藤原紀香 歌舞伎役者の妻として、俳優を辞めて裏方に回るべきだったのか…夫・愛之助が本音を語る

2023.12.22 11:15

俳優の藤原紀香が、20日放送の日本テレビ『1周回って知らない話 3時間SP』に出演。バラエティー初共演を果たした夫・片岡愛之助が、本音を明かした。

芸能生活30年を迎えた藤原。俳優としてだけではなく、歌舞伎役者の妻としての顔を持つ藤原に対し、“今どきの視聴者が聞きたい1周回って知らない疑問”は「歌舞伎役者の妻としてちゃんとやれてるの?」

“表舞台の仕事から裏方に回るのは無理だ”と、散々言われ続けたという藤原は、歌舞伎界について「私もわからなかったので、本当にいろんなことが」と振り返り、歌舞伎鑑賞で拍手をしたら大バッシングを受けたというエピソードを告白。

「歌舞伎公演を見ていて、“素晴らしいな”と思うシーンは拍手してしまって」とその状況について話し始め、舞台上で演じる方々に対し「“わーすごい!”って普段のようにやっていたら、“紀香ちゃんが拍手してたで…”っていうことを身内だったり、歌舞伎界の方に、それはやっぱり怒られましたね。やっぱり身内が拍手するのは、はしたないっていうことだと思うんですけど」と打ち明けると、スタジオからは驚きの声が上がった。

複雑な歌舞伎界で妻としてやっていくためには、自分は仕事を辞めて裏方に専念するべきではないかと、大いに悩んだ藤原。人生の大きな選択を迫られた彼女は思い切って夫に相談し、意見を聞いてみた。すると片岡は一言、“俳優を続けるべき”と即答したという。その時の真意について、メッセージを寄せた片岡は、「僕はやっぱり、彼女の1番のファンでありたいし、1番のファンですから」と話し始め、「やはり彼女がずっと今まで築き上げてきた実績というものを、ゼロにしてしまうってのは、特に同じ職業、同業者ですから、すごくわかりますので、全否定することになるので、それは絶対に辞めちゃいけないと思っているんですよね」と思いを告白。

そんな片岡は、妻の存在について「“僕にはもったいないじゃないか”って(周りから言われます)。“その通りです”って言ってます、僕は」とコメントし、「妻あっての私でございます」と、俳優を続けながらも献身的に支えてくれる藤原への感謝の気持ちを伝えると、藤原も「二人三脚ですよね。俳優として役者としてお客さんの笑顔が一番なので、同じ目標を持って一歩ずつ歩いていこうってことを思ってますね」と思いを打ち明け、締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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