『ハリー・ポッターと賢者の石』英国人俳優を使って英国で撮影…シリーズ1作目で監督がこだわったこと

2024.1.12 14:20

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

1月12日からの金曜ロードショーは4週連続“魔法ワールド”の映画が登場。1週目は、世界中で愛され現在も人々を魅了し続けている、J・K・ローリング原作のファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの記念すべき1作目、『ハリー・ポッターと賢者の石』が放送。

両親亡き後、孤独な日々を送っていた少年・ハリー。そんな彼の元にある手紙が届き、自分の両親が魔法使いだったことを知らされる。魔法魔術学校に入学したハリーは運命を共にする仲間と出会い、両親の死の真相を知ることになって…。

『ホーム・アローン』などで知られる名監督・クリス・コロンバスは、娘に勧められて原作を読み始めたところ、1日で読んでしまいすっかり作品に惚れ込んだのだとか。

そして、映画化の話を知る前から、「もし映画にするなら…」と頭の中でイメージを膨らませていたが、原作の内容は少しでも変えない気でいたという。

ところが、この作品をぜひ撮りたいと立候補した他の監督たちからは、“ハリウッドの高校を舞台にする”“ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人をアメリカの中学生にする”“全編コンピューター・アニメにする”などという彼からすれば、とんでもない提案がなされていたことにコロンバスは驚いた。「世界中の子供たちや大人たちが『ハリー・ポッター』シリーズに夢中になる理由がわかっていたら、こういう馬鹿げたアイディアが生まれる余地はないはずだ。この本のベースとなる世界を壊したり、主人公たちを勝手に変えたりしたら、観客の心は離れていくばかりだと思う」そんな熱い思いと緻密な演出プランを披露し、見事監督に選任されたコロンバス。彼は原作に忠実に、英国人の俳優を使って英国で撮影することに最初から最後までこだわったという。

“すべてはここから始まった…!” 最強ファンタジーシリーズの原点となる作品をぜひこの機会に楽しみたい。

【ストーリー】
ハリーは、幼い頃に両親を亡くし、叔父のダーズリー一家に育てられた孤独な少年。そんな彼の元に、ホグワーツ魔法魔術学校からの入学許可証が届けられた。叔父さんたちは手紙を隠そうとするが、突然巨大な男がハリーを訪ねてくる。その男はハリーの幼少期を知るというホグワーツからの使者・ハグリッド。偉大な魔法使いの息子を迎えにやってきたのだという。
ハグリッドに連れられて入学準備を整えることになり、魔法の杖やフクロウなど初めて見る魔法のアイテムに胸をときめかせるハリー。そんな中で、両親が悪の魔法使い“ヴォルデモート”に殺され、ヴォルデモートとの戦いで生き残った自分が魔法界で特別な存在として語り継がれていることを知る。期待と戸惑いの中、新生活がスタート。ハリーは、同じ寮になった魔法使い一家の息子・ロンや、マグル(=人間)出身の少女・ハーマイオニーらと行動を共にし、少しずつ友情を育んでいく。 そんな中、ダンブルドア校長が立ち入りを禁止した4階の廊下に隠されている“何か”を、魔法薬学のスネイプ先生が狙っているのではないかと感じたハリーたちは、独自に調査を開始するが…。

「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001米・英)
原作:J・K・ローリング 監督・製作総指揮:クリス・コロンバス
出演()内は日本語吹替
ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント(常盤祐貴)
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン(須藤祐実)
ほとんど首なしニック:ジョン・クリーズ(たかお鷹)
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン(斎藤志郎)
フリットウィック先生:ウォーウィック・デイビス(田村錦人)
バーノン・ダーズリー:リチャード・グリフィス(楠見尚己)
アルバス・ダンブルドア:リチャード・ハリス(永井一郎)
クィレル先生:イアン・ハート(横堀悦夫)
オリバンダー老人:ジョン・ハート(小林勝也)
ミネルバ・マクゴナガル:マギー・スミス(谷育子)
セブルス・スネイプ:アラン・リックマン(土師孝也)
ペチュニア・ダーズリー:フィオナ・ショー(さとうあい)
ウィーズリー夫人:ジュリー・ウォルターズ(一龍斎貞友)
フーチ先生:ゾーイ・ワナメイカー(火野カチコ)
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン(三枝享祐)
ダドリー・ダーズリー:ハリー・メリング(忍足航己)
ミスター・フィルチ:デイビッド・ブラッドリー(青野武)

写真提供:(C)日テレ

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