衝撃の最終回『秘密を持った少年たち』 ユキ(大原優乃)と玲矢(佐藤海音)を待ち受ける運命は?人間と夜行の最終決戦へSNS反応「とても悲しい最後だった」

2023.12.25 19:00

12月22日深夜に日本テレビ系金曜ドラマ『秘密を持った少年たち』の最終話が放送された。玲矢(佐藤海音)の母・芳美(橋本マナミ)によって焼かれ灰になったはずのユキ(大原優乃)は、記憶を失った状態ではあるが、普通の人間として生活を送り、新たな恋人・翔(松本大輝)と結婚を控えていた。それでも、玲矢が歌う『ブラッディ・ララバイ』を聴いたユキは完全に過去の記憶を取り戻したのであった。

夜行の世界に巻き込みたくない玲矢は「もう二度と来ないでくれ」とユキに冷たい態度をとる。それでもユキは玲矢を追いかけ思いを伝えると、2人はキスを交わした。その時、ユキに翔からの着信が。「お家で待っていて」と伝えるユキを横目に「翔さんと幸せになって」と言い残し、玲矢は姿を消した。その光景を見つめる慎一郎(西田至)は、玲矢のことを思うあまり再び夜行・エマ(女王蜂・アヴちゃん)の元を訪れる。ただエマは、慎一郎の心の内を見抜いていた。ユキがいなくなれば慎一郎は玲矢を自分のものにできるかもしれないが、自分でユキに手を下すわけにはいかず、自分を頼ってきた。エマがそう問い詰めると慎一郎は、何も言い返すことはなかった。

そんな中、かつて夜行狩りのリーダーであったが、夜行に変えられてしまった黒瀬(大東立樹)は、ユキの家に忍び込み、翔の血を吸い付くし灰にしてしまう。人間に戻ることを願う黒瀬は、夜行が日光に耐えられるようにするため研究を進める隆介(大谷亮平)を救出し、結託。ユキを捕らえて実験に挑むも、結局、日光に耐えられるのは人間だからであって、投薬などで夜行が日光への耐性を得ることはなく、誰かの血を飲めば夜行から人間に戻ることもないと言う結論に。

自暴自棄になった黒瀬は、ユキの血を吸おうと襲い掛かる。玲矢と慎一郎の救出も届かず、ユキが犠牲になってしまうと思われた…その時、隆介が身を挺(てい)して阻止。血を吸われ続けた隆介は灰になってしまう。このシーンにSNSでは「目の前で父親が死ぬのがきつい」と玲矢に同情する声も。

玲矢と慎一郎が黒瀬に襲い掛かったところで、シーンは2年後へ。ユキの前からいなくなった玲矢たち、そして、闇に葬られた夜行。再び玲矢たちの歌声を求め、ユキがライブハウスを訪れると『404 not found』が熱唱する姿が。その光景がいつか現実になることを願うユキであった。

『秘密を持った少年たち』日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜 深夜24時30分〜24時59分放送
TVer、Hulu では、毎週金曜24 時30 分から定時配信

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写真提供:(C)日テレ

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