『東京コミコン2023』オープニングセレモニーで夢のような共演の実現にファン熱狂

2023.12.15 12:30

『東京コミックコンベンション2023』(以下、『東京コミコン2023』)が12月8日(金)~12月10日(日)に幕張メッセにて開催され、イベントにはマッツ・ミケルセン(『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』)、ベネディクト・カンバーバッチ(『ドクター・ストレンジ』)、トム・ヒドルストン(『アベンジャーズ』)、ユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ』)ら10名もの豪華セレブが来日し、会場に集まったファンと共にイベントを盛り上げた。今回entaxでは初日の8日(金)に行われたオープニングセレモニーの様子を中心にリポートする。

『コミコン』とは、1970年にアメリカで開催されたイベントを原点とする、漫画を中心としたポップカルチャーのイベント。サンディエゴでは毎年7月上旬に開催しており、漫画・アニメ・ゲーム・映画と内容も拡大して変化しながら、現在では13万人以上の来場者が集まる大イベントに発展している。『東京コミコン』は2016年12月から開催され、過去にはクリス・ヘムズワース、オーランド・ブルームなどの豪華セレブゲストが集結し、日本でも大盛況のイベントとなっている。

■ファン熱狂のオープニングセレモニー

『コミコン』では、セレブと一緒に写真が撮れる撮影会やサイン会もあるが、1度に全員のセレブを見ることができるファン必見のイベントは初日に行われるオープニングセレモニーと最終日に行われるグランドフィナーレのみとなっている。その為、ファンは初日の早朝から会場に足を運びイベントの開始を待ち侘びている様子だった。オープニングセレモニーが開始する頃には、ステージ周辺は人で埋め尽くされ、メインMCを務めた小田井涼平の驚きのコメントと共にイベントがスタート。

オープニングステージに集まるファン

『東京コミコン2023』アンバサダーの新田真剣佑がステージに登場すると会場は歓声に包まれ、「思ったより奥にも人がいるんですね」と会場の盛り上がり具合に感動している様子だった。新田が開催宣言をすると会場は大きな拍手に包まれ、『東京コミコン2023』が開幕。

新田真剣佑

続いて、PR大使兼コスプレアンバサダーの伊織もえが登壇し、いよいよ来日セレブの登壇。まず始めにポム・クレメンティエフ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ)が登場し、「日本に戻って来れてとてもうれしい。今回は他のセレブとも一緒にステージに出る予定なので楽しんでいってください。東京コミコン、バンザイ!」と楽しそうにあいさつ。

ダニエル・ローガン(『スター・ウォーズ』シリーズ)は「タダイマー」と日本語で叫びながら登場し、会場から「おかえりー!」と大歓声を浴びていた。続いて、自身の携帯を片手に撮影しながら登場したのは、テムエラ・モリソン(『スター・ウォーズ』シリーズ)。ニュージーランド出身ということで、伝統的なダンス“ハカ”を披露し「オゲンキデスカ!コンニチハ!」と日本語であいさつをするというサービス満載の登場をした。

仲良く談笑するテムエラ・モリソン、ダニエル・ローガン

続く、エヴァンジェリン・リリー(『アントマン』シリーズ)が登場すると一段と会場が盛り上がり、「コンニチハ、アリガトウゴザイマス。お招きいただき戻って来れてうれしいです。みなさんのコスチュームを見るのを楽しみにしていますし、おもてなしにも感動しています」とコスプレをして来場しているファンが多いことにも触れ、ナタリア・テナ(『ハリー・ポッター』シリーズ)は「こんにちは、招待いただきありがとうございます。後でファンのみなさんに会えるのを楽しみにしています」とあいさつ。

ナタリア・テナ、エヴァンジェリン・リリー

続いて、ユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ』シリーズ)の名前が呼ばれると会場からは悲鳴にも似たような歓声があがった。「コンニチハ。日本に来られて本当にうれしいです。招待いただきありがとうございます」とあいさつし、会場中を見渡しうれしそうに微笑む姿も見られた。ここからさらに会場内のテンションは上がり、トム・ヒドルストン(『アベンジャーズ/ロキ』シリーズ)が登場すると会場が大歓声に包まれ「ハロー!オマネキイタダキアリガトウゴザイマス!」と日本語であいさつをすると、喜びの声があがった。

さらにマッツ・ミケルセン(『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』)が登場し「コンニチハ、トーキョー。たくさんの人が来ているのでクレイジーな週末になりそう」と日本語を交えながらあいさつ。そしてベネディクト・カンバーバッチ(『ドクター・ストレンジ』シリーズ)の名前が呼ばれると会場からは再び大歓声が上がり「みなさんにお会いできるのをとても楽しみにしています。オアイデキテウレシイデス」とあいさつし、会場のボルテージが最高潮の中、最後のセレブのクリストファー・ロイド(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ)がゆったりとした足取りで登壇し「みなさんが素晴らしい週末を送れることを祈っています」とベテランらしく落ち着いたコメントであいさつを締めくくった。

共演経験のあるマッツ・ミケルセンとベネディクト・カンバーバッチ

ここからは、登壇した豪華なメンバーで鏡開きなど『東京コミコン2023』らしいコーナーが行われたが、木づちを配られる間も楽しそうにセレブが雑談する姿が印象的だった。ファンもその様子を見ながら時折、悲鳴に似た歓声が上がることも少なくなかった。

木づちを持ちながら話すポム・クレメンティエフとエヴァンジェリン・リリー

特に、ユアン・マクレガーとトム・ヒドルストンはイベントステージに詰めかけたファンを一人一人見渡し、お互いのファンがいると教え合いファンサをするというほほ笑ましい光景も見られ、ファンにとっては夢のような共演のオープニングセレモニーとなった様子だった。

トム・ヒドルストンのファンを見つけたユアン・マクレガー
ファンサをするトム・ヒドルストンと微笑むユアン・マクレガー

会場では、イベントステージの他に『MARVEL(マーベル)』『STAR WARS(スター・ウォーズ)』などのテーマに分けてのポップアップストアも出店され、開場と共にファンが会場先行販売商品などのグッズを買い求める姿もあった。商品情報などは事前に各ショップのSNSにて情報が解禁され、ショップ近くで先行販売商品一覧が掲載されたパンフレットも配られた。

1200品目以上の商品が販売された『MARVEL』『STAR WARS』ポップアップストア

イベントには3日間で延べ85,000人が来場し、過去最高の来場者数となった。2024年の5月3日(金)~5日(日)には大阪で、そして今回のイベントで『東京コミコン2024』の開催も発表され、今後もファンにはたまらない注目のイベントとなりそうだ。

写真:©︎entax

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