林家木久扇「映らないじゃねえか!」55年間の『笑点』ラストはメンバー全員の愛情あふれる連係プレー

2024.4.2 11:45

31日放送の『笑点』で、林家木久扇が自身最後の大喜利に出演。この日は、木久扇のためにスタッフ全員が木久扇カラーの黄色い服を着て、会場のお客さんには黄色いタオルが配られ、会場は黄色一色に染まった。

大喜利の最後の問題では、林家たい平が「本当に木久扇師匠にはお世話になりました。僕からは後輩なので何もできません。だけど、笑点は座布団をもらえるって言うのがルールで、座布団が多いのが喜びでした。僕から師匠へお礼をこめて…」と、自分の座布団を木久扇に差し出すと、他のメンバーも次々と座布団を持って来て積み上げた。

しかし、全員分の座布団が木久扇の前に重なったため、その姿がすっかり隠れてしまう事態に。たい平が「喜んでると思うよ。すごくね、喜んでると思う」と言うと、木久扇がいきなり高く積み上がった座布団を崩し「俺が、映らないじゃねえか!」と怒り爆発。

すると、たい平が「じゃあ…師匠、映りたいんですもんね?」と確認し、木久扇のヒット曲『いやんばか~ん…』のイントロを口ずさむと、それに合わせた木久扇が「♪いやんばかんうふん~そこはお耳なの~あはん」と歌い出し、会場からは大きな手拍子が。メンバーと会場が一体となり、最後に木久扇が「おかあさ~ん」と叫んで終了。55年間出演してきた笑点を、木久扇らしい賑(にぎ)やかなエンディングで締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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