高校ボウリングで史上初の三冠達成 沖縄の女子高生ボウラーに密着…先輩とペア出場で優勝なるか?

2024.2.18 14:00

ボウリングの全国大会で優勝を目指す女子高生が2月18日放送の『超無敵クラス』に出演。Popteen専属モデルののん(小泉のん)が密着した。

首里東高校(沖縄県)のボウリング部は過去に全国制覇も経験した強豪校。なかでも2年生エースの砂川舞佳さんは全国大会で個人・団体・総合と全部門で日本一となり、史上初の三冠を達成した実力者。

今回挑むのは、“ボウリングの甲子園”とも呼ばれる『全国高等学校対抗 ボウリング選手権大会』、2人1組のチーム戦で各県代表が高校チーム日本一を決める。

砂川さんとペアを組む宮國愛奈さんも沖縄県のインターハイで優勝経験があり、「先輩が高校3年生で、今回が最後の大会。私も先輩が卒業したら(ペア)を組む相手がいなくなっちゃうので、ラストチャンスになります」と意気込みを語った砂川さん。実力者同士のチームをのんは「女王が2人いる。ニコラさんとみちょぱさん」とたとえた。

さらに先輩とのペアで優勝したい理由について砂川さんは「ジュニアの大会の時に初めて会って、自分も中3で(行く)高校迷ってたんですけど、団体戦で一緒に(先輩と)組みたくて首里東高校にいきました」と語った。先輩の宮國さんとは別々の中学だったが、片道1時間かけて同じ高校へ通ったという。

そんな2人が練習中に顔を見合わせ「めっちゃ難しくない?」とひと言。砂川さんは「レーン上にオイルが塗られているんですけど、オイルの量とか長さによってボールが曲がったり、曲がらなかったりする」と不安を明かした。大会ごとにオイルの濃さや塗り方は異なるため、その対策として曲がりの違うボールをいくつも用意しているという。

しかし大会直前、先輩・宮國さんの顔からは笑顔が消えていた。大会と同じオイルパターンで練習するもスペアがほとんど取れない。「レーンの変化に対応できてないから、どこに投げればいいかも自分で分かってないし」と悩む宮國さん。今回の大会のレーンはボールの変化が少なく、カーブを投げるスタイルの宮國さんは様々な調整が必要になってしまった。

不安が募るなか迎えた大会当日。予選1ゲーム目、砂川さん、宮國さんの1投目はなんと、それぞれスペアミス。目標のアベレージ200点に届かないなか、ライバル校からは300点目前というハイスコアも出て、予選通過の雲行きが怪しくなる。

2ゲーム目、気持ちを切り替えて声を出して声掛けしながら投げていくと、笑顔も増えて本来のプレーを取り戻す。2人は「そこから良くなったね」「声出した方が楽しい」と、中盤は目標を大幅に超えて全チームトップの2人で502点を記録!

中盤戦以降はレーンに塗られたオイルの変化で厳しい戦いになったものの、予選4位で決勝トーナメントに進出。

負けたら終わりの決勝トーナメント。第1回戦は石川県金沢龍谷高校と接戦も砂川さんの5連続ストライクなどで勝利。

続く準決勝の相手は予選1位通過の優勝候補、神奈川県代表の綾瀬西高校。高校トップレベルの対決だが、6連続ストライクを決める相手に点差は開き、粘りのボウリングで我慢の時間が続く。

その後、対戦校がミスをしたあと、欲しい場面で必ずストライクを決める砂川さん。追い上げを見せる。

点差も終盤に縮まり、ストライクを取り続ければ逆転の可能性も見えてきた。勝敗が決まる第10フレームの投球、勝利にはストライクしかない場面で投げるのは先輩・宮國さん。

スタジオも固唾(かたず)をのんで見守るなか、惜しくも1ピンが残り、追い上げ及ばず374点と399点の25点差で敗退。しかし、準決勝の得点により砂川さんと宮國さんのペアは3位となった。

来年からボウリング部の女子部員は砂川さん1人。「(宮國)あいなとしか楽しくボウリングできなかったので、最後に一緒に組むことができてよかった」と、先輩への感謝を口にした。

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写真提供:(C)日テレ

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