武田久美子「まるでプロレス」異国の地でのワンオペ育児…娘の反抗期の乗り越え方を明かす

2024.2.16 11:55

俳優の武田久美子(55)が2月8日(木)放送の、日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/午前9時~)のゲストから人生を楽しく生きる極意を学ぶコーナー 『楽しみ学』に生出演。異国の地、アメリカでシングルマザーとして娘を育てる武田の“1人でも楽しく子育てする秘訣(ひけつ)”に迫った。

武田は1982年、13歳の時に近藤真彦主演の映画『ハイティーン・ブギ』のヒロイン役に抜てきされ、21歳の時に発売した写真集で披露した“貝殻ビキニ”姿は一世を風靡(ふうび)。現在は米・サンディエゴに在住し、ビューティースタイル本やDVDを多数発売。アンチエイジングのアイコンとして多くの女性から支持されている。

■異国の地でワンオペ育児
31歳の時に渡米。アメリカ人男性と結婚し、娘のソフィアちゃんに恵まれた武田。しかし夫は仕事が多忙でほとんど家におらず、育児は慣れない国でのワンオペ状態。大変だったのは、娘が幼い頃に、ちょっとの時間でも面倒を見てくれる人がいなかったということ。日本では親や友人などに頼めるが、当時は親しい間柄の人はいなかったことから、大好物の卵かけご飯を食べることもできなかったという。1人の時に食べて「もし私がサルモネラ菌にあたったら、誰がこの子の面倒を見るんだろうと思って、夫がいる時にしか食べなかったくらい」と言うと、MCの南海キャンディーズ・山里亮太が「自分1人でこの子の命すべての責任を背負ってるっていうプレッシャーね」と驚きの声をあげた。「これはかなりの緊張感でしたね」と当時を思い出す武田は、やんちゃな娘から目を離すことができず、ママ友を作る時間もなく、娘と2人だけで過ごしてきたため、離婚後もあまり環境の変化はなかったという。

武田久美子

■ぶつかりあった娘の反抗期
娘がティーンエイジャーになり反抗期が始まると、「まるでプロレスのようだった」と話す武田の1つ目の『楽しみ学』のキーワードは、“娘を叱るのは、目上の人をバカにした時だけ”。

「これは私のモットーです。目上の人イコール自分自身ですね。親をバカにするのを見過ごしていたら、目上の人、会社の上司、先輩、すべてをバカにすることをOKとしてしまう子になってしまったら恐ろしいなと思いまして。それを教えられるのは母親しかいないと思ったので、ここだけは曲げません」と言い切る武田。「親に向かってなんてことを言うの?」と言っても謝らなかったらプロレスのような取っ組み合いが始まったという。目上の人を敬う気持ちを持っていれば、それ以外では叱ることはなく自由にさせているという。山里が「これっていうもの以外を守っているんだったら、それはちょっとずれていたとしても怒るんじゃなくて、任せるぞと」と武田の子育てに感動。

(左から)武田真一、山里亮太

■毎日5倍鏡で自分を確認
2つ目の『楽しみ学』のキーワードは“毎日見るのは5倍鏡”。子育てに追われる忙しい毎日を、前向きに過ごすために毎日続けていることが、“5倍鏡で毎日自分の顔を確認すること”だという。かなり大きく見えるが「びっくりしないように、これを基本に生きて行こうというのが自分のモットーです」と鏡をのぞき込む武田。ゲストのサバンナ・高橋茂雄が「5倍鏡ってドラえもんの道具みたい」と突っ込み、笑いに包まれた。

毎日の日課である5倍鏡を見る武田久美子

続けて高橋が「より美意識を高く持たないといけないってことですよね」と聞くと、「見て見ないふりはいけないですね。なるべく自分の良いところも悪いところも受け止めるように。日々の変化ですね」という武田の言葉に女性陣からは尊敬の声があがった。MCの武田真一アナウンサーが「それって内面を見つめなおすことにもつながりますか?」と質問すると、「お肌は心を表すので、幸せに、調子がいい時なんかは輝いたりとか。悩むって程じゃないですけど、う~んって時なんかは、ちょっとどんよりしたような」と、気持ちが肌に影響を与えると答えた。「内面が良ければ外見は…ではなく、やっぱり両方必要だと思います」という武田の言葉に、山里も「外から中が変わるってこともあるってことですよね」と深くうなずいた。

■武田久美子の人生を楽しく生きる極意、“楽しみ学”とは?
最後に、武田の人生の“楽しみ学”とは「お気楽、極楽」と告白。

武田久美子

「人生いろんな波があって、良い時もあったり悪い時もあったり。その中でも“笑う門には福来る”、“こっちの水は甘いぞ”じゃないですが、お気楽に人生を考えて楽しむっていうゆとりを持っていた方が、同じ人生、月日を過ごすにもいいのではないかと」と語る武田。「(つらい時でも)私はつらいと受け止めないですね。たとえばちょっとした交通事故に遭ったとしても、これくらいで済んだな、全身でなくて良かったなとか、なんでもちょっとアンラッキーなことが起こってもポジティブに考えるようにしています」と笑顔を見せた。

武田久美子

異国での大変だった子育ても、「娘と向き合えた何年間というのはとても幸せでしたし、楽しかったです。今小さいお子さんがいらっしゃる方は、今をエンジョイするべきです。すぐに大きくなっちゃいますから」と武田流の人生を楽しく生きる極意を伝授し、コーナーを締めくくった。

写真:©entax

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