大相撲・間垣親方「もうドキドキで…」3人の子供たちの『はじめてのおつかい』を力士たち総出で応援

2024.1.5 07:30

大相撲の間垣親方(元幕内・石浦)が3日放送の『はじめてのおつかい 新春小さな大冒険3時間スペシャル!』に出演。自身の3人の子どもたちがはじめてのおつかいに挑戦する様子を見届けた。

VTR前から間垣親方は緊張しっぱなし。番組MCの所ジョージも「ドキドキのピーク!」といじる中、同じくMCの歌手・森口博子から心境を問われると「いや、もう、ドキドキで…はい、もう、ちょっと、頭がもう…」としどろもどろ。

間垣親方は昨年6月に現役を引退したがその理由には「家族のために尽くせる人生を送りたい」という気持ちもあったという。「相撲に強くなるときって、自分のキャパの中でやっていても強くならないんですよ。自分の限界を超えたり。そういうのを超えてどんどん強くなっていく。子どもらにも(おつかいは)それを体験できるいい経験になるんだろうなと」という間垣親方の思いから今回のおつかいが実現した。

師匠である宮城野親方(元横綱・白鵬)とも相談し、稽古中の宮城野部屋からおつかいがスタート。その内容はご贔屓(ひいき)のせんべい屋に断髪式のポスターを配り、せんべいの詰め合わせと手ぬぐいを買ってくるというもの。子どもたちにおつかいに行くよう説得するつもりが「ポスターわたしにいっていい?」と長男の謙宗(けんぞう)くん(5歳6か月)が自ら申し出る。これには間垣親方も肩透かしを食らった形となった。末っ子の寛治(かんじ)くん(2歳10か月)と2人で出発すると、心配になった間垣親方と宮城野部屋の力士の皆さんが電柱の陰からしばらく見守り続ける。まわし姿の力士が4人並んで子どもを見守る姿に所ジョージも思わず「何だこの画は!」とびっくり。森口も「見たことない、こういう映像!」と大喜び。

途中、寛治くんがおじけづいてしまい一旦帰宅するも、間垣親方がビシッと説得。お店に渡す予定だったポスターにサインを入れ、「これ(渡すのが)カンちゃんの仕事だから」と役割を与える。改めてスイッチが入り再出発する2人と、それを見送るまわし姿の力士たち。

せんべいを買い忘れはしたものの、ポスター渡しとお母さんへプレゼントする手ぬぐいを買うおつかいを無事達成した2人は意気揚々と宮城野部屋に帰還。みんなから褒められる2人を見て火が付いたのが長女の環(たまき)ちゃん(4歳1か月)。ちゃんこの材料に足りない豆腐と油揚げとシイタケを買い、親方の着物をクリーニング店から受け取ってくるというおつかいに挑戦。

しかし、「一番の気分屋」と言われる環ちゃんは着物を受け取ったところでおつかいをやめ、部屋に戻ってきてしまう。間垣親方は「まゆぽんみたいになれないよ?」と、環ちゃんも大好きな宮城野親方の三女・真結羽(まゆは)ちゃんの名前をあげ、やる気を出させようとする。それでもぐずる環ちゃんに親方は「赤ちゃんじゃない!お姉ちゃん!イヤイヤおしまい!分かった?」と普段とは違う強い口調で説得。

これでスイッチの入った環ちゃんは豆腐と油揚げを無事購入。青果店ではシイタケ嫌いな環ちゃんはシイタケの代わりに長ネギを購入しておつかい完了。部屋前で出迎えていた親方に抱きしめられ、若い衆からの盛大な拍手の中部屋へと戻っていった。

VTRを見終わった間垣親方は「僕がはじめてやったおつかいがネギだったんですよ。その話を多分覚えてて…」と環ちゃんをフォロー。所ジョージからは「おつかい終わると娘の味方になるよね!」と突っ込まれタジタジになっていた。

写真提供:(C)日テレ

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