おいしいみかんは皮がボコボコ?ツルツルどっち? &世界最高レベルのメロン栽培方法に驚き…高校生ファーマーが果物作りを学ぶ旅へ

2024.2.11 14:30

珍しい野菜を栽培している高校生ファーマー・中仙道怜(れん)くんが、2月11日放送の『超無敵クラス』に出演。地元・北海道栗山町に新たな特産品を作るべく、ニコラモデルのゆず(足川結珠)とともに静岡県に遠征、有名農家から果物栽培について学んだ。

二人が最初に向かったのは、みかん作りの達人・平野吉貢さんが営む創業70年の『ひらの園』(静岡県掛川市)。静岡県は日本トップクラスの日射量を誇り、少ない降水量と温暖な気候もあって、みかんの生産量全国3位の名産地。

達人・平野さんが作るみかんを食べたゆずは、「かんだ瞬間めちゃくちゃ弾けた!濃さが広がった」と絶賛。平野さんが教えるおいしいみかんの特徴その1は、『果実が小さい』。みかんの甘さの秘けつは水分のコントロール。ひとつの枝に多くの実がなっていると、お互いに水分と養分を取り合うため、実は小さいが果実の濃度は凝縮されより甘くなる。

おいしいみかんの特徴その2は、『皮がボコボコしている』。実が皮の水分まで吸収したことで、皮の表面がボコボコになる“菊化”が起きたみかん。その見た目から『菊みかん』とも呼ばれている。

続いては、メロン作りの達人・中條友貴さんのもとへ。静岡県は温室メロンの生産量で全国の40パーセントを占める日本一の名産地。なかでも袋井市のメロンは形や網目の美しさに加え、香りや甘さが世界最高レベルで、あのエリザベス女王も愛したと言われる超高級品。

達人・中條さんのメロンは、去年の品評会で1位を獲得した第一級品。そのこだわりの栽培方法は、「1本の木に1つの実しかつけない」こと。メロンには10個以上の花が咲くが、クラウンメロンの場合は、3個花を咲かせてそのなかから一番良いものを選んで残すオーディション方式。実は月に一度メロンを食べないと気が済まないという怜くんは、「静岡のメロンはハズレがないのがスゴい」と語り、「ジュワッとしていて香りがすごい」と達人のメロンを堪能した。

実は、クラウンメロンになれずに栽培途中で摘まれた実も、「子メロン」として人気。卵サイズの実の中はどうなっているのか質問するゆずだが、子メロンをまるごと食べる怜くんに驚く。怜くんは「キュウリみたいな感じ。キュウリよりもほんのり甘くてとてもおいしい」と食リポし、達人・中條さんも、「漬物にすると止まらないです。酒飲んでいるときは…」とお気に入りの食べ方を明かした。

憧れの農家から学びを得た怜くんは、みかんとメロンを使った料理を披露。みかんとグリーンカレーを加えた炊き込みご飯、手羽中のみかん煮、怜くんお手製パンで作ったメロンフルーツサンドなど、学んだ知識を活かした料理を前に、農業知識を授けてくれた達人たちへの感謝を述べた。

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写真提供:(C)日テレ

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