永瀬廉、“目と表情の演技”がSNSで話題に「これぞ永瀬廉」『厨房のありす』第5話

2024.2.20 17:35

2月18日に日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』の第5話が放送された。

（※以下、ネタバレを含みます）
「料理は化学です」が口癖の八重森ありす（門脇麦）は、自閉スペクトラム症（ASD）の特性ゆえ、大きな音や強い光、人との会話が苦手で生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と化学の理論に基づき、おいしくて癒される“やさしいごはん”を振る舞う天才料理人であった。

ある時やたら上機嫌で妙に明るいありすは、恋に前向きになることを自身のお店『ありすのお勝手』のスタッフでもある親友・三ツ沢和紗（前田敦子）と住み込みアルバイト・酒江倖生（永瀬廉）に宣言。そこに、常連客の明里（金澤美穂）が来店し、思いを寄せる職場の先輩・圭介（渡辺大知）とデートに行ったものの進展がなく、圭介のことを諦めると寂しそうに語った。「恋愛の好きとそれ以外の違いが分かりません」と、キッパリ言い切るありすは、“恋愛の好き”を自分なりに調査。人を好きになるとやってしまう行動を書き出し、その結果を踏まえて、倖生に「私のことを目で追ってしまいますか？私のことをもっと知りたいと思いますか？」と質問。困惑する倖生に「どぎまぎ倖生くんかわいすぎる」「どストレートなありすにたじたじな倖生くん」とネット上でも話題に。

その後、客として来店した五條蒔子（木村多江）と夫の誠士（萩原聖人）に結ばれた経緯や“恋に落ちると嫉妬したりモヤモヤしたりする”ということを聞いたありすは再度、明里への圭介の感情を探るべくある作戦を計画。明里がわざと転んでそれを倖生が介抱すると、圭介は嫉妬したりモヤモヤしたりするかを試したが、明里とありすの不自然な小芝居に圭介は困惑。その帰り、スーパー三國谷の店長・優作（前原瑞樹）に誘われた飲みの席で、倖生は恋愛感情があるかについてははっきり明言しなかったものの「“その子”と一緒にいると俺の人生も捨てたもんじゃないな」と気にかけている存在がいることを明かした。倖生の思いを聞いた視聴者からは「優しさも愛もでかすぎて苦しい…」などと明かされた思いに共感しているコメントが多数投稿されていた。

明里が圭介のことを諦めかけていたとき、ありすが偶然会った圭介の話を聞くと圭介も明里に好意を抱いていることが明らかに。圭介は、明里のことが気になり、美味しい料理を食べたら明里と一緒に食べたいと思ったり、いい景色や面白い本に出会っても明里ならどう思うか、などが頭をよぎってしまうと、ありすに相談。それを聞くと「それ私も一緒です」と衝撃が走ったような表情を見せるありす。「私は倖生さんが好きなんですね」と倖生への思いを自覚すると同時に“恋愛の好き”を認識。ありすは喜んで和紗に「倖生さんが好きです」と報告するも冷静な和紗は「恋は駆け引きだ」とありすを落ち着かせた。SNS上では「ありすテンション爆上がりでかわいい」「ありすが自分の気持ちに気づいた！！！」と視聴者もうれしそうな反応を見せた。

翌日、圭介は明里を誘って2人で来店。ありすは『恋が実ってみんな幸せビーフシチュー』と料理に名付けたり、ハート形に切った人参を使ったりと、あからさまではあったものの圭介に告白させるように誘導し、2人の恋は見事成就。

心護がかつての恋人・十嶋晃生（竹財輝之助）の墓参りをしていると、倖生の姿が。去ろうとする倖生を呼び止めた心護（大森南朋）は「晃生を、お父さんを殺したのは僕だ。ごめん」と頭を下げた。この衝撃的な一言にSNS上でも「晃生は倖生のパパで、ありすパパは知ってたの！？」「いつもラスト数分が怒涛の展開」と大きな反響を呼んだ。

また、今回は倖生の表情に注目する視聴者も多く、「目と表情の演技に引き込まれる」「お父さんに関わるシーンの表情に感情がこもってて苦しくなった」「最後の倖生の表情がよかった　これぞ永瀬廉」と倖生を演じる永瀬廉への演技を評価する投稿も多く見られた。