『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』思春期の主演3人に監督からまさかの宿題!?その内容とは?

2024.1.26 12:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

4週連続魔法ワールドの第3夜となる1月26日は、“ハリー・ポッター”シリーズの3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を放送。 無邪気な子供時代から成長し、13歳になったハリーたちの繊細な心理描写にも注目!

本作では、前作まで監督を務めたクリス・コロンバスから、後に『ゼロ・グラビティ』(2013)や『ROMA/ローマ』(2018)でアカデミー監督賞を受賞するメキシコ人監督アルフォンソ・キュアロンにバトンタッチ。

すでに確立されたストーリーを受け継ぐことに抵抗がなかったというキュアロン監督は、セットやキャストが決まっていたため、主演の3人、ダニエル・ラドクリフとエマ・ワトソン、ルパート・グリントの演技指導に時間を割くことができたという。

今回の作品では、子供から思春期への変化を表現することは難題の1つ。キュアロン監督は、3人に役どころに対する理解を深めてもらうために、レポートを提出するよう命じた。レポートのテーマは“ホグワーツに入学してから3年生に進級するまでの各キャラクターの成長について”―。

「レポートを提出したときは“やったー”と思ったよ。エマもルパートもまだ書き終わっていなかったからね」と語るラドクリフ。「ハリーについて紙1枚にぎっしり書いたんだ。ところが翌日、エマは16枚半も書いてきた!」。

そんなエマは、「あのレポートを通じて、今まで考えもしなかったようなことをいろいろ考えさせられた」といい、ハーマイオニーが本や勉強に熱中するのは、そうしていると安心だからだということを理解したのだとか。

一方、ルパートはなんとレポートを提出しなかった。「だって、ほら、それが僕の役どころだからさ」とはルパートの弁。「ロンは宿題をやらずにすむなら、ありとあらゆる手段を考えると思うんだ。つまり、これも役作りのひとつってわけ」。 そんな宿題のレポートを、キュアロン監督は撮影が終了した後も大切に保存していたという。

13歳のハリーに待ち受けるこれまでにない危機と驚きの真実―。シリーズ屈指の名作と名高い『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、この機会にしっかりおさえておきたい作品だ。

【ストーリー】
夏休みのある日。人間界で魔法を使ってしまい叔父の家から逃げ出したハリーは、魔法省の大臣と鉢合わせる。何故か彼はハリーを咎(とが)めることもせず、アズカバン監獄で服役中だったヴォルデモートの手下、シリウス・ブラックが脱獄したことを告げた。

ハリーの両親の死にも深く関わったシリウスは、ハリーの居所を探しているのだという。ハリーと生徒たちを守るために、ホグワーツにはアズカバンの看守“吸魂鬼・ディメンター”がやってきた。

辛い記憶を吸い出すディメンターの存在にハリーが悩まされる中、新学期がスタート。そんなハリーの悩みを知った“闇の魔術に対する防衛術”の新任教師・ルーピンは、ハリーに“守護霊の呪文”を教えてくれた。

ハリーにとって不吉な予言ばかりする占い学のトレローニーや、ハグリッドの新しい授業で、様々な体験を積み重ねていくハリーたち。そんなある日、ロンの双子の兄が持っていた“忍びの地図”を使って魔法族の村・ホグズミードを訪れたハリーは、自分の両親とブラックの関係性を知ることに…。一方、ハーマイオニーは新学期が始まってから少々挙動不審気味で…!?

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004米・英)
原作:J・K・ローリング
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:スティーブ・クロ―ブス
製作:デイビッド・ヘイマン クリス・コロンバス
製作総指揮:マーク・ラドクリフ マイケル・バーナサン カラム・マクドゥーガル ターニャ・セガーチェン
撮影:マイケル・セレシン
美術:スチュアート・クレイグ
編集:スティーブン・ワイスバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
視覚効果監修:ティム・パーク
特殊効果監修:スティーブ・ハミルトン

出演:()内は日本語吹替
ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント(常盤祐貴)
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン(須藤祐実)
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン(三枝享祐)
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン(斎藤志郎)
アルバス・ダンブルドア:マイケル・ガンボン(永井一郎)
バーノンおじさん:リチャード・グリフィス(楠見尚己)
シリウス・ブラック:ゲイリー・オールドマン(辻親八)
セブルス・スネイプ先生:アラン・リックマン(土師孝也)
ペチュニアおばさん:フィオナ・ショー(さとうあい)
ミネルバ・マクゴナガル先生:マギー・スミス(谷育子)
ピーター・ペティグリュー:ティモシー・スポール(茶風林)
ルーピン先生:デイビッド・シューリス(郷田ほづみ)
シビル・トレローニー先生:エマ・トンプソン(幸田直子)
ミセス・モリー・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ(一龍斎貞友)

写真提供:(C)日テレ

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