットアニメが大好きな様子。そのアニメの主題歌を日本語で歌えるようになるため、日本語を勉強したのだという。「♪空にそびえる　くろがねの城～」と『マジンガーZ』の主題歌を歌いだして止まらなくなってしまった彼の願いは、日本で食べた牛丼が食べたい、というものだった。岡田もこの願いを聞いて「1番現実味ありますね…」「相撲よりも牛丼だな」と前向きな様子。

この3人の中から誰が選ばれるのか、実はインタビュー動画を岡田に見せた時点でスタッフが既に選んでいたという。選ばれた人を耳打ちされた岡田は「頑張ります！」と意気込みを見せた。

スタッフと共に待ち合わせ場所に向かう岡田、そこにはアニメ大好きな男性、ルカさんの姿が。今回はルカさんの願いをかなえるべく、岡田が牛丼の作り方をルカさんに教えることとなった。「あなたは牛丼、出来ます？上手？」と容赦なくプレッシャーをかけてくるルカさんにタジタジになりつつ、岡田は食材を調達するためルカさんとともに移動することに。

移動中、翻訳アプリを使って「短い時間だけど仲良くなりたいです」と伝えた岡田に対し「来年日本に来てあなたを訪ねるから、一緒にカラオケに行きましょう」と返すルカさん。食材購入後に車で移動するときも「私の大好きな映画、『用心棒』。トシロー・ミフネ（三船敏郎）」と話しており、本当に日本の文化が大好きな様子。自分が俳優だと明かしていた岡田に対しては「少なくともあなたが本当に（演技が）上手かどうかだけ教えてください」と冗談っぽく聞いてくる。

岡田は「『ドライブ・マイ・カー』という映画を見ていただけたらわかると思います」と、カンヌ映画祭で4部門を受賞した作品を例に挙げて実力派俳優であることをアピールしようとするも、翻訳アプリの操作を誤ってしまい、アプリからは『ドラえもん』と全く別のアニメの名前が読み上げられてしまった。これにはルカさんも「ドラえもん、残念！」と両手で大きなバツ印を作っていた。

ルカさんの自宅で家族を紹介された後、岡田が通されたのはルカさんの自室。そこには日本のマンガ本やロボットフィギュアなど、ルカさん自慢のコレクションが部屋中にギッシリ！しかも部屋にあるのはコレクション全体のわずか1割で、残りの9割はガレージなどに保管されているという。マンガ本に至ってはイタリア語翻訳版だけでなく日本語版のものもあるという徹底ぶりで、これらは何度か来日した際に専門店を巡って買い集めたのだという。

お気に入りのフィギュアを紹介しながらついついアニソンを歌い始めてしまうルカさんに対し、岡田は突っ込みつつも、「これ、男のロマンが詰まってるな…」と思わず口にしてしまうほど感心していた。ルカさんは「日本のアニメの核心は“詩”です。私にとって日本のアニメは“詩”なんです。血と汗と涙があります。心！」とアニメに対する愛を熱弁し、岡田も「なんか誇りですね、アニメはね。日本にとってね…そうかそうか…」とその熱い想いに共感していた。

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