『DASH』　クライミングメダリストの最強夫婦がショッピングセンターで壁を登り、窓を渡る！驚きのミッションの結末は？

パリ五輪スポーツクライミング日本代表内定の楢﨑智亜と、東京五輪・銅メダリストでプロフリークライマーの野口啓代が1月7日放送の『ウルトラマンDASH 箱根駅伝Vチーム青学参戦!!超人たちが奇跡連発SP』に出演。TOKIO松岡昌宏、山田杏奈、オードリー春日俊彰、滝沢カレン、みちょぱ（池田美優）、なすなかにし那須晃行・中西茂樹が見守る中、クライミングのウルトラ夫婦が、ショッピングセンターをクライミングで移動しながら、床を一歩も歩くことなく買い物するミッションに挑戦し、現場を圧倒した。

絶対に地面に足をつかず、わずかな突起をつかんで壁を登る“スポーツクライミング”。楢﨑は、2大会連続となる五輪での活躍が期待され、唯一無二のジャンプで世界を制す、クライミング界の第一人者。そして妻の野口もW杯で通算21回もの優勝を誇るクライマー。昨年5月に第一子を出産したばかり。

世界規模の大会において、夫婦で100回以上表彰台に立つ“最強のウルトラ夫婦”が挑むミッションは、制限時間10分で、ショッピングセンターの吹き抜けから、1人が2階へ登り、いろいろなものをつかみながらシューズショップの奥にあるオレンジの帽子をゲット。もう1人は4階まで登って割引チケットを受け取り、2階へ降りて吹き抜け側面の窓約14mを進んで家電専門店へ移動し、店の奥にあるロボット掃除機をゲットしてクリア。もちろん、床に足をついてしまったら失格となる。

山田が「ショッピングセンター登られた事あります？」と質問すると、「初めてです」と戸惑った2人。それを受けて「おそらく今の質問も初めて」と松岡がツッコミを入れ、場が和んだところで、前代未聞の挑戦がスタート。夫婦同時に、エレベーター壁面の約1.5cmの窓枠を使って垂直に登り始めると、その光景に一同騒然。みちょぱは思わず「スパイダーマンじゃん」と声を上げた。

2階フロアに到着した野口は、近くにあった看板に登り、鉄製の扉のほんのわずかに突き出たドアノブに足を掛け、体の反動で扉を使い移動。「頭も使わなきゃいけないじゃん」と驚きの声が上がる中、ハリを使ってシューズショップに到達すると、店内移動で足を掛けたのは、商品の陳列棚に貼られた厚みわずか2cmの値札。さらに靴棚の8mmのヘリも使い、手と足を掛け全体重を支えながら横移動する姿に、みちょぱが「キツそう」と顔をしかめながらもエールを送ると、あっという間に渡りきり、続けて並びにある2体のマネキンのウエストポーチに足を掛けたり、耳を握ったりしながら器用に渡り、見事オレンジの帽子をゲットしミッションクリア。歓喜の声が上がった。

一方楢﨑も、ペースを落とさぬまま、高さ約16mある4階フロアまで登りきり、難なく割引チケットをゲット。そして、2階に戻るエレベーターの中でも、天井に足を引っ掛けて逆さまの体勢に。足の甲だけで全体重を支え「はぁ、キツイ」と思わずつぶやいたが、2階に到着すると即座にエレベーター前の看板に乗り移り、幅約14mの巨大なガラス窓を横移動。そして、呼吸が荒くなりながらも、渡りきると、目的の家電専門店までハリやロープを使って到達。

松岡が「乳酸がもう、尋常じゃないでしょ」と心配する中、薄型テレビのわずかな出っ張りを利用して店内に入り、厚み9mmのスマホに手足を掛け横に移動。しかし、並びにある冷蔵庫に飛び移り、さらに扉を使って1.2m横に置かれたもう1台の冷蔵庫に移ったところで、残念ながらタイムアップ。

それでも諦めず、冷蔵庫の向かいにある壁に、世界で“忍者”と呼ばれるジャンプ力で飛び移ると、一同が思わず「わー」と驚きの声を上げた。続けて、壁に展示されたトイレの便器をつたって、ターゲットのロボット掃除機を手に取りやっと地面に足をついた楢﨑は、「ちくしょー」と悔しさをにじませたが、現場は大きな拍手に包まれた。

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写真提供：（C）日テレ