「4人が5人と出会った奇跡」&TEAM 初の単独ツアーを完走!『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’』横浜公演二日目の様子をお届け

2024.3.21 16:15

2022年にHYBE LABELS JAPANからデビューした&TEAMが初の単独ツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’』を開催。京都を皮切りに2024年1月からスタートしたツアーは全国7都市と韓国・ソウル公演に加え、3月6日、7日の神奈川での追加公演を完走した。
追加公演では、超大型プロジェクト『I-LAND』に出演していた4名(K、NICHOLAS、EJ、TAKI)が『&AUDITION – The Howling -』で追加選抜された5名(JO、HARUA、MAKI、YUMA、FUMA)と出会い生まれた、&TEAMという奇跡の9人に今一度思いをはせる一コマもあり、ファンにとっても感慨深い初のツアーの千秋楽を締めくくった。
エンタックスでは、ツアー中盤、神奈川県・パシフィコ横浜 国立大ホール2月8日夜公演の様子をお届けする。

■&TEAMの歴史が詰まったセットリストはデビュー曲からスタート

ウルフの眼光が会場に向けられたステージセットから登場した9人は、モノトーンを基調としたレザーのベストやジャケットにネクタイやブローチ、黒のハーフパンツにブーツを合わせたり、ロングパンツにウォレットチェーンをコーディネートしたスタイル。

1曲目を飾ったのは彼らの始まりの曲でもあるDebut EP『First Howling : ME』のタイトル曲『Under the skin』だ。&TEAMの歴史をスタートさせた曲でいきなりLUNÉ(※&TEAMファンの呼称)の心をわしづかみにすると、途中Kを中心に取り囲むように始まったダンスブレイク。力強いステップが赤いライトで照らし出され、これまでに見たことが無い特別なパートを披露した。続けて9人で歌う『Road Not Taken』や『W.O.L.F.』を熱唱していく。

■LUNÉと作る掛け声で交流も

会場のLUNÉを巻き込んで、一緒に盛り上がるための掛け声を考えるコーナーがスタート。メンバーたちが会場に耳を傾けLUNÉの声を拾い、掛け声候補の言葉を「大好き~!」に決めると、EJが振付を考え、掛け声に合わせてLUNÉ棒(オフィシャルのペンライト)を上に掲げるといった1連の動きが完成。

&TEAM 「LUNÉ~!」
LUNÉ 「&TEAM~!」
全員で「大好き~!」※LUNÉ棒を上に掲げる

という掛け合いがパーフェクトに決まり、&TEAMがLUNÉとワンチームであることが証明されるようなシーンとなった。

■LUNÉに『規格外(ALIEN)』のダンスをレクチャー!

衣装を着替えて登場した&TEAMは、カジュアルで爽やかなシャツにカーディガンやニットベストを合わせ、薄いブルーのネクタイをしたラフな制服スタイル。教室にいるかのようなセットで始まったのは、坂口健太郎主演ドラマ『Dr.チョコレート』の主題歌にもなった『Blind Love』だ。このドラマにはメンバーが少し出演したりと、演技に挑戦したこともあり思い出深い1曲。

ステージのセットのサイネージに歌詞が表示され、曲が進むとLUNÉはその歌詞の筆跡がそれぞれ歌唱中のメンバーのものだと気付いたよう。漢字を駆使して丁寧に書かれたEJの文字を始め、それぞれのキャラクターが表れるような心温まる文字にほっこりさせられる一幕となった。

TAKIが「このハッピーエネルギーを保つためにかわいい衣装を用意しました!」と、メンバーは白と薄いブルーのさわやかな色合いに“&”と“T”が絡まったようなエンブレムがカッコいいスタジャンを着て、MAKIを中心にダンスレクチャーをスタート。

EJ「僕たちがゆっくり説明するので一緒にやってみましょうね!」

MAKI「まず、We Link!(※ &TEAMのあいさつで、胸の前で両手の親指を外側に向けて握りこぶしをつくり、両手の小指を絡ませてつけるポーズ)をして一回離します。ノーリンクで(笑)4回これを交互に左右、胸の前で上げます。そしたら両手で両サイドの頭を4回ポンポンポンポンとします。その状態で耳の横で4回手をぐるぐる回します。そしたらパタパタパタパタと両手で招くように上から下におろしていきます。2回繰り返しますが、2回目はパタパタ無しで指をさしてハートです」

HARUAの歌い出しで始まった『規格外(ALIEN)』で、ダンスレクチャーのパートが来ると、会場のLUNÉたちがメンバーの踊りに合わせて一緒にダンスし大いに盛り上がりを見せた。続いて『チンチャおかしい』もLUNÉにはおなじみの振り付けがあり、待ってましたといわんばかりのダンスパートが登場すると会場を沸かせた。

そして『Melody』では、♪~You are, you are, you are, you are きっと~ のところで9人がそろって会場に手拍子を呼び掛けると、会場はさらなる一体感に包まれ、最後にピンクの銀テープが舞い大きな歓声が広がった。

