“ペットは飼い主が留守の間何をしているのか?”がテーマのコメディ映画『ペット』 モデルになったのは?

2024.2.16 06:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

2月16日からは2週連続で『ミニオンズ』を生み出したスタッフによるイルミネーション・スタジオの大ヒットアニメーション作品が登場。初回は、飼い主がいない間にペットたちが巻き起こす騒動を描くユーモア満載の冒険ファンタジー『ペット』が本編ノーカットで、金曜ロードショーにて放送。

誰もが想像したことのある“飼い主が留守にしている間、ペットたちは一体どんなことをしているのか?”というテーマが描かれている本作。

製作を担当するクリス・メレダンドリによると、この作品のインスピレーションになったのは、子供の頃から飼ってきた犬や猫、鳥などのペットだったという。

キャラクターを描くにあたり、スタッフはみな自分が飼っているペットが留守中に何をしているのかを想像することから始めた。「今回の映画を作る上で楽しかったのは、全員が自身の体験を提供して作品に貢献できたことだ。私にはやんちゃな犬が2匹いる。よく外出したふりをして、こっそりと2匹の方に近づくんだ。好き放題している現場を押さえたこともある」とメレダンドリ。

ちなみに主人公マックスのビジュアルは、メレダンドリ家が飼っているワイヤー・フォックス・テリアにそっくりなんだそう。また、メレダンドリとクリス・ルノー監督がともに愛鳥家であることから、唯一言葉を発しない、さえずるだけのセキセイインコのキャラクター・スイートピーの登場も重要な役目を果たした。

製作チームの全員が、自分たちのペットの特徴や行動、逸話などをふんだんに作品へ盛り込んだのだ。
番組の後半には、この作品と同じくかわいい動物が登場のドリームワークス・アニメーションの短編アニメーション作品『ビルビー』が日本初放送。こちらにも注目だ。

【ストーリー】
ニューヨーク・マンハッタンに住むテリア系雑種犬のマックスは、飼い主ケイティに愛され、幸せな生活を送っていた。ところが、ケイティが里親として新たに毛むくじゃらの大型犬デュークを引き取ってきたから、さあ大変!上位争いを始めた2匹は、散歩中にトラブルに巻き込まれ、街なかで迷子になってしまう。

やがて2匹は、見た目はかわいいがクレイジーなウサギのスノーボールに遭遇。スノーボールは飼い主に捨てられた元ペット軍団を結成し、ある計画を企んでいた。はたしてマックスとデュークは、ピンチを切り抜け、ケイティが帰宅するまでに無事家に帰り着くことができるのか―。

『ペット』(2016米)
監督:クリス・ルノー、ヤーロウ・チェイニー
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
脚本:ブライアン・リンチ、シンコ・ポール&ケン・ダウリオ
音楽:アレクサンドル・デスプラ

声出演()内は英語版
マックス:設楽統<バナナマン>(ルイス・C・K)
デューク:日村勇紀<バナナマン>(エリック・ストーンストリート)
ケイティ:佐藤栞里(エリー・ケンパー)
クロエ:永作博美(レイク・ベル)
タイベリアス:宮野真守(アルバート・ブルックス)
ノーマン:梶裕貴(クリス・ルノー)
ギジェット:沢城みゆき(ジェニー・スレイト)
スノーボール:中尾隆聖(ケヴィン・ハート)
ポップス:銀河万丈(ダナ・カーヴィ)
オゾン:山寺宏一(スティーヴ・クーガン)

写真提供:(C)日テレ

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