『消せない私』から『肝臓を奪われた妻』にバトンタッチ…地上波連続ドラマ初主演となる伊原六花に単独インタビュー　

4月2日（火）スタートの日本テレビ系・火曜プラチナイトドラマDEEP『肝臓を奪われた妻』で主人公・北山優香を演じる伊原六花に単独インタビュー。

本作は、LINEマンガの2022年間ランキング(女性編)で6位にランクイン、国内累計閲覧数1億3300万viewsを記録した大人気作品。ヒロインの北山優香は、貧乏だが純粋で素直な優しい子に育ち、理想の人と結ばれ、幸せな結婚生活を送るはずだった。しかし、夫・中村光星が優香と結婚した本当の目的は、“妻の肝臓を病気の母に提供させる”こと。最愛の夫からだまされ裏切られ、人を信じられなくなった主人公の復しゅう劇が始まる。

entax取材班は、地上波連続ドラマ初主演となる伊原六花にドラマの見どころや最近ハマっていることを聞いた。

■『消せない私』主演の志田彩良からメッセージが届く

――ドラマ出演が決まった時の率直な気持ちを教えてください。

伊原　作品のタイトルを聞いて、心をつかまれたので出演が決まった時はすごくうれしかったですね。今の年齢で、妻であり母の役をやらせていただけるんだと驚いて、頑張りたいなと思った作品でした。今回、ドラマDEEP枠が金曜から火曜のお引越しの第1弾ということで、パワーを全部注いで頑張りたいと思いました。

――他のドラマDEEPの作品はご覧になりましたか？

伊原　現在、放送中の『消せない私』を私も、私の家族もハマって見ています！『消せない私』は現代的なデジタルタトゥーが題材ですごく面白いなと思いました。主人公の志田彩良ちゃんから「次のクール、六花なんだ！うれしい！」と応援メッセージがきて「私もうれしい！がんばる！」と返信しました。

――妻で母親の優香を演じる時に意識していることはありますか？

伊原　私には6歳と3歳の甥（おい）っ子がいます。子供達と毎日電話したり、お風呂に入れたりしたこともあるので母親感は0ではないかなと思っています。今回演じる優香に関しては、頼れる周りもいなくて、1人で働いて子供を育てるという環境の大変さを意識しながら演じていけたらなと思います。

――原作がある作品を演じる時に大切にしていることはありますか？

伊原　原作にリスペクトを持って、しっかり愛を込めて丁寧に演じられたらなと思っています。原作からヒントをもらって、ドラマだからこそ表現できる部分を皆さんに見てもらえたらうれしいです。

■復しゅうだけでなく愛があるドラマ

――ドラマの様に後から知って衝撃だったことはありますか？

伊原　高校生時代の話なんですが、学校が終わって帰る時に友達がいたので「おっす！」みたいな感じで話してすぐお別れしたんですよ。その後に、さっき会った友達に連絡したら「何の話？会ってないよ」と返事がきてめっちゃ怖くなりました（笑）。優しさで私に話を合わせてくれた人がいたのか、そもそもそんな人自体がいなかったのかとかいろいろ考えました。その事が私の中で1番衝撃的な体験ですね。

――最近ハマっていることはありますか？

伊原　最近ずっと欲しかったレコードプレーヤーを買いまして、レコード集めにハマっていますね。レイ・チャールズやアート・ブレイキーなどのレコードを集めています。朝の時間を大切にしようと思ってコーヒー豆をひいて、レコードをかけながらコーヒーを飲んで始める朝が幸せです。

――放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

伊原　ドラマDEEP枠だからこそできる作品ですので、期待していただけたらと思いますし、タイトルの復しゅうっぽさだけでなく、愛があったり、キャラクターそれぞれの行く末も気になるような作品になっているので、見ていただけたらうれしいなと思います。是非ご覧ください。

【プロフィール】
1999年6月2日生まれ、大阪府出身。大阪府立登美丘高等学校に在学時、ダンス部でキャプテンを務め2017年8月に日本高校ダンス部選手権で発表した自身がセンターの『バブリーダンス』を披露し大ブレイク。近年のドラマ出演作にNHK連続テレビ小説『ブギウギ』（2023年）、TBS『マイ・セカンド・アオハル』（2023年）、など話題作に出演し、ドラマ・映画・CMなどで注目を集める俳優。

【番組情報】
日本テレビ系 火曜プラチナイト ドラマDEEP『肝臓を奪われた妻』
毎週火曜　24時24分〜24時54分放送
TVer・Huluでも配信
公式HP

写真：©entax