瀬戸康史ファンなら気づいた！？『院内警察』第9話に仕掛けられた“粋な計らい”「受験番号が…！」

2024.3.13 18:45

毎週金曜よる9時からフジテレビ系にて放送中のドラマ『院内警察』。3月8日の第9話では、瀬戸康史演じる天才外科医・榊原俊介が、HLHS（左心低形成症候群）の患者・今井結依（演：梨里花）を救うため高難度手術に挑戦。亡くなった自身の妹の希（演：共田すず）を結依に重ね合わせていた彼は手術を無事成功させる。だが安心もつかの間、結依の病室からはアラームが鳴って……。急転直下な展開に多くの視聴者が悲しみに伏した今話だが、とある“合格発表”のシーンでは不思議と「テンション上がった」「ほっこりした」との声が。実は瀬戸康史のファンなら誰もが気づくであろう“ある仕掛け”がなされていた。

（以下、ドラマ最新話までのネタバレを含みます）

◆受験番号の数字に制作サイドの“粋な計らい”

若き日の榊原（演：齋藤潤）は、結依と同じHLHSを患っていた妹・希のために医者を目指していた。来る日も来る日も、病室のベッドで静かに眠る希のそばでペンを走らせる。そうして迎えた医大合格発表の日。張り出された“合格者”の中に自分の番号を見つけ喜んだ直後、彼は妹の容体が急変したことを知らされた…。このとき、榊原の受験番号は『A 80518』。一見何気ない番号だが、この数字の並びにファンはピンときたようだ。

「受験番号瀬戸くんの誕生日！」「色々ありましたが若き原くんの受験番号が『A80518』という瀬戸康史くんファンにはテンション上がりまくることになっていました」（SNSの反応）

瀬戸の誕生日は1988年5月18日。その数字の並びと類似した受験番号『A 80518』にSNSでは「粋な計らい！」との声が多出。重たいシーンが続くなかで、貴重な癒やしになったようだった。ちなみに“若き原”とは『若き日の榊原』のことで、もともとは本ドラマの制作陣がつけた愛称。2月23日に放送された第7話の“提供ベース”で明かされ、以降はファンからも呼ばれるようになった。

◆「榊原が壊れた…」まさかの“地獄展開”にSNSは悲鳴の嵐

結依に亡くなった自身の妹を重ねていた榊原は、手術室に向かうとき明らかにいつもの冷静さを失っていた。だが、桐谷健太演じる院内警察・武良井治の言葉に鼓舞されて自分を取り戻すと、「私はこの日のためにメスを握ってきたのかもしれない…」と力強くつぶやく。結果、7時間弱にも及ぶ大手術は見事成功。結依の両親にも感謝され、榊原は溜（た）め込んでいたものを全て吐き出すように安堵（あんど）の息を漏らす。知らせを聞いた武良井も机の下で小さくガッツポーズをするのだった。

しかし、誰もがほっと胸をなで下ろしたそのとき、結依の病室からアラームが…。駆けつけた看護師たちが慌ただしく動き出す。「血圧低下…榊原先生呼んで！」。投与された薬剤によるアナフィラキシーショックを起こした結依は、榊原らの懸命な処置を受けるもそのまま帰らぬ人に…。第7話から3回にわたって登場してきた結依のまさかの最期に、多くの視聴者が「きついきつすぎる元気になると思うやん、、、」「今日神回だと思ってたらつら過ぎて泣いた…つらい…」「嘘（うそ）だー！！！」と悲しみに暮れた。

結依は「退院したらやりたいこと」をリスト化しており、“飲むわらびもち”を楽しみにしていた

そんななか、榊原にもある異変が…。平然とした様子を見せながら別の手術を担当するも、なんと“メス”を握れなくなってしまう。そればかりか、ひとり部屋に閉じこもって涙を流しながらケラケラと笑う始末。異常な光景にネットでは「榊原先生が壊れてしまった…」「笑ってるの？泣いてるの？胸のざわつきが収まらない」「狂気。ラストの榊原がボーダーライン越えたようにしか見えないな」と、その狂気じみた姿を心配する声が上がる一方、「瀬戸康史怖すぎる」「ラスト5分、感情が壊れてしまった榊原の顔は圧巻」と、瀬戸の秀でた演技力を称賛する視聴者も多かった。

次回第10話の予告映像では“榊原の失踪”というワードや、“事件の裏に潜む意外な人物とは？”というテロップが強調されており、さらなる不穏な展開を予感させる。果たして武良井と榊原の因縁の行方は…？武良井の恋人・美咲（入山法子）が亡くなった本当の理由とは…？クライマックスへ向け、物語が加速していきそうだ。