ディズニーの86年前の”楽譜”に残された細かいメモ書きに驚き…アニメ制作過程の秘密を知る

2023.12.18 13:15

古今東西の名物講師が登場し自ら「使える学問」を講義する『世界一受けたい授業』が12月16日に放送された。『ディズニー100周年!時代を超えて愛されるディズニー音楽!15の秘密』という講義では、今年で創立100周年を迎えたディズニーの“音楽の魅力”を特集。ディズニー初の長編アニメーション作品『白雪姫』の楽譜原本が日本のテレビで初公開された。

番組ではアメリカ・カリフォルニアにある『ウォルト・ディズニー・スタジオ』に、カメラが潜入。手書きの楽譜などが保管されているライブラリーの様子が放送された。ライブラリーの責任者が「厳重に管理されていたため、何年も誰も目にしていないんです」と取り出した、1937年公開ディズニー初の長編アニメーション作品『白雪姫』の楽譜原本には、作曲家や監督たちが書き残したアニメーションの場面設定が細かく書き込まれていた。『白雪姫が笑う』や『あくびをする』といった内容がメモされており、ディズニー音楽の詳しい谷口昭弘教授によれば、ディズニー映画の制作では楽譜にアニメーションのタイミングも書かれており、その楽譜を見ながら絵を書くのだという。

実際に完成した映画のシーンを見ても、曲調の変化に合わせて白雪姫が目を覚ますなど、楽譜と映画が一体となっている。86年も前から音楽に合わせて絵を作っていたディズニーについて、スタジオ出演したピアニストのハラミちゃんは「映像があってそこから逆算して音楽が作られているって勝手に思っていたので、音楽がもはや主役と言ってもいいくらいの作品なんだっていうのにびっくりしました」とコメントを残した。

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写真提供:(C)日テレ

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