『恋わずらいのエリー』超絶胸キュンシーンの撮影の裏側で、ランチを○○○に奪われた宮世琉弥に、原菜乃華がとった行動とは?

2024.4.2 16:15

現在大ヒット上映中の『恋わずらいのエリー』。学校イチのさわやか王子だが、実は口の悪い“ウラオモテ男子”と、彼との妄想をSNSでつぶやくのが日課の女子高校生による学園ラブストーリー。誰もが憧れる推しとの両想いを、テンポよく描く甘酸っぱい恋愛映画だ。

entax取材班は、W主演を務める宮世琉弥、原菜乃華と、初の先生役を演じた小関裕太の3人に、撮影秘話や舞台裏、最近妄想したことについて聞いた。

<出席者>
宮世琉弥/近江章(おうみ・あきら)役…学校イチのさわやか王子だが、実はウラオモテのある性格。通称:オミくん
原菜乃華/市村恵莉子(いちむら・えりこ)役…SNS上では“恋わずらいのエリー”として恋愛妄想をつぶやいている。通称:エリー
小関裕太/汐田澄(しおた・すみ)役…オミくんの叔父で、エリーの担任教師でもあるという立場で、二人を優しく見守る。

■撮影現場の雰囲気は「常にわちゃわちゃしていた」(宮世琉弥)

――『恋わずらいのエリー』は3度目の共演となる宮世さんと原さんですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

宮世 僕は基本、先生とエリーとしか、絡むシーンがあまりなくて、3人で常にわちゃわちゃしていました。学校のシーンをタイトなスケジュールで一気に撮影したので、濃い時間でしたね。

原 オミくんはいなかったんですけど(笑)、文化祭のシーンは楽しかったですね。大規模で、出店とかもすごいしっかり作っていて、お店の方のコスプレを見ているだけで楽しかったです。

エリーは、ずっとあたふたバタバタするシーンだったのですが、メイドカフェとかで猫耳をつけているメイドさんを見ながら「いいなぁ」って。学生時代、コロナでまったくイベントができなかったので、うらやましいと思いながら見ていました。

原 めちゃくちゃ衝撃的に覚えているのは、宮世さんがお弁当をトンビに取られたことです。

小関 ええ!! どこで?

宮世 湘南です。

原 ジャージキスのシーンの時で。

宮世 美味しいお弁当だったんですけど、食べ始めた瞬間に、トンビがぶわっと来て。羽がパシッと当たって。

小関 うわ~ケガしなくてよかったけど。

――その後、どうしましたか?

宮世 取られたの、僕だけだったんですね。スタッフさんもみんな、そこで食べていたのに、ひとりだけ取られてすごく笑われました(笑)。僕はおもしろくないですが(笑)。

原 それを聞いてすぐに中で食べました。(笑)

――現場の和気あいあいとした雰囲気が伝わります。やはり、宮世さんと原さんは何度も共演されているから、息もピッタリという感じはありましたか?

宮世 もう、何も気にしないというか、恥ずかしくないしですしお芝居がすごくやりやすかったです。

原 やりやすいったらありゃしないというか。最初に、お相手が宮世さんですと聞いた時、良かった~~と思って。何をやってもオッケーだし、動きの確認とかも、遠慮せずにできたので良かったです。

■十代の時に思い描いていた先生役の景色と、ちょっと心持ちが違う(小関裕太)

――小関さんは今まで生徒役が多かったと思うのですが、今回初の先生役。演じてみていかがでしたか?

小関 すごく不思議な気分でした。教壇に立っているシーンは、撮影自体も一日で撮り、そんなに回数は多くなかったですが、初めての先生ということで、教壇から見る景色とか、十代の時に思い描いていた先生役の景色と、ちょっと心持ちが違いました。

宮世 え〜そうなんですね!

小関 もっと現実味があって、あ!もしかしたら、自分もここに立つ人生があったのかもしれないという気持ちになりました。学生時代に、高校の教壇に立って、僕もいつか先生役をする日が来るのかなと当時思っていましたが、実際に立ってみると心情が違って、おもしろかったです。

――先生役でありながら、オミくんの叔父さんという立場でしたね

小関 普段、オミくんと話しているときは叔父さん設定なので、先生というよりは叔父として、クヨクヨしている背中を押すっていうシーンがあったり、そっちの方が多かったですね。ここの共演シーンが、すごく印象に残っています。

――先生とオミくんのやりとりは、アットホームな印象がありましたが、何か心がけたことはありましたか?

宮世 いい意味でそのままでした。リラックスして、本当に楽屋とかでもお兄ちゃんという感じでいろいろお話させていただいていたので、そのままの自然さが出せたと思います。セリフ以外のこともやったり。

小関 意外とカメラ前より、その他の方がしゃべってた気がします。監督をいじったりとか。

原 え~~

――どんな風にですか?

小関 いい時計していますね、とか(笑)

あ、あと2人(宮世、原)にオススメの携帯アプリとかを教えてもらいました! やっぱり、年代によって知っている内容が違うんだなというのが新鮮でしたね。毎日、刺激的で楽しかったです。

――それはやっぱり、今回先生役だからこそ得られた景色なのでしょうか?

小関 僕としては、あんまりお兄さん的な感覚はないんですけど、同世代ではない中で、見ている景色が新鮮だなって感じました。

宮世 (アプリ)使ってますか?

小関 たまに使ってます! あのチェキみたいなやつ。背中を押されて、購入しました。

■言うことを聞いてくれなくて…(原菜乃華)

――今回の映画、「エリーの妄想が止まらない」という劇中のセリフもありますが、最近妄想が止まらなかったという出来事があったら教えてください!

原 うわぁ、難しいなぁ

小関 今までなかった、この質問!

