宮野真守 7歳から芸能界入りするも「売れ残り」 そこからなぜ人気声優になったのか?

2023.12.18 11:45

声優で俳優の宮野真守が17日放送の『おしゃれクリップ』に出演。子役から声優になったきっかけを明かした。

7歳で子役として芸能界入りし、芸歴33年の宮野。MCの山崎育三郎が「子役からずっとやってきて、どういう流れで声優にたどり着くの?」と質問すると、宮野は「ずっとエキストラだったんですよ、お仕事が。正直売れなかった、子役としては」と話し始め、周囲で活躍する子たちを見ては、「“僕はどうして、ああなれないんだろう”っていうフラストレーションとか劣等感を、ずっと抱えながら生きてきて」と、芝居と共に歩んだ苦悩の幼少期を回顧。

続けて、「中学時代までは、それでもなんとなく良かったんですよ。高校に入ってめちゃくちゃ焦って」と、子役ではなくなった時期の焦燥感を明かし、「なんとなく、感覚的には売れ残り」と、不遇の時代を思い返した宮野。そんな中、当時のマネジャーから、顔を出す仕事ではなく、声優の仕事のオーディションを勧められ、受けてみることに。

見事、仕事はもらえたものの、「NHKの海外ドラマのレギュラーの仕事だったんですけど、初めの一話のオンエアを見た時に、もう下手くそすぎて。もう幻滅して、自分に」と、早々に挫折したことを回顧。それでも食らいつき、「先輩方の背中を見ながら、必死で覚えた時に、吹き替えの仕事だったのが功を奏して。僕のやってた(吹き替えをしていた)、子役の海外の役者さんがめちゃくちゃうまかったんですよ」と、苦悩の中で光を見出したことを告白。

「そこに乗っかった時に、“俺こんな声出せるんだ”とか、“こんな表現できるんだ”っていうのが見つかって。そこで声優の面白さっていうのを初めて味わって。そこから自分でも“色んな技術が磨かれていったかな”っていう感覚はあります」と、現在の地位に至るまでの第一歩を明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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