■『FIRE WORK』で会場に舞った金のテープにはメンバーのコメントが

イントロが流れるや、LUNÉたちのメンバーの名前のコールから始まったのは『FIRE WORK』。疾走感あふれるメロディラインに合わせて、9人がさわやかにステージを展開していく。曲の終盤に金テープが飛び一気にボルテージもあがった。金のテープをよく見ると、なんとメンバーからのコメントがデザインされており、

EJ 「LUNÉと&TEAMはずっと一緒!」
FUMA 「LUNÉに会えて幸せです!!いつもありがとう」
K 「LUNÉは僕の宝♡ 大好きです!!」
NICHOLAS 「LUNÉ最高!!だいすきです」
YUMA 「LUNÉにまたすぐ会えますように!!愛してる~」
JO 「今年も&TEAMが最高に盛り上がる年にしましょう!!LUNÉ大好きです♡ 」
HARUA 「寒い冬もLUNÉの愛が温かいです」
TAKI 「LUNÉ いつも一緒に居てくれてありがとう!これからもよろしくね♡」
MAKI 「来て下さってありがとうございます♡またお会いしましょう」

LUNÉたちにとって、こうしたサプライズの数々はこれまでともに駆け抜けてきたメンバーたちへの思いを増長させ、今一度「これからも応援する!」と思わせてくれるピースになったに違いない。

■アンコールは&TEAMの飛躍を予感させる『Dropkick』

暗闇の中、アンコールを待つLUNÉたちのメンバーの名前を順番にコールする大合唱が響き渡ると、しばらくして&TEAMがオレンジのパンツに黒のTシャツ姿で戻ってきた。スタジアムのフィールドさながらのステージを背景に『Dropkick』がスタート。

♪そう君といれば everything is better走りだすよ未来へ~ という歌詞が、これからの活躍と明るい未来に向けた決意のようで、まさにアンコールに適した1曲だ。会場を埋め尽くすスローガンには“1人じゃない、私たちはすでに一つの群れなんだ”と書かれており、それを見たKが「スローガンの言葉はたくさんあるんですけど、いつかこれを使って歌詞を書きたいと思います」と予告し会場は歓喜に包まれた。

■メンバーからのメッセージ 全文

EJ

EJ 「本当に今日埋め尽くしてくれた一人一人をみて、こんなにたくさんの方が僕たちを見に来て下さったんだなと。今日、今ここに集まっているじゃないですか。本当に奇跡のような気分です。本当にそう考えると奇跡みたいな瞬間で一つの楽しい思い出を今日は作って帰ってください。これからももっと素晴らしい奇跡のような瞬間を一緒につくっていきましょう。今日はありがとうございました。」

TAKI

TAKI 「今日は来て下さってありがとうございます。言いたいことはいっぱいあるんですけど、僕はずっとダンスやってたんですけど、ダンス続けてきてよかったなって思います。あの時、体操習うか迷ってたんですけど、そこで体操やってたらどうなったんだろう? ダンスを選んでここまで来て、この景色が見れてめっちゃ幸せだなと思います。

みなさんのメッセージでくれる言葉が力になってるし、どんだけ辛い時でもメッセージを見れば明日頑張ろうと思えるので、これからも大切な結ばれた関係でいたいですし、最初のツアーを忘れずに、これからも&TEAMとして最高の花道だけを歩いていけたらと思います。今日はありがとうございました」

MAKI

MAKI 「今日来てくれたみなさんありがとうございます。楽しかったですか? 僕は今日休憩の時間にデビューショーケースを思い返してみたんです。その時の自分と今の自分を比べて見て、あの時より少しはかっこいいMAKIになれたかなと思って。それ以外でも今回のツアーで僕たちの成長した姿をたくさん見せられたんじゃないかなと思うので、これからもっと成長してカッコいい&TEAMになっていくのでずっとついてきてください。大好きだよ!」

NICHOLAS

NICHOLAS 「みなさんこんばんは。楽しかったですか? こうやってLUNÉのみなさんと会えて本当にうれしいと思うし、今日みたいな日がたくさんあったらいいなと思います。でも一番重要なのは、みなさん知っていますか? 健康です。みなさんも体に気を付けて、たくさん会えるように一緒に頑張りたいので約束しましょう。体に気をつけて帰ってくださいありがとうございます」

K

K 「今日なぜか音楽を始めた時を思い出しまして、当時坊主でずっと走ってたんですけど、そんな僕がブルーノ・マーズの動画に感動して、大学を蹴って音楽をやろうとなぜか思い立ち、出来そうだと思って…やばい、今日家族来てるんだ、やばいやばいやばい(笑)大反対されたんですよ。

