ハラミちゃん『東京ディズニーリゾート』に流れる”音楽”の秘密に感動…あえて“BGMを流さない”エリアの仕掛けとは?

2023.12.18 10:00

古今東西の名物講師が登場し自ら「使える学問」を講義する『世界一受けたい授業』が12月16日に放送された。『ディズニー100周年!時代を超えて愛されるディズニー音楽!15の秘密』という講義では、今年で創立100周年を迎えたディズニーの“音楽の魅力”を特集。ピアニストのハラミちゃんと日本テレビの岩田絵里奈アナウンサーが東京ディズニーリゾート®︎を訪問し、園内で流れている音楽の秘密に迫った。

まず二人が訪れたのは、テーマソング『小さな世界』と共に世界を旅するアトラクション『イッツ・ア・スモールワールド』。ここではアトラクション内で流れる『小さな世界』のところどころに、ディズニー映画の曲が13曲も混ざっているのだという。アトラクションの場面に合わせて、それぞれの曲のフレーズがさりげなく流れるのだそうだ。

絶対音感を持つハラミちゃんは、「小さな世界がGメジャーっていうコードなんですけど、そこに合わせてアレンジされているので原曲と全然違う風になっていて、ちょっと難しいです」とコメントしつつ、『イッツ・ア・スモール・ワールド』の世界観を壊さないように、さりげなく散りばめられ全13曲のうち、8曲を聴き取っていた。体験を終えたハラミちゃんは「いや楽しいです!なんかもう謎解きをしてるみたいな」と新たな楽しみ方に笑顔を浮かべた。

パーク内にはそのほかにも音楽に関する様々な仕掛けがあり、中にはディズニーの世界観に没入させるため、あえてBGMの流れていないエリアも存在する。BGMがない代わりに蒸気船や機関車の音が聞こえてくる場所に足を運んだハラミちゃんは「環境音そのものが、もう世界観を演出している気がするので、余計な音楽を無くしているんですかね?」と分析した。東京ディズニーランド®︎、東京ディズニーシー®︎のどちらにも、BGMが無い場所があるそうだ。

またエリアや施設によってそれぞれのテーマにあったBGMを流し、エリアの世界観や雰囲気を作り上げているパーク内では、それぞれのBGMが混ざらないように、各エリアを橋や道で離すなど工夫を行っている。なかでも『ウエスタンランド』と『アドベンチャーランド』の境目には滝が設置されており、滝の流れる自然音でそれぞれのBGMが遮られている。ハラミちゃんは「計算し尽くされてますね!」と感心。

さらに東京ディズニーランド®︎で行われているショー『ディズニー・ハーモニー・イン・カラー』で使用しているディズニーソングはパレード用にアレンジしているという。ゆったりとした曲調の映画『ピノキオ』で使用されている『星に願いを』は、パレード用にアップテンポな曲に。さらにもう一つのポイントが「1つの曲が流れている間にその次の曲がうまい具合に重なって乗り変わる」音楽の工夫。バラバラだった原曲のキーやテンポを合わせ違和感なく次へと乗り替わっていくシステムにハラミちゃんも「テンポとかコードとかも全てうまく揃っていて、アレンジを聞くだけで十分な素敵な音楽です」とディズニーの音楽へのこだわりに感動していた。

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写真提供:(C)日テレ

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