奥平大兼&鈴鹿央士 W主演映画『PLAY!』“eスポーツ”の撮影で奮闘「パソコン画面に何も出てなくて…」 

2024.3.8 14:45

日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の人気コーナー『グレイテストシネマショー!』では2月22日、奥平大兼(おくだいら だいけん)と鈴鹿央士(すずか おうじ)のダブル主演映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(3月8日 公開)を特集。本作の題材となる、ゲームのプレイヤーがスポーツ感覚で対戦するeスポーツは、賞金総額44億円以上の世界大会が開かれるほど盛り上がりを見せているいま人気の競技。今回は日本で初めて、俳優を起用した本格的な物語がつくられた。

■想像だけでリアクション? “eスポーツ映画”の舞台裏

本作はeスポーツの高校生大会で日本一を目指す学生たちの奮闘を描く物語。3年生の天才ゲーマー・田中達郎(演:鈴鹿央士)と初心者の2年生・郡司翔太(演:奥平大兼)、さらにクラスメイトの小西亘(演:小倉史也)の3人でチームを結成。カーレースとサッカーを融合した『ロケットリーグ』という実在のゲームの練習に励む。作品について奥平は「いちゲームファンとしては、こういう映画をやるっていうのがうれしかったです」と喜びを語り、鈴鹿は「eスポーツを題材にした日本初の映画、その新しさにすごくワクワクしました」と目を輝かせた。

『ロケットリーグ』はオンラインゲームのため、劇中での奥平たちはそれぞれ違う場所でプレーをしながら会話などのコミュニケーションをとる。そんなeスポーツの“ナマ感”を再現するためか、今回の撮影ではちょっと変わった手法が取られたという。

「撮影がない日でも現場に行って、みんなで(芝居を)やる。ゲームならではの撮影の仕方だなって」と奥平。鈴鹿も「(横にいて)声だけでお芝居をする」と補足した。たとえば、達郎(鈴鹿)と翔太(奥平)が2人で練習をするシーンも、実際に画面に映るのは鈴鹿1人だが、奥平も現場を訪れ、すぐとなりで会話の相手を務めていたのだった。

奥平大兼

そんなeスポーツ作品の撮影で特に大変だったのは、ゲームのプレーシーンだという。「僕らが実際お芝居してるときって、パソコンの画面に何も出てない。目の前に何もないものにリアクションをする」。奥平がその苦労を告白すると、一方の鈴鹿も「スーパープレーの動画あがっているやつを見て、その映像を頭にすり込む。こういうプレーを自分してますっていうのをイメージしてました」と、想像をふくらませて演じていたことを明かした。

鈴鹿央士

写真提供:(C)日テレ

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