宮世 (考えている…)

原 あ! アレクサを買ったんですけど、そのアレクサが急に反応してしゃべり出して、ずっと止まらなくて、“アレクサ、やめて”と言ってもやめなくて、電源を切ったんですけど、アレクサが妄想して話し出すという事が最近あり、ちょっと怖かったですね。言うことを聞いてくれなくて、ひたすら話しかけられるという。

小関 それは怪奇現象?未来が思いやられます。(声のトーン低めで)

宮世 怖いですねぇ しゃべらないようにしよう。(声のトーン低めで)

小関 僕は、最近趣味だったカメラが、結構仕事になってきて。ずっと物を撮りたかったんですけど、例えば(目の前にある)こういう机や椅子とか。それが人物にどんどん変わっていて、被写体をもっと広げていきたいなというふうに妄想していて、今、照明機材をいっぱい買っているんです。たくさん取り寄せて、集めています。

――では、いろいろな物や人物を撮影する妄想をしているんですね!

小関 はい! し始めています。

宮世 (まだ考えている…)僕は温泉旅行、行きたいです。長期のお休みがあったら、どこに行くかなっていう妄想だけでも楽しいですね。どこの温泉に行こうかなって。

■変な人っておもしろい(原菜乃華)

――実際に、オミくんのようなウラオモテのある性格の同級生がいたら、どう対応しますか?

宮世 最初は壁をつくります。

原・小関 え~~~壁つくるの?

宮世 だって、どっちがウラかオモテかわからないですもんね。

原 でも、変な人っておもしろいじゃないですか。それがいいウラかもしれないし、それは近づいてみないとわからないですよね。一旦のぞきに行っちゃうかもです、ウラを見に。

宮世 (割と大きめな声で)本当に(笑)?

小関 僕も宮世くんと同じで、一定の距離感保つと言いますか、今後関わらないかなとか。

原 悪いウラオモテで考えていますね。

宮世 だって、どっちにしろウラオモテがある人って怖いじゃないですか。

原 すごい明るい人に見えるけど、めちゃくちゃコアな趣味がある人とか、ひとつのことについて話しだしたら止まらないみたいな、ちょっと変なところがあったりするウラオモテのある人はいいなって思いますけどね。

小関 あぁ、そういうウラオモテだったらね!

原 そういう人なら、近づいてみたいなと思いますね。

小関 扉開いてみたいというね。

原 そう、開いてもらえるかな?みたいな。

宮世 それはそうですよね。(一旦受け入れてから)

でも質問的には、オミくんみたいなウラオモテのある同級生って話ですよね。僕らはその流れで話していたんですけど。

原 あっ、そうでしたよね。なるほどね。そうだったか。そしたら私も、お2人と同じ意見ですはい。いつもこうなんです! すみません(笑)

小関 (宮世が原に説明をしていると)ケンカしないで! ほら始まった(笑)

――ここで、映画を観た方、そしてまだ観ていない方にも妄想をしてもらいたく、宮世さんから、みんなをキュンキュンさせる一言をお願いできませんか?

小関 すごい!文面で?動画で一言どうぞ!とかはあるけど。

原 文面で書かれること、あまりないから!

宮世 きゅんきゅん♡(少し控えめな声で)

小関 わかる!(声大きめ)これ、僕からするとすごいかわいいんです。少し照れて。

宮世 (かわいい)って書いておいてください♡

原 それですべて満点になる!(笑)

インタビュー中、宮世さんと原さんがわちゃわちゃトークを繰り広げていると、隣で優しく見守る小関さんという場面があり、リアルに映画のワンシーンを見ているかのようでした。この春、たくさん胸キュンしたいと思っている方はぜひ、現在公開中の『恋わずらいのエリー』をチェックしてください!

♡タイトル:恋わずらいのエリー
♡原作:藤もも『恋わずらいのエリー』(講談社「デザート KC」刊)
♡出演:宮世琉弥 原菜乃華 (W主演)
西村拓哉 白宮みずほ 藤本洸大・綱啓永/小関裕太
♡監督:三木康一郎
♡脚本:おかざきさとこ
♡音楽:林イグネル小百合
♡主題歌 :NiziU「SWEET NONFICTION」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
♡製作:「恋わずらいのエリー」製作委員会
♡配給:松竹株式会社
♡公開:2024年3月15日(金)

♡公式HP
♡公式X公式Instagram公式TikTok
♡近江章(オミくん)LINE

♡STORY
学校イチのさわやか王子・オミくん(宮世琉弥)を眺めつつ、彼との妄想を“恋わずらいのエリー”の名前でSNS上でつぶやくのが日課の妄想大好き女子・エリー(原菜乃華)。
ところが、パーフェクトだと思っていたオミくんは、実は口の悪いウラオモテ男子だった! しかも、超恥ずかしい妄想が彼にバレてしまい、絶体絶命の大ピンチ・・・のはずが、「その妄想、叶えてあげてもいーよ?」と、オミくんはエリーを面白がり、まさかの急
接近!
最初こそオミくんの裏の顔にショックを受けたエリーだったが、彼の飾らない素の部分を知っていくうちに恋心も妄想も、さらに膨らんでいく。
さらに、オミくんをきっかけに、美少女だが現実の男子には興味がない同級生・紗羅(白宮みずほ)や、見た目はヤンキーだけど、一途に紗羅に想いを寄せる先輩・礼雄(綱啓永)など、初めての友達ができてエリーは現実も妄想も絶好調!
そんなある日、ちょっと変わったクラスメイト・要くん(西村拓哉)にも“恋わずらいのエリー”であることがバレてしまう。
エリーに興味を持った要くんまで急に距離を詰めてきて、まさかの三角関係?!
果たして、オミくんとエリーの恋の行方は…?

♡クレジット:©2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 ©藤もも/講談社

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