中学生“恐竜博士” 7700万年前の発掘物を“恐竜界のカリスマ”から渡され、まさかの作業に大興奮

2024.1.14 17:00

1月14日放送の『超無敵クラス』に“恐竜博士”と呼ばれる中学生・樫下翔一郎(かししたしょういちろう)くんが登場。強すぎる恐竜愛とあふれる知識から来る異様な行動と驚きの日常に迫った。

大人顔負けのとんでもない活動をしている10代に密着する企画『放課後は別の顔』に登場したのは、私立大阪明星中学・高等学校に通う中学3年生、樫下翔一郎くん。クラスメイトから「先生より知識があるバケモノ」と言われる彼が普段、放課後に通っているという大阪市立自然史博物館に付いていくと、そこには数多くの恐竜の化石が展示されていた。

翔一郎くんが持つ別の顔は『恐竜』。4歳で恐竜にどハマりし、以来、巡った全国の博物館は15館以上、熟読した図鑑は50冊を超える。さらに、ほとばしる恐竜愛は趣味の領域を超え、月に数回ペースでトークライブを開催してしまうほど。そしてそのウワサが広まり、なんと兵庫県から恐竜のインフルエンサーに任命されたという。

リポーター・小泉のん(左)と翔一郎くん(右)

そんな翔一郎くんと行きつけの博物館内を歩いていると、突然、リポーター・のん(小泉のん)を差し置いて、見ず知らずのお客さんに近づき恐竜の解説を開始。この驚きの行動に、一人置いてけぼりをくらったのんも「私は?」と困惑するしかなかった。翔一郎くんが恐竜にハマったのは4歳の頃に見た映画『ジュラシックパーク』の影響。なかでも翔一郎くんの心に深く刻まれたのが、トリケラトプスが出てくるシーンで、見ていて「実家のような安心感を感じた」のだとか。独特の感性を持つ翔一郎くんについて、博物館の人も「本人が楽しんでいるところが一番大事」「楽しそうに語っている姿が他の人にも伝わる」と高く評価。

一方、MCの指原莉乃もスタジオで「実は恐竜好きなんです。だから詳しい人とデートに行きたい」と明かし、「“私、肉食だよ”とかいって」と理想のデートプランを披露した。続いて向かったのは、翔一郎くんの自宅。トリケラトプスのぬいぐるみがベッドの上に所狭しと並べられ、押し入れの中にも10年間かけて集めた恐竜フィギュアがびっしり。本棚には恐竜関係の書籍が50冊以上あり、初めて買ってもらった恐竜図鑑はすでにボロボロだが、しっかり読み込んだだけあって、説明文を聞いただけで、何の恐竜か当てられるほどに。また、インターネットで英語の恐竜論文をチェックするのも毎日欠かさないという翔一郎くん。さらに恐竜愛の極め付けは、弟を巻き込んでの“恐竜なりきりごっこ”。これも恐竜研究の一環なのだという。

そんな翔一郎くんが憧れているのが、岡山理科大学の千葉謙太郎先生。世界で初めて“恐竜のガン”の発見に成功するなど、恐竜研究の第一人者といわれるカリスマだが、今回翔一郎くんのために番組が取材オファーしたところ、「ぜひ話をして色々な研究を見せたい」と快くOKに。そして後日、岡山理科大学にある恐竜博物館で悲願のご対面を果たした翔一郎くん。なんと普段は関係者しか入れないバックヤードにも入れてもらい、興奮が収まらない。 さらに、千葉先生が取り出したのは、7700万年前の化石と思われる発掘物。

7700万年前の化石と思われる発掘物

発掘したばかりで、まだ余分な岩石や泥などが化石を覆っている状態ということで、それを取り除いてキレイに整形する作業“化石クリーニング”を特別に体験させてもらうことに。

“化石クリーニング”を特別に体験した翔太郎くん

本来はプロが行う特殊な作業。千葉先生のお手本に続いて翔太郎くんが挑戦。化石を削らないよう慎重に作業を進めるが、一向にはかどらない。実は、プロでも半月以上、それが全身ともなれば4~5年以上かかることもある大変作業なのだという。結局、1時間かけ削れたのは全体の1%以下。 それでも翔一郎くんは、貴重な体験を経て、将来の夢の実現へ一歩近づいた様子だった。

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写真提供:(C)日テレ

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