親も大泣きで、そんな反対を押し切ってですね。やりたいことをやれと背中を押してくれて、ブルーノ・マーズのライブに行ったんですよ。そしたら僕、初めてライブを見て泣いてしまって、そのときに国は違うけど音楽というツールだけで一つの空間ができて、すごくそれに感動して、そんな共感性のあるアーティストに絶対なろうと思ってここまでやってきました。

いつも曲を作るときはできるだけ多くのみなさんに共感していただけることだけを考えてやっています。これからパフォーマンスのときもよりみなさんに伝わりやすい演出をやれるよう努力していきますので、これからも一緒にたくさんの思い出を作っていきましょう。今日はありがとうございました」

FUMA

FUMA 「今日は楽しかったですか? 僕たちもめちゃくちゃ楽しいステージでした。でもこうしていつも楽しく幸せに入れるのはLUNÉのおかげですし、それこそこうやって&TEAMの助け合う仲間だったり応援してくれる人だったり、こんなにたくさんいるはずないですよね。だけど今こうしてこんな素敵なステージに立たせてもらえるのはLUNÉのおかげですし、僕が一人じゃないよって思わせてくれるのもメンバーやLUNÉのおかげです。これからもこのメンバーとLUNÉのみなさんとずっと走り続けて行こうかなと思いますのでついてきてくれますか? そんなLUNÉのみなさんを僕は愛してます。ありがとうございました」

JO

JO 「本当にありがとうございます。こうやって 公演が最後に近づくのは悲しいんですけど、すごいこのツアーも半分くらい一緒に来たと思うんですけど、少し寂しいという気持ちもありながら、このツアーが&TEAMにとって今年最高のスタートダッシュになるんじゃないかと思ってて。なのでこのまま良いスタートを切ってさらにいい姿を見せられるのではないかと期待もしてますし、そのために頑張ってもいるので、LUNÉのみなさんも一緒に見守っててほしいのと、これからもエナジーを届けられる関係でいられたらと思うので、これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました。最高でした」

YUMA

YUMA 「LUNÉのみなさん今日は来てくれてありがとうございました。昨日ちょうどこの場所で二十歳を迎えたんですけど、メンバーに囲まれて、とても素敵なLUNÉのみなさんに囲まれて二十歳になってから、今日もたくさんのLUNÉのみなさんに会えたことが幸せでした。僕たちとLUNÉの幸せな時間はずっと続くと思うので、この大好きな景色を一生忘れないようにLUNÉを一生愛し続けると誓います。ありがとうございました」

HARUA

HARUA 「みなさん楽しかったですか? みなさんに迷惑かけないようにと思ってたんですけど、みなさん細かいところまですぐに気付く天才じゃないですか。だからみなさんがもう気付いてるんだろうなと思って迷惑かけてたらすみませんというのと、LUNÉのみなさんが見守って心配してくれてるから、めちゃくちゃ元気なんですけど、心配しないでと伝えたいです。それとともに確信したことがあって、この8人のメンバーとスタッフのみなさんとLUNÉのみなさんとなら、これは世界に行けるって思いました。こんなに愛が強くてお互い愛し合って、こんなにきずなも強くてお互い支え合えるそんなのは&TEAMとLUNÉのみなさんしかいないと思います。LUNÉのみなさんも体調に気を付けて最後までツアー完走して一緒に世界に行きましょう! ありがとうございます」

最後にリーダーのEJが「みなさん僕たちの初めての旅路、その第一歩をそばで見守ってくれて本当にありがとうございます。これからも是非応援よろしくお願いします!」と挨拶すると、全員で「今日は本当に幸せでした。それでは &TEAMでしたー!」と締めくくった。

この後、おまけで追加の1曲『チンチャおかしい』を披露。メンバーが客席に降りてくるというサプライズの演出も。LUNÉの近くに行けたメンバーたちのうれしそうな笑顔がさく裂した。&TEAMの9人とLUNÉが最後に今日作った掛け合いをしてコンサートは幕を閉じた。

追加公演を3月6、7日に横浜で完走したばかりの&TEAMは、2024年5月8日に&TEAM 1st SINGLEの発売が決定している。&TEAMは初の単独ツアーを終えて、もう次のステージへと走り出していた。

【PROFILE &TEAM】
2022年12⽉HYBE LABELS JAPANから「それぞれ個性を持つ9⼈が⼀つのチームとなり、多様な世界を結びつける」という意志を掲げて、デビューした9⼈組 (EJ、FUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKI)のグローバルグループ。BTSの後輩としても話題となり、Debut EP 『First Howling : ME』は数々のランキングで軒並み1位を獲得。デビューするやAAA(Asia Artist Awards)のオープニングを飾るなど海外メディアからの注目も集めた。2023年6月14日に2nd EP『First Howling : WE』を、そして11月15日に1st ALBUM『First Howling : NOW』をリリース。初の単独ツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’』が2024年1月21日からスタートし、7都市と韓国・ソウル公演に加え、3月6日、7日の神奈川での追加公演を完走した。

(C)HYBE LABELS JAPAN

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